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出没地帯 実話怪談
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出没地帯 実話怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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とても良かったですっ | ||||
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怖かったです。 | ||||
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とてもリアルで怖さがあり引き込まれるように読ませていただきました。引き込まれる。 | ||||
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怪談と言うのは、シンプルに伝える方が怖いと思っている。 他の方も言っておられるが、無理に作家らしい言い回し...というか、「どう?アタシってすごいでしょ?」 という文章なのだ。読者置き去りの自己満足に陥っているように感じられる。 ネタは作者が自ら取材した物ばかりと言うことで、活きが良いだけに残念である。 | ||||
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この方は、霊感があるし文章も手本となるようなほど流暢でキレイであるが、仏さんの気持ちを何も分かっていない。 亡くなった方だって、健在しているのだ。 霊障を起こす意味を知って欲しい。 ただ亡霊になって彷徨って、いたずらしているわけではないのだ。 場所まで、そして事件まで晒されて、仏さんの個人情報まるわかりなわけだ。 …ひどい女性である。 少しでも、上にあがれるよう花を添えたり線香あげたりするという考えは無いのだろうか。 この本は、本当に単純に、幽霊さんを晒しているだけである。 …新倉イワオさんの本を見習ってほしい。 | ||||
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初見の作家さんでした。 レビューの評価が良かったので購入。 まず文章は、失礼ですが以前の職業を鑑みると(本当に失礼な言い方ですね、すみません)良く出来た文章。 作家さんと考えると、並もしくは少々稚拙。 一見良く出来た文章に見えても、無理に作家らしい言い回しにしようとしている感じの箇所が何箇所かあるのが気になりました。 本題のホラーの内容。 大部分のエピソードにおいて、その霊の意思が感じられないというか。 ただそこを歩いていただけとか、佇んでいたとか、憑いて来てもすぐに消えたとか。 だからか、あまり怖くありませんでした。 まあ作者の実体験もしくは知人に聞いた話ということで、現実の心霊体験とはほとんどそういうものとも思いますが。 私自身少々霊感と言えるものがあり(作者ほどではありませんが)、極たまにそういうものを見ます。 道に佇む中年男性(道路ではなく塀の方を向いている)、女性の後頭部に張り付き女性を睨んでいた目、夜に近所の家のガレージに停められた車の助手席でどことなく楽しそうに揺れていた女性の影、一人で乗っているはずの連れの車(前を走る)の後部座席で遊ぶ女の子の影…その他諸々。 見えたからと、なぜそこにいるのかを調べようと思ったことなど一度もありません。怖いもん。 それを考えると、作者は心霊体験をした後にその物件について調べたり、すごいなぁと感心。 というか、この本を読んでそういった業界の撮影に廃墟などを使うと初めて知ったのですが。 怖いですよね、廃墟なんて。 読んで改めて、廃墟なんか迂闊に立ち入るものじゃないと(元から廃墟嫌いですが)。 読み進めるにつれ、稚拙さが気になる作家さんではありましたが、まあ読み易いですかね。 段落の作り方など細かい箇所も気になりますが。。 でもラスト・・・う~ん・・・「ラスト、怖い終わり方にしよう!」って意気込みが透けて見えるというか。。 他の作品も読みたいかと問われると、「いや、もういいや」という感じですね。 | ||||
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本格的で真実味のある怪談好きにはもってこいの一冊です。 どの話も読みやすく、なにより普通に怖い。 基本的には著者自身が体験した話がメインとなり、 各話にはきっちりとその場所の地域が記されています。 グーグルマップを使って現場を確認しながら読むと一層面白いです。 地域としては東京が7割。鎌倉が2割、その他といった感じです。 装丁はちょっと気味悪いですが、基本的にはご飯を食べながら読めるような内容が多かったです。 | ||||
