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こいしり
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こいしりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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頼んだらすぐに届けてくれてありがとう | ||||
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畠中さんの作品は二冊目。シリーズものの第二弾ですが、今度も面白かったです! 今回も麻之助が大活躍します。 ・・・ 本シリーズの良さは、何といっても主人公麻之助のギャップ萌え的な魅力なのだと思います。 町名主名代として、奉行所にあげるまではいかないものの、長屋など町民同士では解決できないようなもめごとを裁定する。 16歳のふとしたことから真面目をどこかに落としてしまい、お気楽な若者となった麻之助。盛り場や賭場に知り合いが多く、演劇や賭け事など遊び上手。家にいれば嫁は取りたくないとか、仕事はしたくないとか、小遣い欲しいなど、謂いたい放題。でも、実は人の気持ちにきちんと配慮する気配り上手、義理堅いところがやはりいいのだと思います。 裁定を乞う二つのグループがいたとして、どちらの側もキチンと立て、心にわだかまりが無いように決着をつける、と。 もちろん、このように両者をすっきりさせるために綿密な調査!?を仲間とともにするのですが、このあたりはDetectiveモノの面白味があるのがまたいいですね。 因みに今回麻之助は結婚!します。前作「まんまこと」で偽装結婚じみた流れでしたが、今回とうとう年貢の納め時となりました。まあこれは以降への伏線にも見えますが。 てか、読んでない方には何の話だって感じですが、個人の備忘みたいなものなんでお許しを。端的に言えば面白いってこと! ・・・ ということで、畠中氏の時代小説でした。 解説で細谷正充氏も仰っていましたが、実に場景が目に浮かぶ描写。彼はこれを「幻視者」と表現していましたが、言いえて妙。 私も江戸時代の街並みで麻之助を見ていたかのような思いで読んでいました。 江戸時代が好きな方、ライトな時代小説を試してみたい方にはお勧めできる作品だと思います。 | ||||
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町名主名代麻之助が悪友と江戸の町を駆けまわる第2弾。 結婚しても、近所の悪ガキ3人組(笑)がさわやかに飄々と色々立ちまわってくれます。 江戸の町人文化の匂いがするお話で、読んでいて主人公たちと一緒に江戸の町を歩いている気分になります。 乞胸の長嶋礒右衛門が本当に存在していたとは知りませんでした…。 百物語の後…めずらしく主人公が立ちまわりません…怖い。 神田明神の勝守…あるんですねー。でも、縁結の御利益? 変化朝顔って、奥が深いのですね…「青渦蝙蝠南天葉…」「黄握爪龍葉…」、ネットで似たようなのの写真が出てきますが、江戸の朝顔文化ってすごかったんだなぁと思いました。 主人公の婚礼がさらっと書かれて終わっちゃいます、麻之助の目線に近いような書き方で、それがけっこうおもしろいと思いました。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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麻之助、清十郎、吉五郎の関係もあれやこれやとありつつ、麻之助とお寿ず、お由有の微妙な関係がますます気になるような、思わせぶりな設定で、それでいて安心感があります。 続きも出ていますが、ますますパワーアップし、「しゃばけ」シリーズを超えるシリーズになりそうな予感さえします。 | ||||
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話題の作家であり読んでみたかったのですが 結果は大変面白かったです 購入してよかった | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 「まんまこと」シリーズの第2弾で、「こいしり」「みけとらふに」「百物語の後」「清十郎の問い」「今日の先」「せなかあわせ」の6本が収められている。 主人公の麻之助がついに結婚することになる。祝言の席でも一悶着あるのがまたおもしろいのだが。 名主名代ぶりがかなり板に付いてきた。するすると巧みに事件や揉め事を解決していき、見事なものだ。 ストーリーとしてはちょっとつくりこみすぎていて不自然というか、予定調和的なものが目に付き、いささか不満が残った。 | ||||
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麻之助とお寿ずの婚礼の日、麻之助の親友清十郎の父源兵衛が高砂を謡うことになっていた、 ところが、源兵衛は当日倒れてしまう!当然結婚式は延期に・・・。源兵衛は病床で、昔かかわり のあったふたりの女性の安否を確かめたいと言い出した。この難題、どう解決すべきなのか? 表題作「こいしり」を含む6編を収録。「まんまこと」ワールド第2弾♪ まじめだと思われていた源兵衛の意外な一面を知ることになる「こいしり」、子猫たちが化けると いう噂の出どころをさぐる「みけとらふに」、百物語にまつわるちょっぴりぞっとする話「百物語の 後」、お守り紛失事件にかかわる人たちの想いの深さや複雑さを描いた「清十郎の問い」、余命 宣告をされた男の意外な顛末を描く「今日の先」、三行半をくださいと麻之助に迫るお寿ず。その 原因となった文に隠された思いもよらぬ事柄を描く「せなかあわせ」、どれもが味わいのある話 だった。人生、山あり谷あり。けれど、一生懸命生きていくことが大切なのだ。面白おかしい話の 中に、そう感じさせる部分もたくさんあった。これから先、楽しみなシリーズだ。 | ||||
