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(短編集)
さいはての彼女
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さいはての彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全262件 61~80 4/14ページ
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正確には帰りの飛行機の中で読んだのですが、釧路の余韻を味わいながら同じ冬の旅でした。 どの話もある程度歳をとった、独身女性の話ですが世知辛く流れていきそうな所を掬い上げ、人生を肯定的に捉えてくれました。 私も一人旅でしたがこの本のお陰で一人ではなかった気がします。 読んでいる間はとてもいい時間を過ごせました。 | ||||
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短編集である。 ・さいはての彼女 主人公は鈴木涼香(すずか)。会社の社長である。沖縄にバカンスに行くはずが、秘書の手違いで北海道の女満別(めまんべつ)に行くことになった。涼香は(これも秘書の手違いで)オンボロのレンタカーで北海道を走っていた。……のだが、安物なので、シートを動かすスイッチも、サイドミラーの位置を変えるスイッチも付いていない。普段はBMWにしか乗らない涼香は困り、車を停めた。そこに、バイクに乗った女の子が通りかかり、声を掛けてきた。彼女(ナギ)の勧めで、一緒にバイクで旅することになった。車種は、ハーレーダビッドソンである。ナギの仕事はハーレーを人の好みに合わせて改造することらしい。彼女は、山梨県からここに来ている。 だが、ナギは耳が聞こえなかった。読唇術で人の言葉を理解しているのだ。 宿で一緒に風呂に入った時に、涼香はナギの肩からももまで、ひどい火傷の跡があるのに気づいた。その傷には事情がある。 しかし、ナギはいろんなことを乗り越えて前向きに生きている。 ・旅をあきらめた友と、その母への手紙 波口(はぐち)という女性がひとりで伊豆旅行に行く。本当はナガラという友達と行く予定だったのだが、母親が脳梗塞で倒れ、行けなくなったのだ。ひとり旅もまた、いいものだ。 ・冬空のクレーン 都市開発企業で働いていた志保。部下とトラブルがあって会社を休み、北海道にやって来た。旅の途中でタンチョウヅルに出会い、タンチョウレンジャーの天羽(あもう)さんとも知り合いになった。自然からエネルギーをもらう志保が印象的だ。 ・風を止めないで 「さいはての彼女」のナギがまた出てくる。ナギの母親と父親(タオ)のエピソードが描かれる。そして、ナギをハーレーダビッドソンのキャンペーンガールにしたいという話が持ち上がる。母親のところに桐生というハーレーの営業マンが来てその話をした。しかし、実はその人物は……。さわやかな読後感の短篇。 知らない土地での旅。思いがけない出会い。いろいろなハプニング。こういうのが本当の旅だよなということに気づかされる。旅をした気分にさせてくれる小説だった。 | ||||
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全く興味なかったが、読んだあとはハーレーに乗ってみたいと思わせる本 | ||||
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言葉のひとつひとつが響くようでした。 年代的に共感してしまったのもありますが、沢山勇気をもらえた気がします。 | ||||
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爽やかな読後感であることは確かなのですが、とりあえずナギを綺麗に立てすぎている感じがしてちょっとなぁ。 今の自分にはキラキラしすぎていました。自分本位な感想ですみません。 | ||||
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読後感はどれもいい。いろんな意味での、さいはて。 どれもがささくれだった心をほぐす体験、出会いの大切さをしみじみと感じるような物語。それぞれ人生の岐路に経っている、キャリアウーマンが旅の中で切り替えるきっかけを手に入れるような話に、最後の作品だけはちょっと毛色が違うのかもしれないけれど、これもまたいいよなぁと感じさせる。 そして、ハーレーとその繋がりがとにかく素敵。 | ||||
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れないものかと思ったが、結構面白かった。 | ||||
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4つの短編集になります。 どれも情景が目に浮かぶような作品になっています。 北海道の雪景色、鶴の群れ、バイクで旅する耳の聞こえない女の子、、、 都会の人混みや、仕事に追われて余裕のない人に読んでもらいたい作品です。 | ||||
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とても前向きな話しばかりで読者も日常の嫌なことを忘れて前向きになれます。 | ||||
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素直に面白かった。仕事に煮詰まったときにまた読みたくなる、そんな本です。 | ||||
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好きなことを全力で楽しんでいる人には、最高の風が吹いてきて、その周りにいる人も気持ち良くなる。読後感が爽やかで、心の換気になった。 | ||||
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眼の前に想像出来る主人公のハーレーに乗る姿。演じるとしたらどの女優さんがいいかなぁ?と、思いながら読んでいました。 | ||||
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その後がとっても気になる話、続編待ってます もしかしてもうあるのかな ご存知のかた、教えてください | ||||
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たまたま見つけてレビューが良かったので読み始めました。 会社の昼休みや寝る前のちょっとした空き時間で読み進められた短編集。どの話も心の傷を抉られるような描写を含みながら、読み終わるとスカッとした気持ちよさが残るお話ばかりでした。 再生をテーマにしたというのも納得で、もう一度読みたくなる良い物語でした。 | ||||
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あまり小説?は読まないのですが表示されたので何となく。 短編ではありますが考えさせられて、かつ綺麗な物語でした。 もっと読みたい!! | ||||
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読書家を自称するくせにこの著者の小説は初めて読んだ。 舌噛みそうな名前という理由だけで。 もっと早く読んどけばよかった⋯。 さいはての彼女とは、ナギであり、ナギの母であり、女社長であり、女上司でもあるのだろう。皆清々しい。 脇役もいちいち清々しい。女社長の秘書しかり、女上司の男部下しかり、タオさんしかり、卓郎さんしかり。 バイクのことは1mmも知らないけれどこれを読んで自分も大型バイクに乗って北海道を旅してみたくなった。⋯とはならないが、ナギにタンデムしてもらいたいと思ったオッサンです。 | ||||
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いろいろ評価が良かったので、読んでみました。 どんどん先のページへ読み進みたくなる、久しぶりにワクワクしながら読める小説でした。 主人公のヒロイン達は20代から50代までといろんな世代がそれぞれの個性で物語を進めるので、人生の中のいろんな時代を感じながら同調する事が、出来ました。 | ||||
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久々に良い小説と出会えました 泣けました 本当に素晴らしい内容です | ||||
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爽やかで、でもセンチメンタルで、別々の地で同時に進む平凡で、でもかけがえのない日常。 そんな異空間を風のように駆け抜けるナギ。 きっと、作者は誰よりもロマンチストだと思います。 | ||||
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心の中に、すっと一息の透き通った風が吹き抜けるような、読後感。 | ||||
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