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いないはずの第三者が現れた、北大塚のラブホテル。 江戸時代に処刑された刑罰者のように白い布で顔を隠した何者かを目撃した、目黒の邸宅の敷地内にある蔵。 不気味な子供を見かけた、鎌倉市にある、とある未解決事件の現場。 自身が体験したり、知人から伺った怪奇譚をドライながら生々しい筆致でつづった実話怪談集。 現在も存在する場所もあれば、今はもうない場所もある。しかし建物はないが土地は残っている。もしそこに新たに何かが建てられたら。もし自分がそこを訪れることになったら……。 情報が伝わらないだけで、きっと、こういう場所はもっとあるのだろう。生者・死者を問わず、人の思いが建物や土地のそこかしこに染み込み、電波と同じく、波長が合わない人間には何も見えず聞こえず感じられず、波長が合った人間の前でのみ再生される。だから同じ場所で見た人と見なかった人が出る。 そして本書に限らず全ての怪談に通ずることだが、真に不気味なのは、「なんだかよくわからないもの」の話だ。『タクシーの夜』のように幽霊でもなく、自身の体験故に都市伝説でもなく、錯覚の類でもない。「そういうことか」と得心する結末もなく、ただ厭な気持ちだけが残る話。 そういう話は、怖いというより、ただただ厭らしい。しかし、妙に惹かれる。 | ||||
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文章がとても良くできています。大変失礼ながら、AV出身で、これだけ文章力があるとは驚きました。素晴らしい才能です。内容も良くできており、とても良質な怪談です。これからも怪談を出していただきたいです。 | ||||
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中には怪談というより噂的なもんも入っていたけど、実話怪談を書くことにこなれていない感じの描写が却ってリアルで面白かった。 大体の場所も記されているので判る人には判るというのも信憑性アリ、で。 また、昨年の話なんぞも入っているので活きが良いし! 次回作が読みたい! | ||||
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作者がこの手の話にとってちょっと変わった職種の為、あまり聞かない怖い話を読むことができました。 最近はこういう怖い話の本がいっぱい出ますが、正直なところ大したことがないものもお見かけします。 しかし、この本は買ってよかったと思う内容でした。 体験した怖い思いをコミックではなく文にするのはなかなか伝えられなくて難しいですが、この作者様は 文で十分伝わり、読んでいてぞくぞくします。 | ||||
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前々から、美しい文章で怪談を書く川奈さん。今回は収録作品オール実話怪談で、怪異の起きた年代、場所まである程度特定できてしまう仕様に、胸躍らせて読みました。怪談小説『赤い地獄』の最終話「八王子」がパワーアップした印象を受ける28話に大満足です。 個人的には著者の実体験であり、他では聞いたことのない「母校の怪談」(出身高校で実際に遭った自殺・事件)や普通の駅ビル内で起こる「憑いてこないで」、ドッペルゲンガーと成りすましを折衷したような「タクシーの夜」「分身」が異色で面白かったです。 ケロッとした書き口で、けっこうシビアな怪談が語られるギャップも怖かった・・・。 東京、関東を中心に、すでに心霊スポットとして有名な場所から、現役AV女優時代に発見した事故物件、独自に調べたり個人的に体験したりして採取した怪異の現場など、バリエーションに富んだコンテンツで、暇を見つけてちょっと行ってみようと思えば行けるのも魅力。 大島てるさんのお墨付きもうなずける1冊でした。 カバーもカッコイイです。 サイトを見ていたら、まだ連載続いているようなので、続編を期待してます! | ||||
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異色の経歴を持つ著者が直接体験した、あるいはごく親しい知人が実体験した怪異を28編集めた怪談集。各編に怪異の起きた土地名が記され、多くについては何年の出来事だったかも記されている。また、取材過程で分かった事実も具体的に詳しく記されている。つまり、語り口がすこぶる冷静でノンフィクション的なのだ。 そんな語り口の割には、起きる怪異はかなり禍々しい。元老人ホームのスタジオで出会った老人、赤羽の廃病院スタジオに出た謎の看護婦(このスタジオ、たぶん評者も行ったことがある!)、著者そっくりの何者かがいろいろな人に目撃されているという「ドッペルゲンガー」もの、鎌倉の散在ヶ池や源氏山公園の殺人事件にまつわる怪異、親類の一人だと思い込んでいた、いつまでも幼いままの女の子…いずれも読んでいて幸せになるような正統怪談である。 加門七海氏の『たてもの怪談』にだまされて不愉快だったのが、帰りがけに書店でこの本に出会い、大逆転した。川奈さん、これからも怪談の王道をしっかり歩んでいって下さい! | ||||
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