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文庫化を待ちきれず単行本で読了。麻之助絶好調!あっという間にお寿ずと祝言をあげちまったよ。町名主としての手腕が磨かれてきたような気がする。早く続編が出ないかなぁ・・・ こんなサイトを発見。「こいしり」特設サイト [...] | ||||
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そんなに毎日事件が起こるはずがない。 だからこそ事件はおもしろおかしく語られるのだろう。 その裏にある真実と驚き。 軽妙な会話からそんな江戸の雰囲気が伺われる。 | ||||
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会話に必ずと言っていいほど相手の名前が入るのは、キャラの書き分けが出来ていないということなのか。 おまけに今回は話もイマイチ。 でもこれ、NHKあたりでドラマにしたら面白いかもしれない。その時は、ちょいとばかりキャラを脚色して。 | ||||
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前作はよかったと思います。 しゃばけとは違う、人間の物語。 続きが出たので読んでみましたが、ぱっとしないです。 そもそも麻乃助のキャラが中途半端すぎて魅力を感じない。 まじめだったのにちょっとした過去があってすごく変わってしまい、いい加減になった・・・。 と、あるのですが、いまいちよくわからない。 マンガのキャラのような、安易な人物像です。 では、ゆるされない恋の相手と今の奥さんとの間で心が揺れたり、何かあるのか・・・といえば、 それもいまいち何もない。(ないわけではないが、心にひびくようなことはない) 悪友たちとのゆるい会話がだらだら続き、今作はちょっと駄作になってしまった感があります。 ひょっとして水戸黄門シリーズのあの時間の枠でドラマ化を狙っているのかと思うような陳腐さを感じます。 しゃばけシリーズは結構いい感じなのになあ。 また次回作があるのか?あるなら読まないとこれじゃあ納得がいかないままなので、今後の展開を期待します。 | ||||
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『まんまこと』から、少し時間が空いたので、やや忘れていた部分もあり、読み進めて暫くの間はワールドに入れずにいたのですが、1話も読めばすっかり畠中ワールド。 「百物語の後」などは、しゃばけシリーズも書かれる作者らしい作品。 以前よりも更にデータを増やされているのでしょう、両国や神田あたりの当時の雰囲気が良く伝わます。 当時の風習や人々の暮らしの様子だけでも作品が楽しめるようになってきました。 麻之助のおゆうさんへの思い、このままお寿ずと縁組をしても良いの?と思わせる前作の終わりでしたが、今回の「せなかあわせ」では、良い夫婦となっていくようですね。 | ||||
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『まんまこと』のシリーズ第2弾。舞台はお江戸。神田の町名主麻之助とそのお幼なじみ清十郎、吉五郎が今回は6つの問題を解決して行きます。 ★ 清十郎の父の過去の思い人探し(表題作こいしり)。三匹の仔猫が出て来たり(みけとらふに)。ちょっと怖い百物語に関するお話(百物語の後で)。1つのお守りに対して2人の落とし主が現れる(清十郎の問い)。遊び好きの清十郎に弟子が!(今日の先)。一枚の恋文をめぐるお話(せなかあわせ)。以上短編6話から構成されています。 ★全体を通していろんなストーリーが盛り込まれています。ただやはり気になってしまうのが…、麻之助とおゆうの過去の想い…。『まんまこと』の時とそれぞれの立場が異なって行く中で2人のこの想いは、どうまとまって行くのか…!? 日々起こるちょっとした神田の出来事解決ももちろん楽しみですが。この2人の関係が読者としては切なかったりしますね、 | ||||
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『まんまこと』の続編。 あいかわらず主人公のお気楽者・麻之助はのらりくらりしていますが、町名主名代として人情味にあふれ、冴えた裁定も健在です。 女たらし清十郎と、堅物の吉五郎の幼馴染三人が集まって、今回もいろいろと事件の解決に挑みます。 そして前作から続きが気になるお寿ずとの縁談の行方、親しい人との別れ(ネタバレになるので詳しくはかけません)を経て、麻之助の胸に秘められ続けた想いはどのような方向に進むのか・・・。 『しゃばけ』シリーズも好きですが、こちらも畠中さんの代表的シリーズになること間違いなし!だと思います。 | ||||
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