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(短編集)

死小説



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【この小説が収録されている参考書籍】
死小説
死小説 (幻冬舎文庫)

死小説の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ホラー小説というより胸糞小説。怖さもグロさもありませんが、精神的にやられます。

すっごい表紙とタイトル…。インパクトのある表紙で構えてしまいましたが中身はグロくありません。オーソドックスなホラーです。タイトル通り、なにかしらの死が絡む物語5本。
いずれの話も霊現象が起こるもののどちらかといえば「人間が一番恐ろしい」系統のお話でした。怖さはあまりなく、個人的に胸糞感が強い。他の作品でもそうでしたが、この作者は社会で失敗した中年を書くとリアルすぎる。その部分に力が入っていて幽霊部分は添えるだけとなっているのはやや惜しい。最後の短編は「壊れるもの」と流れが似ていました。総じていい人間というものは登場せず、なんだか人間不信になりそうな短編集でした。メンタルやられる…。
文章は非常に読みやすく、似た雰囲気の話ばかりなのは気になりましたが面白さは水準以上。☆3.5です。最初の短編がシンプルながら一番好き。
死小説Amazon書評・レビュー:死小説より
4344007506

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