君のクイズ
評判
君のクイズの評価:
3.52/5点 レビュー 214件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全176件 101〜120 6/9ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
君のクイズの評価:
3.52/5点 レビュー 214件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
生放送のクイズ番組で決勝に出場した三島は、「まだ一文字も問題が読まれてない」のにボタンを押して正解した本庄に敗北して優勝を逃す。なぜ本庄は正解できたのかを三島が解明していくことが物語の軸だ。
長編にしては少なめの分量、「クイズ」という多くの日本人が親しんできたジャンル、そして内容のエンタメ性。これらが揃っているので、何も考えず読んでも「楽しかった」という読後感を得られる。
単純にエンタメとして面白いで終わっても構わない。だが、より深く潜ると何通りもの切り口で語りがいがある本になっている。僕もそのひとつについて書いてみたい。
三島は本庄の優勝の謎を解くべく、対戦した決勝戦を1問ずつ振り返る。そこで彼は「なぜ自分が正解できたか」に向き合うことで人生を振り返っていく。単純に知識を頭に蓄えたから正解ができたわけではない。そこに人生の記憶がフックとなっているから正解できた。それは本庄も同じである。この結論にたどり着く過程はさながら映画『スラムドッグミリオネア』を見ているようだ。しかし、その結論には大きな落とし穴があった。
三島はこれまでの人生の記憶がクイズに生きている。それは良い記憶も嫌な記憶も振り返れば取るに足らない記憶もなにもかもだ。
逆にクイズは三島の人生を救っている。クイズに向き合うことで三島は行動が変わり、人とも出会った。そしてクイズによって自分の人生を肯定されていく。
三島にとって仕事もプライベートもすべてクイズに繋がっている。僕はそこにいたく共感した。
様々な方と出会って思うのは、多くの人は仕事の脳みそとプライベートの脳みそがうまく接続されてないのではということだ。どちらかのモードのときはどちらかのスイッチを切っている。もっと言えばプライベートでも、たとえば趣味Aの脳みそと趣味Bの脳みそが接続されてないこともある。
僕にはそれができない。仕事のときにはプライベートのスイッチがどうしても切れないし、プライベートのときには仕事のスイッチがどうしても切れない。なんか考えること多くて頭パンクするなと感じていたのは、僕の脳みその容量が少ないことに加えて、スイッチを切れるところが一つもないからだ。正直生きにくさはある。
でもいいこともある。思わぬところでまったく関係のないジャンル同士や記憶同士が繋がって思わぬ考えが浮かんだりする。仕事で考えたことがプライベートで生きたり、プライベートで考えたことで仕事で生きたりする。
おそらく三島もきっと同じなのではないだろうか。脳みそのスイッチが切れない代わりに考えたこと、見てきたことのすべてがクイズに収れんされる。そんな気がして僕はうれしくなった。ある意味、僕もこの本で僕の生き方を肯定された気持ちになったのだ。
結末まで読むと、三島と本庄では「同じ競技をしていたようで実は土俵がまったく違っていた」ことがわかる。これはちょっとした社会批評性を帯びているのではないか。
「好き」を原動力にクイズに取り組む者と、「ハックして名をなすこと」を原動力にクイズに取り組む者。現代では、後者が賢く成功者であり、「ハックすること」が成功の秘訣として語られる。三島と本庄のコントラストはどちらが正義でも悪でもないが、どう生きたいかを読者に問いかけるものになっている。