星の子

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評判

星の子の評価:

3.71/5点 レビュー 147件。 C ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全258件 221〜240 12/13ページ
No.38
(2pt)

身近によくある話

長年苦しんできた家族の病が、新興宗教団体とかかわることで不思議なことに治癒・完治したことをきっかけに両親がはまり込み、子供を含めた家族全体がその団体に飲み込まれ、やがて子供たちがその被害者となり家庭が崩壊するという、巷間よくある話。話の流れも文章も不満はないが、内容そのものが面白くない。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.37
(4pt)

買いです。

数時間で読み終えてしまいますが、作中のいたるところに伏線であったり、余白であったりが織り込まれているので、読後に曰く言い難い余韻が残ります。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.36
(2pt)

考えたい人向け。読み手を選ぶ。

日本人に忌避されやすい宗教ネタを、ここまで抵抗感を与えずに書けるのは凄いのかもしれない。
「自分にも起こり得た話」の風刺として、考えさせられる点もある。
しかし、他のレビューを見てなるほどと思ったが、一般的な小説と同じ感覚で読むと、「主人公がバッドエンドな目に合わなくて良かった」という感想しか出てこない。
言ってしまえばヤマもオチも読後の爽快感もないので、啓発本の一種だと思って読むことをお勧めする。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.35
(4pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。宗教にはまる両親と、自分との葛藤が興味深く描かれている感じです。このテーマで小説が一冊書けるんですね。他の作品も読んでみたくなりました。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.34
(1pt)

びっくりした

びっくりするくらい何もなかった。誰かの日記を読んでるような。もしかしたら日記の方が面白いかも。いつ山場が来るのかと思っていたら…終わった
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.33
(3pt)

読みやすかった

終始どこか童話を読んでいるような、やや幼さを感じさせる語り口調でした。
新興宗教にはまっている家族とはこんなものかなと思う反面、ちょっと入り込めないようなのんびりさもあった。
昔、飯星景子さんを某新興宗教からオヤジさんが脱退させようとした事件がありましたが、あれを見ていると、もっと家族関係は複雑になるのではないかと思えた。
私も以前、カルトに少し入っていたことがあるが、まず家族一色になるのは不可能に近いと思えた。家族でも性格や価値観がまるで違うからだ。
そういう意味ではややリアリティに欠ける気がした。
でも、もしかしたらこういう家庭もあるのかな?
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.32
(3pt)

スピリチュアルにハマる怖さ

芥川賞候補は冗談だろうと思うが、「スピリチュアル」とか「サイキック」といった、一見無害な言葉で近づいてくる新宗教の怖さを描き出したのは斬新。とくに、批判精神を持つ前にすっかり両親のスピリチュアルな暮らしに取り込まれてしまった少女を主人公に据え、淡々ととりつかれた人々の日常を描き出したところに説得力があると思う。そしてその反対に、批判精神があったが故に一家と断絶してしまう姉のエピソードは痛ましい。
 実は私の妻が「サイキック・ヒーラー」を自称する者に入れ込んでいて、そのヒーラーが波動を込めたと称する水を毎月のように購入し、飲用にするほか子供たちや自分の体に霧吹きで掛けたり、部屋にまき散らしたりしている。先日も「神様とのつながりを強化するペンダント」なるものを1つ8万円で購入していた。私はなんとか断ったのだが、妻と子供で併せて3人分買っていた。幸い(?)『星の子』の教団ほどにはむしらないヒーラーのようだが、毎年80万円くらいはつぎ込んでいるのではないだろうか。
 そのヒーラーはグーグルプラスに自分のコーナーを持っているが、そこでしょっちゅう(それこそ毎週1回くらいの勢いで)地震の予知をしている。そして予言は当たり前のように何度も外れている。一週間ほど前にも「フォッサマグナのあたりに地震の予兆が」などと言っていたが、その直後に大阪北部地震(2018.06.18)が起きた。その前にはやはり「日本のどこそこで地震が起きる」と言っているときにメキシコで地震が起きた。このように予言が外れたときでも妻を始め信者たちは「教祖の祈りが神に通じて、日本国内で予定されていた地震が他の国に移転された」などと言って納得している。朝鮮が盛んにミサイル発射を繰り返していたときには「東京に何千発ものミサイルが落ちるところが霊視できる」と宣っていたが、実際には現在朝鮮関連で緊張緩和が進んでいるのはご承知の通り。冷静に見ていればこのヒーラーにサイキック能力なぞないことがわかるだろうに、一旦信じ込んでしまった者がその信念を変えることは難しい。それはフェスティンガーの『予言が外れるとき』で知ってはいたが、そういう「信じ込んでしまった者」の不気味さ、愚かさを「星の子」は描き出すことに成功している。この本を読んで気持ち悪くなった人は非常に正しくこの本を読み取っているのだろうと思う。
 と、これだけ褒めるならもっと星を付けてもよさそうなものだが、残念ながらこの本には救いも破綻もないところで星3つとした。わかりやすい結果を唐突に付けられても困るのだが、それにしても主人公の今後について、あるいは消えてしまった姉のその後についてなど語るべき事があるだろう。その意味ではPart2があるのか?と疑っているところである。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.31
(3pt)

