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我、言挙げす: 髪結い伊三次捕物余話
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我、言挙げす: 髪結い伊三次捕物余話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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状態が良い評価でも、満足するものが配達されていたので安心して再度注文していたが、 今回の匂いは読み終わるまで辛かった。とても残念です。 | ||||
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続きが読めて良かったです。海外ですが、数日で手元に届きました。こちらでは、新品は日本の3倍の値段になるので、こちらでまとめ買いすると、送料もそれほど高くない感じです。時間も労力も交通費も節約出来ました。 | ||||
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1作目から読み進んでいる 伊三次の活躍が少ないのは残念。 ここでまた火事 焼け出されさてこれからどうなるのか? また次が楽しみになる。 | ||||
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シリーズ全巻購入しましたが失敗しました。女流作家の時代物でもすばらしい内容の物もたくさんあるのに | ||||
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このシリーズも最初から購読しています面白くて泣ける作品です 読みながら自分がこの時代に生きていたなら、、、なんて考えます | ||||
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髪結い伊三次捕物余話シリーズの8作目。 連作は大きく2つに分かれます。 龍之進が主人公の青春もの。 そしてもうひとつは、 お文が主人公の、 青春の終りというか、 自らの人生を自分で決めつつある大人のストーリー。 この切り替わりが、 最近の髪結い伊三次捕物余話シリーズの面白さ。 ストーリーが単調にならず、 読者を惹き付ける秘密だと思います。 華やかなで少しだけ切ないエピソード「黒い振袖」が本書の読みどころ。 そして最後エピソードの「我、言挙げす」では、 龍之進の日常を描きながら、 最後のシークエンスで龍之進と伊三次一家が交錯します。 なんというストーリー。 なんという技巧。 こうして龍之進は成長し、 伊三次一家の流転は続く。 緊張感も笑いもあり面白い1冊です。 ただ本書の最大の読みどころ、仕掛けは、 文庫版のあとがきだと思います。 このあとがきが、 宇江佐先生による読者への言挙げになっているのです。 こういう仕掛け、遊びが宇江佐文学の裏の面白さと思うのです。 | ||||
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本シリーズ8作目の【我、言挙げず】を読み終えました。 伊与太をあずけて芸者として働き続けるお文が偶然、辻占いと出会い もしも自分が大店の娘としてむかえられたならば…。 お文の潔さにはいつも惚れ惚れします。 たとえ貧しくても伊三次と伊与太との暮らしをしみじみ幸せと思うお文。。 お文=宇江佐さんなのでしょうか。。 髪結い…シリーズにも随所に著者の素敵なお人柄を感じます。 龍乃進も日々成長して行くのですが青臭さも残り ちょっとしたことで怒るところがかわいいです。 八丁堀純情派は喜六の結婚で解散してしまうのかな? ラストでは伊三次一家の家が火事に遭い丸焼けに。。 まだまだ一家の苦労も続きそうです…。 早速、次が読みたくなりました! | ||||
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全6編から成り、伊三次・お文ファミリーが中心の話と不破龍之進が中心の話が交互に収められています。亭主の稼ぎを補うために未だお座敷を勤めるお文が「人生これでよかったのか」と思い悩んだり、夫婦の倦怠期を思わせながらも絆を強くしていく様子がさりげなく書かれていて、読んでる方も幸せな気分になります。龍之進は、仕事をする上で清濁併せ呑むことも必要であること、自分の意思をはっきり述べることの大切さと難しさを学ぶなど、着実に成長を遂げている様子も好ましい。 「伊三次捕物余話」の副題から内容がハズれつつあるのが残念ですが、より味わい深い人情物の様子を呈しており、これはこれで魅力的な1冊になっています。 | ||||
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「八丁堀純情派」を名乗った不破龍之進、緑川鉈五郎、春日多聞、西尾佐内、古川喜六、 橋口譲之進。彼らは成長し、後輩もできた。そしてついに、古川喜六が結婚することになった。 嫁になる芳江の父帯刀清右衛門は、かつて上司の不正を暴こうとして失敗し、閑職に追いやられた。 「自分ならどうすべきか?」龍之進の心は揺れる・・・。表題作「我、言挙げす」を含む6編を 収録。髪結い伊三次捕物余話シリーズ8。 今回の作品も読み応えがあった。「粉雪」では凶悪な事件を扱っているが、伊三次と伊与太の ほほえましい親子関係に救われる思いがする。「委細かまわず」では、直面した問題に正義感の 強い龍之進の苦悩する様が描かれている。小早川も、考えれば哀れだ。「明烏」では、お文の 不思議な体験を描いている。「もしあの時、違う道を選択していたのなら・・・。」お文の心の 動きが、興味深い。「黒い振袖」では、お家騒動に巻きこまれた姫君と龍之進との淡いふれあいが 印象的だ。「雨後の月」では、弥八とおみつ夫婦の関係をしっとりと描いている。人間、生きて いればいろいろあるものだ・・・。表題作「我、言挙げす」もよかった。おのれの信念を貫くことは 大切だが、それだけではどうすることもできない問題も多々ある。 この作品のラストでは、伊三次一家にまたまた試練が降りかかる。「八丁堀純情派」、そして 「本所無頼派」は、この先どうなっていくのか?ますます楽しみなシリーズだ。 | ||||
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