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めぐりんと私。



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【この小説が収録されている参考書籍】
めぐりんと私。

めぐりんと私。の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

やっぱり「本」はいいなあ

『配達あかずきん』や『平台がおまちかね』を読んでこの作者を気に入り、『本バスめぐりん。』を読んでファンになった。本書はその続編である。
 少子高齢化と本離れが進んで、図書館の利用者の減少が取り沙汰される昨今。私は小さな図書館の運営に携わったことがあるので、図書館スタッフの苦労を少しだけ理解できる。廃止になる「ほんまる」は、全国でも見られる、似たようなケースを代表しているのだろう。スマホが普及した今日、本を読む人でもスマホにダウンロードして読む、という人が増えているのではないだろうか。私はダウンロードのしかたがわからないので、私のスマホには本どころかアプリと呼ばれるものもあまり入っていない。電話とメール、YouTubeの閲覧ができればいいので、あまり不自由はしていない。
 スマホを使った読書にはできないことが、この『めぐりんと私。』に取り上げられているケースだ。引っ越してきて知人のいない女性。幼なじみと偶然に出会ったが連絡先を聞き忘れてしまった男性。いきなり引っ越してしまった友達の行方を知りたい男子小学生。そして、念願の図書館の仕事に就いたのはいいけれど、恩人の消息がわからない女性。こうした人々を、「めぐりん」は本を介して結びつけていく。スマホが使えないせいもあるけれど、やっぱり「本」の方がいいなあ。
めぐりんと私。Amazon書評・レビュー:めぐりんと私。より
4488028381

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