楽しく読んだが

…オチが、ない
すべての話にオチを望む訳ではない。オチなしで、それが自然な場合は左程気にしないんだが、どう考えても、オチ来る話でしょ?これ
続きもんであるとしたら導入部として納得するが、単品だとしたら「撒いたモン、回収する気、ゼロ?」
が、読後感だ
読んでる最中ほどほどに楽しんだから、良し
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.30
(5pt)

少女視点の物語であることを忘れてはいけない

ラストは怖い。
読み終えた瞬間震えた。

主人公ちひろの小学生から中学生時代の視点で物語は進む。
後年の回想や第三者視点の三人称のようなものはなく、最長でも中三時に小学生時代を回想した内容や母の育児ノートで知った事実しか出てこない。

そんな視点の中では、両親は霊感商法にハマって貧乏になってはいるが、幸せそうに見える。
教会の子供たちはみんな素直で、お互い過ちがあったら謝り合えるし、集会は学校よりも楽しく過ごせる。
ちひろ視点では、「おまじない商法+自己啓発セミナー」みたいなもので、悪い印象はないのだ。

小中学校で同じ学校に通う友達もいるので、引っ越してもほぼ同じ地域にいると見られる両親は近所の評判になっているはずで、学校でいじめもあったはずなのだが、ちひろ視点ではそういう描写はない。
中三時に、あこがれだった男性教諭から傷つけられても、クラスメイトはすごくいい子たちばかり(ちひろ視点)なのだ。

しかしもちろん、外には妹夫婦の人生を救おうとする叔父たちもいる。
両親がハマっていく状況を見ていて止められなかった姉は、高校にいかなくなり自傷行為を思わせる状況の末、家出してしまう。

外から見れば、不幸な家庭の不憫な子供であるちひろなのだが、当の本人は両親大好きで今の状況をあえて崩したくはない。
とはいえ、中三にもなると両親の行動の異常さは感じていて、外の人の視点も気にはしている。
叔父の家族は過去の強硬手段とは一転して粘り強く両親と話を重ね、ちひろにも優しく手を伸ばす。
ちひろにとっては分岐点的な状況で物語は終わる。

とくに何も起きない。

モンスターが姿を現すまでが恐ろしいホラー映画のように、ここで終わるから怖い。
両親や姉のその後やちひろの成長後が描かれていたら、モンスターが現れた後の興ざめな結末にしかならないだろう。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.29
(1pt)

だめでした。

両親や宗教の描写に気持ちが悪くなった。。
文章は読みやすいが淡白。小学生向けって感じ。
登場人物の未来を描いて終えて欲しかったです。
もう一度読みたいかと聞かれたら絶対にNOと答えます。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.28
(4pt)

面白かった

「え?おわり?」
と思ってしまった私は、話にオチがあることに慣れてしまっているのだろうか。

ハラハラドキドキ、最後にドンデン返しの裏切りですっきり…と言った類の小説はたくさんあるが、『星の子』は違う。
一人の少女の生活の一片が語られている、そんな感じだ。
主人公ちひろの人生は、小説が終わっても静かに続いていくのである。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.27
(4pt)

何を信じる?

