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海鳴り
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【この小説が収録されている参考書籍】
海鳴りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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男のロマンかな。 でも新兵衛さんの体調大丈夫かな? | ||||
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初老を自覚して、ふと身の回りを見ると、生きて来た甲斐を認め得るものが何もない、心に寄り添ってくれる人も身内にいない、となると不義密通い行き着くのか、上巻は、光陰定まらずに終わる。若い頃は、読むに進まなかったが、近頃はそうでもなくなった。 | ||||
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はじめて白髪を見つけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てにむかえた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。……家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新兵衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみ・おこうに、果せぬ想いをよせてゆく。新兵衛の心の翳りを軸に人生の陰影を描く。 | ||||
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面白いと思いますが。。。 丸子屋の主人が鍵を握っている人物で最後に白黒ハッキリするかと思ったら、フェードアウトした儘、戻らなかった。 ・・・消化不良気味です。 | ||||
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書きっぷりは素晴らしい。特に最後の2章。星7つ。ただし、所詮、不倫で身勝手なお話し。好みの問題で、減点。 | ||||
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字間・行間に違和感があり、標準タイプに比べると逆に疲れる。 あとは慣れることでしょうか。 | ||||
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江戸の紙問屋の主(あるじ)を主人公にした作品。藤沢作品といえば、武士を主人公 にしたものが多いように思うが、その意味では異色?の作品である。 問屋同士の抗争と主の他店の内儀との不倫が二本の柱になっているが、主人公を始め、 登場人物の心の機微がきめ細かなタッチで描かれ、さすが藤沢作品と感じ入った次第。 ただ、特に内儀との不倫をめぐるストーリー展開にいささか無理があるように感じら れたし、「海鳴り」という題名も、何か内容にそぐわないような気がした。 とにかく、話が、ゆるやかな丘陵を上ったり下ったりたりしながら進むような感じで、 躍動感がないというか(わざと藤沢はそういう筆致にしたのかもしれないが)、気がつ いたらいつの間にやら読了していた。やはり藤沢作品といえば、藩のお家騒動や剣豪? を扱ったものが圧倒的に面白いと思う。 | ||||
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主人公と同じおやじの身としては非常に共感できる(というか羨ましい)。が、あまりに「おやじ目線」で描かれるストーリーには正直ちょっと引いてしまうところも。「名作」というにはややご都合主義に過ぎる感は否めない。「不倫小説」としては名作に違いないが・・・。 | ||||
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藤沢周平は今まで、武士ものばかり読んでいましたが、この本は紙問屋の主人公を中心に、型にはまった江戸時代の商人の生き方を描いています。 とはいっても、特に刷新な視点があるわけでもなく、現代でも十分に家族ドラマになりそうな家族や仕事、浮気が題材です。良いところは、良い悪いは別にして、全てがすっきりとまとまる話である事です。 話が急展開するのは、下巻の途中から。 少し辛抱が必要かもしれません。 | ||||
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