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風の如く水の如く



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【この小説が収録されている参考書籍】
風の如く 水の如く
風の如く 水の如く (集英社文庫)

風の如く水の如くの評価: 4.54/5点 レビュー 35件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

大山鳴動して

関ヶ原戦後の論功行賞の中で徳川に対し秘かに裏切りを画策したとの疑いを持たれた黒田官兵衛、長政親子、竹中半兵衛の子重門、後藤又兵衛。
彼らを尋問する家康の参謀本多正純。
両者の心理戦を描いた異色歴史もの。
当時の東西両軍の関係を推察する上で興味深い作品ではあるものの、事実を覆すわけにはいかず、結局疑ってはみたもののこれといって劇的な何かが起こるわけではないところがちょっと物足りない気はします。
風の如く 水の如く (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:風の如く 水の如く (集英社文庫)より
408745133X
No.1:
(3pt)

黒田如水はもっとすごいはず

関ヶ原の決戦のとき、遠く九州で黒田如水が兵を挙げ、ものすごい勢いで勢力を広めていたという。
戦いの末、勢力を拡大したというより、「黒田如水」の名前で降伏した武将も多かったとか。
そこから発想を得て、関ヶ原の戦いを仕掛けたのは、実は黒田如水でという壮大な物語だ。

ただ、黒田如水ファンとしては不満が残る。
作者の安部さんは、黒田如水のファンじゃないんじゃないかという点だ。
ファンなら、もっと魅力的に描くだろう。
この「風の如く 水の如く」に出てくる黒田如水は、ただの策士で且つ徳川家康よりスケールが小さい人。
いかん、いかん、そんなことじゃ。黒田如水は、史上最高の策士であってほしいのだから。
風の如く 水の如く (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:風の如く 水の如く (集英社文庫)より
408745133X

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