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静かな木
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静かな木の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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朗読の勉強で藤沢周平の静かな木をとりあげました。風景の美しい描写が時を越えて心に響きます。近くの書店になかったので、注文しましたが、すぐに届けて頂き、ありがたかったです。又、利用したいです。 | ||||
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良い作品です。でも、私は三悟楼さんで発売されたものを持っていました。襲名なさっていたことを知らなかったもので、てっきり仙台の小さんさんだと思い買ってしまいました(T_T)お願いです、商品説明のところに一言付け加えておいてください。 | ||||
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短編だが、大変佳かった。ただ、運上金、冥加金の説明などは、司馬遼太郎なら、文章の流れのなかでサラリとしかしキッチリと説明するだろう。 藤沢周平は、初めて読んだ。 | ||||
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何時も藤沢周平の作品には安堵感があります。 | ||||
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しばらく漫画の世界オタクしてましたが 日曜の昼下がりのお供に、と 久々にこういう世界に帰って来ました この手の時代劇にもある陰謀や剣の閃きのような人間的というかどろ臭い世界に疲れたら こういう世界で一服するのも悪くないですね こちらのジャンルもきりがないのは一緒なのでじっくり選んで買ってみようかな 時代小説と言えば図書館でも司馬遼太郎や山本周五郎なんかと並んで入手しやすかった藤沢作品ですが、時には返却日を気にせずだらだら見るのも悪くないものですね | ||||
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気持ちよく読了いたしました。 | ||||
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藤沢さんの描く世界は大好きだ。受け止め方は人それぞれと思うが、その文章の美しさも相まって描かれる主人公などの生き方にはいつも感銘を受ける。 | ||||
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もちろん再読、短編3作どれも、絶品。最後の落語師匠立川団四楼の海坂藩の地図も、旨く書いてある。 | ||||
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はじめて藤沢周平を読む。 実に自然な文体である。 筋書きも無理がなく、いたって自然である。 押しつけがましさないので読み終わりの余韻がいつまで続く。 時代劇とは、時代劇だから面白いのでなく、時代劇作家に優れた作家が多い から面白いのではないだろうか。 そう思えてきた。 | ||||
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時代小説の醍醐味は武士の生き様。色んなタイプの人物が登場し、都度に驚かされました。 | ||||
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藤沢周平最晩年の境地を伝える3編 舞台は架空の東北の小藩・海坂藩 「岡安家の犬」 家族に大切にされていたアカ犬を友人たちに鍋にされてしまった甚之丞 自分も自分の家の飼い犬とは知らず美味しく食していたのだが、真相を聞かされ激怒 首謀者である友人・金之助とは絶交、自分の妹との婚約破棄を宣言します 犬を食べるという食習慣には一歩引いてしまいますが、当時はごく普通のことだったようです 婚約破棄のダメージが大きい金之助は、とある計画を実行に移します さて、彼の目論みは上手くいくのでしょうか 「静かな木」 隠居暮らしの孫佐衛門 ある日、釣りから帰ると留守中に他家に嫁した長女・久仁が来たと伝えられます 20年前に家禄を減らされた一件に始まる、闇に葬り去られた事件が再び甦るのでした 物語の冒頭で描かれた、寺の大欅を見上げる孫佐衛門の心情が、物語の終りでどのように変化していたのか 話の展開、人物の配置の上手さに頭が下がります 「偉丈夫」 本藩(海坂藩)と支藩(海上藩)の間の境界争いの掛け合い役に選ばれた権兵衛 身体は大きいものの、ノミの心臓の持ち主の権兵衛が守備良くお勤めを果たすことは出来るのでしょうか 藤沢周平さん最後の短編だそうです これより後、新作の発表が無かったことは大変残念ですが、最後の短編がユーモアと優しさに溢れた作品であったことは嬉しいことです | ||||
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有難うございました。これからもよろしきお願い致します。それでは失礼いたします | ||||
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短編と思い すらーっと読んでしまうのではと思った以上に 心穏やかに そして次に重みがお腹に響き 読み応え最高でした 自分に置き換え 悩み 解決してスッキリ、さすが藤沢先生です | ||||
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なぜか字が大きく、すぐに読み終わってしまいますが、短編ながらピリリと美味しい三編です。飼い犬が元でおきた事件と、その意外な結末(『岡安家の犬』)。欅の老木に我が身を重ねる老武士(『静かな木』)。短編の遺作(『偉丈夫』)。 | ||||
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「岡安家の犬」「静かな木」「偉丈夫」の3つです。 意地と我慢と虚仮の一念。 主題明確、論旨鮮明、起点にあっては結びを予想するところ能わずという短編の模範のようなものです。 比較するとしたら、唐代に多くを学んだ芥川氏でしょうか。石川淳氏よりは古い形式です。 | ||||
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とても読みやすく、藤沢修平らしいエンターテインメント作品です。 | ||||
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藤沢周平の作品は、文体が心地よく、場面展開の表現も心地よく、とても好きです。 | ||||
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藤沢周平氏は好きな作家なので若い頃から氏の作品を愛読しているが、 電子書籍になった機会に改めて本作品を読んだ。 時代小説ではあるが、人間の尊厳、生きる意義を考えさせられる密度の 濃い作品である。 若い人達にも一読を薦めたい。 | ||||
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藤沢さんの作品が好きで、安価で好きな作品を購入でき満足しています。 | ||||
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武士の一分くらいしか知らなかったのですが、この本は何度も読めます。犬の「アカ」についての章は犬好きのわたしには満足です。すべての章は海坂藩区域です。 代官町、百人町、鍛冶町など藩の町並みを彷彿とさせます。このような当時、侍の高齢者を主人公にする作者ですが、今でも小役人の哀切さが共通しています。家禄の加増も意外に正直な行動で報われたりするので、とても安心出来ました。 タイトル「静かな木」大木、楡の木は弱くても生きていればよいこともあると伝えていると思います。もっと早くにこの作者の世界に浸れば良かったと思いながら、再びページを開くわたしです。それは簡潔で綺麗な文体や、文豪藤沢ワールドに浸ってみたいからです。 構成的に見ても3章の物語は素晴らしいと思いました。短編集ベスト1にしたいので、星5つにします。 | ||||
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