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ブラック・チェンバー・ミュージック



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブラック・チェンバー・ミュージック

ブラック・チェンバー・ミュージックの評価: 4.14/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

商品状態はよかったけど…

こちらの作品はパッと目立つピンクのカバーが売りのはずですが、背表紙が日に焼けて色がさめていました。ひとことあればありがたかったです。値下げしているには理由ありにしても、中古ではないのに届かないと分からない。中の状態はよかったです。
ブラック・チェンバー・ミュージックAmazon書評・レビュー:ブラック・チェンバー・ミュージックより
4620108545
No.6:
(4pt)

面白く読めた

ハードボイルドなストーリーながらライトなラブストーリーとコメディを取り入れた作品。著者らしい米朝問題の展開や謎解き部分はやや大雑把な感じもしたが全体的には面白く読めた。
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No.5:
(3pt)

中年男性の娯楽本

面白くて一気読みとの薦めで読んでみましたが、まぁ設定がハマる人には刺さるのかもね、という印象。毎日新聞の連載を纏めた本ということで、敢えて毎日新聞を購読するような層には刺さるかもね。
個人的には可もなく不可もなし。
伊坂作品に少し似てるかも、てな印象。
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No.4:
(5pt)

映画を観たように映像として残る小説

読んでいた数日間、すっかり小説の世界に引きずり込まれていました。
今日ニュースで「大和堆」という言葉を聞いて、えっ?と、小説の場面が目に浮かびました。
まさかこの奇想天外な小説と現実世界が地続きだったとは、なあんて。
コミカルな任侠映画のようであり、「愛の不時着」のような恋愛小説のようでもあり、かの国についてもちょっと知ることができて、かなり楽しめました。
憎めないダメな主人公、また続編などでお目にかかりたいです。
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No.3:
(5pt)

国境なき愛

元々毎日新聞の連載で時たま読んでいましたが、一冊の本になって2段組を一気読みすると、その内容のこさに圧倒されました。面白いです。
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No.2:
(5pt)

中年男性向けの一流エンタメ小説。多分、女性は読めない。それでいいのだ。

傑作。阿部先生の作品を読むのは初めてですが、書評に惹かれて購入しました。その日の午後11時に、ほんの2~3ページさわりを読んで、詰まらなかったら捨てるつもりで読み始めたら、午前3時まで一気読みしてしまいました。読了後も、しばらく頭が冴えて寝付けませんでした。午前6時起きで仕事があるのに。
ストーリーは、エンタメ小説にありがちなものですが、純文学を生業としている作家さんが手掛けると、これほど優れた仕上がりになるのかと、ほとほと感心しました。近年の島田雅彦先生に通じるものを感じます。
主人公二人の関係がプラトニックなのも、五重丸です。純文学であれ、エンタメ作品であれ、現代では、その手のシーンがないとリアルでないとばかりに、あれこれ書き込んでいるのですが、単なるページ稼ぎで、読み手にとっては無駄なシーンになっていることが多いです。あ、でも、もしかしたら、他作品では阿部先生もやっちゃっているのかもしれませんが、読んでないので分かりません。
あと、ヒロインが、子持ちであることを除けば、クラリスみたいな、まさに男目線の、男性の理想の女性像になっているのですが、宮崎駿先生曰く、「どんな女性だって、3~4日ぐらいだったら猫をかぶっていられるんだよ」とのことですので、多分、これで良いのです。
ただ、一人だけ、いくらなんでも都合良すぎだろう、という人物がいるのですが、あれはどうなんでしょう。ヒロインよりも、むしろこの人物のほうが気になります。どういう人なんでしょう。謎です。
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No.1:
(5pt)

純文学作家らしい、丁寧な仕上がりの『娯楽小説』

阿部氏の近年の著作の中では、一番のめりこんで読んだ。
共作『キャプテンサンダーボルト』の作風に近く、(良い意味で)娯楽小説に徹している。その意味では前作『オーガニズム』よりも仕上がりはよいと個人的には感じた。少なくとも『ピストルズ』のような独特の「とっつきづらさ」は全く感じなかった。
日本文学界において不動の地位をすでに確立して久しい作者は、ストーリーテラーとしては超一級。安楽に読め、それでかつ、阿部氏らしい小ネタや展開が満載。登場人物のキャラ立ちも素晴らしい。全体的に丁寧な仕上がりの印象で、プロの小説家の気迫が感じ取れる。
空虚な暗号文によって周囲が空回りさせられるという構図により、この作品もまた「種なし」の形式を体現している。
往年の熱心なファンのみならず、多くの読書家におすすめできると思う。
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4620108545

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