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(短編集)
さいはての彼女
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さいはての彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全262件 241~260 13/14ページ
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人生に煮詰まった女性が、新たな一歩を踏み出そうとする短編集。全作品を通しては、応援歌的なものを感じる。 イケイケ女性社長とサイハテという名のハーレーを駆るろう者の女性との出会いを描いたタイトル作「さいはての彼女」。本作品は、きらびやかに生きる事が全てとなってしまった女性が、本当に大切な事に気づいてしまうという、如何にもなお話だ。この分かりやすさがゆえに、かえって新鮮に思えてしまう。 タイトル作とつながる「風を止めないで」は、ハーレー女子の母親が主役で、しっとりとしたロマンチックな作品。 | ||||
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原田マハ作品は全て読んでいるが、個人的には本作が一番好き。 表題作の「さいはての彼女」を読んだ後に表紙の絵を改めて見るとグッとくるものがある。 女性なら、本書のどの物語を読んでも共感できる部分が見つけられるのでは? サラッと読めてしまうが、敢えて仕事がお休みの日に読むと良いかも。 | ||||
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全く興味がありませんがグイグイ話にのめり込んでいきました。 最初と最後の短編が繋がっててとっても良かったです。 たまにはこういう内容もいいかな。 | ||||
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仕事に悩んでいる人には気分が代わると思います。 爽やかな風が吹いているような読み心地です。 是非手に取って下さい。 | ||||
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ストーリー通り、バイクで一直線の道を駆け抜けているような読後感。 内容にさほど深みがあるとは言えませんが、爽やかで軽く読めます。 短編集の形態なので、電車の中とかで気軽に読むのに適しているかも。 | ||||
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エンジン音や風の感触など、いつもながらマハさんの表現力に魅了されています。バイク好き(かつて乗りたかった)の夫が読んで、乗っていた息子にぜひとも読ませてやりたいと購入しました。新品同様でありがとうございました。 | ||||
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冒頭の彼女、有能な秘書がいてくれたことは良かったと思いますが、彼女は愛されていたのでしょうか。寂しさだけが残ります。 | ||||
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情景が浮かぶ書は、相変わらずです。 オムニバス形式が活きてない感があります。 すんなり心に入る作品を2冊、読んだ後だけあって、残念です。 | ||||
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ひとつひとつの話が風を駆け抜けていて読んでいて爽快な気分を味わえました。 | ||||
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ハンディキャップを背負いながら、ひたすら走り続ける バイク「さいはて」と主人公ー凪、そしてそこで出会う人たちが織りなすストーリーが 頑張らなくては自分も…そんな気持ちにさせてくれました。 そしていつか夢をあきらめずに旅に出ようと、何ぐずぐずしてるのいつまでも さっさと旅立ちましょう…心はすっかり旅支度、そんな気持ちになりましたね。 | ||||
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あまり印象に残らない短編ばかりでした。さらっと読める感じです。 通勤電車の中で気軽に読むような作品かな、と思いました。 | ||||
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女性が主人公の短編集が4つ収録 人生をあがいてみよう というメッセージが書かれている 不思議と読むとさわやかな気持ちになります。 | ||||
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楽園のカンバスを読んだので、購入しました.楽園のカンバスには、魅力があふれていました.でも、さいはての彼女には、小説としての魅力がありません.内容は、いずれも、1) 女性が主人公で、2) 人生の成功をおさめたようにみえていたのに、スルッと手から離れて、分かりやすく言えば、3) いじけて逃避行をして…という、設定がどこか、80-90年代の、トレンディードラマに通じるもので、やや貧困.都合良く人の出会いがあって、再び、歩いて行ける…というもので、文章力も低い.最近の新聞にも通じるが、"てにおは"が悪いところがあり、推敲が足りないと思います.気楽に読むのであれば、短編であることもあり、読みやすいと思います.でも、「楽園のカンバス」と同じものを期待するのであれば、期待が薄いと思います. | ||||
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原田マハさんの小説は初めて読みました。 風景描写がわかりやすく、とても読みやすいです。 特に最初の話は疾走感があり、北海道の広大な大地を「サイハテ」で旅している気分になりました。 仕事を頑張っていて、でも孤独な女性たちが遠くに旅に出る短編集ですが、 彼女たちの脆さがよく描かれていて、共感できる部分あり、いやいやそこは・・・と思う部分あり(笑) ちょっと疲れてみたかったときに、少し癒しをもらえる、そんな一冊です。 | ||||
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夫々素敵な物語が詰まった短編集。 かと思いきや、すべてのエピソードは繋がっていて、最後に全体が見えてくる。 この構成は決して目新しいものではないけれども、でも爽やかで暖かなものがじんわり心にしみてくる。 才色兼備(古い表現で失礼)ながら唯我独尊で突っ走ってきて、ちょっとつまずいてしまった主人公がいとおしくなる。 凪という少女(とその両親も)の存在がファンタジックだけれども、魅力的。 | ||||
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意外な始まり方ではじめは「ふーん」と思っていましたが、静かであたたかい感動がおしよせてきました。原田マハさんの作品に出てくる女性はどの人も、凛とした芯があって好きです。 | ||||
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「旅をあきらめた友と、その母への手紙」のモデルとなった湯ヶ島温泉の客室にある文箱に、この本が入っています。この小説の冒頭に栞がはさんであり、すぐに読み始めました。まさに、いま自分が存在する空間を作者の言葉で表し、心象風景まできっちり描かれているのでちょっと不思議な想いにとらわれました。 小説集の全体的な印象は「キャリア形成に血眼になる女性がハシゴを外されて、自分探しの旅にでて、癒されて立ち直る」というパターンからの逸脱はなく、「片岡義男+伊集院静」的な小説作法の巧さを感じました。 しかし、偶然というよりは導かれた「必然」といった感じもしましたので、帰ってきてから書店に直行しこの本を買い求め再読しました。 | ||||
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男が読んでも身に沁みます。最初と最後の話に出てくる凪ちゃんが素敵です。 | ||||
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毎日忙しく仕事をしている自分とだぶらせて読んでいました 旅する情景が映画のごとく入ってきてまるで自分が主人公になったみたい 書かれている文書以上の想像も膨らんだりして 一気に読んでしまいました。面白かったです。 | ||||
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小説として読むには面白いです。文章もテンポがよく、描写も的確で、読んでいて気分がいいです。「お話」としては筋に無理がないようにも思えるのですが…。 この主人公みたいな女性、仕事してて何人かいるんです。やり手でばりばり働いてて、人生のすべてが仕事。それはいいんだけど、こんな風にすぐ感情的になって人のこと怒鳴りつけて、それはダメな相手のせいで反省なんかまったくしない人たち。彼女たちのことを思い浮かべると、旅先での三日くらいの出来事で人間がかわるとはとても思えない。態度を改めようとしたって、せいぜい一週間くらいのもんでしょう。だいたいこの主人公は反省してる様子なんて微塵もないしね。そう考えると、この小説全体が絵空事にしか思えなくなります。 主人公のメールに元部下はどんな対応をとるのか、そこをどう考えるかでこの小説に対する感想は大きく変わるでしょう。うまくいくなら、ずいぶん薄っぺらな作り話だなって思ってしまいます。もし作者がそこまで考えさせようとしてこのラストにしたんなら大したものだと思うけど、どうでしょう? そのあたり判然としないので、星は3つ。 | ||||
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