■スポンサードリンク


最果ての街



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
最果ての街 (ハルキ文庫)

最果ての街の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

山谷と福島の描写が詳しい。犯人が意外な人物だった

ハローワークの山谷出張所長が主人公の小説。山谷に住む
ホームレスの一人が殺されたが、警察は身元確認すらしようと
しない。それで、その所長が、遺骨を遺族に渡そうと、一人で
身元調査を始める。調査は難航したが、なんとか、そのホーム
レスが、福島県の原発事故で全員が避難した地域の出身だと分かる。
そして最後には、殺した犯人が逮捕される。
 山谷のハローワークの職業紹介事情や、職を求めてくるホーム
レスたちの事情が、細かく具体的に描かれている。福島の原発事故の
被災地についても、詳細に描かれている。著者が綿密な現地調査を
して書いたのだろうと思う。また、「まさか」と思う人物が犯人だった
のには驚いた。
 ただ、原発事故の被災者の惨状も訴えたかったのだろうが、「山谷の
ホームレス殺し」と「福島の惨状」の結びつけ方が少し強引ではないか
という印象を受けた。
 また、著者の句読点の打ち方が独特で、文章がブツ切りにされている
ような感じになり、少し読みにくかった。
読点を打つの?」と思った。
受けた

最果ての街 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:最果ての街 (ハルキ文庫)より
4758443459

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!