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天使の影: アドリアン・イングリッシュ1
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天使の影: アドリアン・イングリッシュ1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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昨年末、アドリアンと衝撃の出会いをしてから早数か月… 大事すぎてレビューができませんでした。 しかし星はつけねばと思いましたが、5個ではとても足りません。 主人公は書店経営者兼ミステリー作家、黒髪で細身のスラリとした美形。のはずだ。 頭もよく育ちもよく、ユーモアもある立派な社会人で、ゲイである。 そんな彼がある朝、コーヒーを飲む前に警察の訪問を受けるところから物語が始まる。 一つの事件がアドリアンを巻き込み、誰が犯人でもありうるのではと思わせる中、次の事件が起きてしまう。 ミステリー小説として充分に上級だと思います。 アドリアンが実に魅力的で、ゲイであることに対してとても自然体です。例えば、黒人…アフリカ系アメリカ人がそうであるように、あたりまえで、当然の悩みもある。といった感じで。 ゲイミステリーという言葉をこの本で初めて知りましたが、ゲイという部分を抜きにしても評価されて良いのではとまで思いました。 (そういえば久しぶりにブランドステッタおじちゃんの名前を見て、秘かにほくそ笑んじゃいました。) もともと翻訳ものが好きで推理・SF・FTとさまざまなジャンルを読み漁り、それぞれとても面白い内容で、主人公もとても魅力的な人物ばかりでしたが、彼らは皆ストレートだった…(当たり前だ) なのにこんなに面白い小説の主人公がゲイで、ロマンスももちろん男性同士だなんて。完璧。完璧ですよ。 新書館さんはすばらしい。よくぞこういった内容の新レーベルを立ち上げてくれました。K川にもH川にもS元にもできなかったことを成し遂げた勇気に感服いたします。 そして翻訳の冬斗先生は、カミサマのような方だ…。 これからも(微力ですが)全力をあげて応援していきます。 | ||||
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草間さかえ先生の美麗なイラストに惹かれて購入しました。 最初に申し上げますが、こちらの作品は次巻「死者の囁き」とセットで購入する事を強くおススメします。 というのも、どうやら原書では天使の影、死者の囁きの二部が一冊にまとまっているらしく、 こちらの一冊だけではどうもBL的な物足りなさを感じます。 天使の影は、主人公アドリアンと次巻で恋人同士になるリオーダンの人物紹介の巻で、 本格的に2人の関係が発展するわけではありません。 正直この一冊だけでは「登場人物がゲイのミステリーもどき」としか思えません。 ミステリーと割り切って読むには謎とき部分にあまり魅力を感じませんしね。 ですが、次巻死者の囁きはこの巻で感じたフラストレーションがすべて払しょくされる 素晴らしい一冊です。 ミステリーとしても面白く、この巻では顔見知り程度だったアドリアンとリオーダンが晴れて恋人同士として出てきます。 天使の影は死者の囁きの為にある一冊と言ってもよいのではないでしょうか。 天使の影のみでは☆三つですが、次巻とのつながりを考えて☆4つです。 3巻も楽しみです。 | ||||
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男性同士のロマンスは好きだけど、表紙からしていかにもな感じだったり、メイクラブのシーンが無駄に長かったりするBLはちょっとな…と思っていたとき知ったこの作品。絶対オススメです! 草間さかえさんのオシャレな挿し絵もとてもいい雰囲気です!私も何度も読み返したいです! この小説で好きなシーンはたくさんありますが、その中でもアドリアンがニッシンヌードルを食べるところがお気に入り(笑) なんか親しみ持てませんか? まだ二巻を読んでいないのですが、買ってあるので早く読みたいです(^-^) このレビューで五巻まであると聞いたので、是非そこまでお願いしたいです! | ||||
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この作品だけ読んだ後はアドリアン一人の世界が幻灯の如く映し出されている感覚で、江戸川乱歩(エドガーアランポーかも)の世界を思わせるような不可思議な残虐さと、ハリウッド映画の健全なラブストーリーがアドリアンとリオーダン(ジェイク)のゲイの恋愛として描かれている部分と、やはりハリウッド映画のサスペンス部分がスリリングに描かれている感じ(ラストは涙ものでした)がミックスされているのが、とても面白く感じたのですが、『死者の囁き』を読んだ後二冊を一度に思うと、この本の中心に流れるのは、アドリアンという素人探偵とLAの優秀な警察で自らがゲイであることを受け入れられないリオーダン(ジェイク)の強烈な出会いの部分というのが解ります。 ストーリーの面白さや、サスペンスを楽しみたい方、そして、BLのエロスよりも「心」の部分を読み取るのが好きな方にお勧めです。勿論ハリウッド映画が全部男女の恋愛ばかりでつまらないと思っている方々にも。 | ||||
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ロサンゼルスで本屋の店主をしているアドリアン・イングリッシュの親友が、何者かに滅多刺しにされて殺されてしまいます。捜査に訪れた二人の刑事。深まる謎。犯人と疑われるアドリアン。 次から次へと恐ろしい出来事が畳み掛けるスリリングな展開にハラハラどきどき。 この事件は、この巻できちんと解決する。でもアドリアンとリオーダン刑事の物語は、このラストから始まる感じで、次はどんな展開が待っているのか気になります。 | ||||
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全5巻のシリーズものの1作目。1・2巻同時発売で、3巻以降が翻訳されるのか分かりませんが、出たら絶対買いたいと思っています。 この著者の作品は「フェア・ゲーム」「ドント・ルック・バック」ともに読んでいますが、このシリーズが一番面白く、おすすめです。 1巻目はお相手との絡みもほとんどありませんので、消化不良にならないためにも、続刊の「死者の囁き」と同時に購入するといいかも…。ミステリー要素が強く、引き込まれて一気に読めます。 翻訳ものに対する違和感はとくに感じませんでした。 台詞まわしに日本人とは違うユーモアがあり、とくに主人公のアドリアンは繊細ながら簡単に崩れない強さとユーモアを併せもっていて、読んでいてとても魅力的です。 どうかシリーズ全部刊行されますように…! | ||||
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