フォーリング 墜落
評判
フォーリング 墜落の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1〜1 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
フォーリング 墜落の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
主人公、コースタル航空のパイロット・ビル。彼が仕事に出かけるのとほぼ入れ違いで、インターネットの修理で訪れた男がビルの妻・キャリーに銃を突きつけます。その後、LA発ニューヨーク行416便を航行させるビル宛メールが届き、そこには自爆ベストを着せられたキャリーの写真が添付されています。犯人はサム。彼は、飛行機を墜落させるようビルに要求します。家族の命か、それとも乗客の命か?そして、サムはビルに対してニューヨークではなく、ワシントンへ向かうよう指示します。
或る仕掛けによって乗客がいるキャビンが混乱に陥り、プランBがわだかまり、隙を見て、ビルはCAのジョーに危機的状況のありのままを告白しますが。。。。。これ以上、ストーリーを追うことはできませんね。中盤、見事な反転が炸裂します。
巻頭からサスペンスがハイテンションで持続し、コックピット内とギャレーがマルチ・スクリーンのように描写され、ジョーの甥でありFBIの捜査員でもあるセオの視点が加わることで、よりスリルが増幅され、異変に気付いた乗客がSNSを使ってこの特異なハイジャックを拡散してしまい、いよいよ416便側、ビル、CAたちが窮地に陥ります。911以降、対ハイジャックへの防衛手段が大きく変化したアクチュアリティー、悲痛なストーリーであるにもかかわらず、米国発のエンタメらしい「陽気さ」をも感じさせながら、読者は最後まで一気に読み切ることができるでしょう。
海の向こうで戦争が始まってしまった現在、このエンタメのバックグラウンドにある犯人側の「動機」については、考えさせられる多くのファクターが内包されています。経験した痛み、怒り、絶望。
そして、「いずれは……みんな死ぬ。それって公平なんだろうか?そう、公平なのよ」(p.244)。このあたりで少しグッときてしまった私は、(いくつかの欠点については目を瞑りながら(笑))滅法面白いと呟くことになりました。