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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎
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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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前作に比べて会話がスムーズに読めました。展開はとてもドラマティックで、楽しめました。 | ||||
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物書き兼医療職の端くれとして、ミステリーに造詣が無いのはマズイな…と思い、本書を購入。 癌で暗殺!?と言うのが目を引くが、癌でどうこうは別として診療上、故意に近い過失で命を落とした人間は見たことがあるので、さてどんな話なのか…と紐解いてみる。 ミステリー作家にしては情景描写、特に風景の描写が上手い印象を受ける。 冒頭の冬の秩父山中の書き方は景色がまじまじと浮かぶから、これは見事だ。 さて、肝心の癌。それも人工的にと言う行だが、果たしてどんな…と仕事柄wktkして見てみると、メラノーマ(皮膚癌の一種)の移植とあって、なんだよその程度かよと拍子抜けしたが、普通の神経では癌の移植は考えつかないから、それはそれでお見事であった。 しかしこの作者の恐ろしいところは、そんな程度では終わらず、話が三転位は簡単にする。 現代の推理作家の大手の中山七里の最後に一発の逆転とは様相が違う、兎に角忙しい位に話が変わる。 ここまでの物はパッと思いついただけでは書ける筈が無いから、この人はきっといつもこんなことを考えて生きているのでは…と戦慄すら覚える作品だった。 基本的に褒めているレビューだがやっぱり同業として推理は苦手という個人的なw思いもあり、星3つ。 しかし推理大好き人間には4、5はきっと固いだろう。 | ||||
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多少の突っ込みドコロはあれど楽しく読んでいたが、255P辺りから中途半端な荒唐無稽で、なんというか白けてしまった。元々が思いっきり荒唐無稽なら白ける事はないんだが… 伏線が伏線である事が少々分かりやす過ぎないか? 天国の彼とか、天に召された後話すとか大真面目に思ってしまう人はロマンティストなんだろうな。と、しみじみ思う 苦痛の我慢は美徳である。の考え方が代替治療に走らせる原因の様な気がする 「笑うと癌細胞が消える」や「ストレスを溜めない」も代替の一種のような気がしてしまうんだが 騙すというなら、無駄になる可能性は十分知ってるのに、保険適用上の順番で着々と悪化を待つ医療を施す方が騙しに近い気がしてしまう。個人的には「そうなるとは限らない」ではなくて「そうなる可能性もあります」と言ってくれる医師にかかりたい | ||||
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あるはずのない腫瘍を人工的に発生させる「暗殺腫瘍」をトリックの主役に描いた医療ミステリー。 謎解きとしての面白さ、手腕の見事なことは前作でも証明されたように思うが、今回も緻密に物語は進んでゆく。カラスはなぜ巣のないところにいたのか、代替医療の闇を誰がどう衝くのか、治療とは何を指すのか… これらの事実を追うなかで描かれるのは、凄惨な事件、不可解な現象を起こす犯人と、それらに直面する医師・研究者・刑事たち双方の心に去来する寒さと暖かさ。巧みな筆致に引き込まれた。大森望さんが帯に寄せた「凄腕に惚れた」に間違いなし。作者の更なる飛躍を期待して星4つ。 | ||||
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ガンの発生による保険金詐欺を疑うことをきっかけに、意図的にガンを発生させることが可能なのかの謎に迫る。 また医者が連続して殺害される事件も同時に発生。 医療ミステリーとしてなかなか本格的で、構成的にもラストまで飽きさせない。 そのうち実際に意図的にガンを発症させる時代がくるかもしれない。 | ||||
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