病気がちな女の子として産まれたちーちゃん。か弱い娘をどうにかしたくて新興宗教にどっぷりとはまる両親。そんな家庭環境に生まれた時からおかれてるちーちゃんは、両親を信じ、友達を信じ、宗教の仲間を信じる。

新興宗教側から見た日常を描くと、こんな感じになるのかなと想像する。新興宗教を弾劾する作品ではない。一般的に胡散臭いものと思われるものでも、当事者からしてみれば純粋な存在である。チャラチャラした男を好きになるのも、そこに信じる何かがあるわけで、信じることについては、新興宗教も人を好きになること、友達と過ごす日常も、等しく人間の純粋な気持ちが生み出すものだ。

偏見とは自分勝手な概念だ。ちーちゃんのニュートラルな行動を見ると、偏見を持たないことがどれだか難しいのか思い知らされる。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.26
(4pt)

主人公を不幸な子どもとして描かない点がよかったです

文学としての価値はよくわからないのですが、面白くてあっという間に読んでしまいました。
主人公の女の子の一人称で物語が進行します。なかなかかわいそうな環境の女の子ですが、友人たちがそれなりに彼女と仲良くしてくれていて、主人公を一方的に不幸な子どもとして描いていない点に、作者さんのセンスが光っている気がしました。
月並みな感想ですが、幸せとは何か、ものすごーく遠い場所から問いかけてくるような不思議な魅力のある作品です。
同じ作者さんの「あひる」も「こちらあみ子」もおすすめです。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.25
(2pt)

あああああ。。。。この後のことがどうなるか知りたかった!

主人公が赤ん坊のころの病気快癒を願って
両親がある新興宗教にはまった家族のものがたり。。。と
簡単なあらすじは知った上で読んだのんですが
このあとネタバレあり

正直、主人公が中学3年生で物語が終わっています。
そのあとがどうなったか?!?!?!
成人するまでその宗教に主人公ははまるのか???
あるいは、そこから離れるのか????

そこを描いて欲しかった!!!
残念。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.24
(4pt)

淡々とかかれているが

淡々としているのに 静かに忍び寄る何かがたまらなく恐ろしい。
ラストはわたしにはバットエンドだ、、読み終わってタイトルを理解するタイプの本です。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.23
(5pt)

ハッピーエンドととるか、バッドエンドととるか

ラストの捉え方が難しい作品だ。
私はこれをバッドエンドとして読んだ。
ハップーエンドと読むには、要所要所に不穏なワードが見え隠れするから。

最後のシーンが夢みたいに美しい事だけが救いだ。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.22
(4pt)

何も起こらない怖さ

病弱だった主人公を救うため、新興宗教にのめりこんだ両親と、家族と縁を切った姉。主人公を家から切り離そうとする従兄弟。信仰を馬鹿にする友人。憧れの先生。

様々な登場人物が出てくるが、その多様さに反して展開はとても穏やかだ。主人公は幼い頃に特別な「水」に病気から救ってもらったという経験があるからか、信仰に没頭する両親から進んで離れることはない。だからといって両親や信仰を否定も肯定もせず、ただただ普通のことと受け入れるだけだ。「支部」の友人たちと楽しく遊び、学校に行けば別の友人と話し憧れの先生を遠く眺める。自身を取り巻く異常性が彼女の生活の中に自然に溶け込んでいる様子が淡々と描かれ、怖さがうっすらと漂う。

ちょうど思春期に入っている彼女は、恋や友情にたくさんの想いを馳せる。しかし、家族に対しては、どこか思考を停止してしまうようである。仕事を辞め信仰に尽くす両親にもこれが普通だから、と感じている彼女の思考には読者の計り知れないものがある。物語が彼女の主観で進められるため、淡々と描かれる一文にも背景の流れに想像を要する。事件性のなさ、しかし少しずつ含まれる異常性が穏やかに描写され、一つの生々しい家族の実情が確実に存在している。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.21
(4pt)

この続きが読みたい

作者が書きたいのはここまでだったのかしれないが、面白くなるのはこの続きからだと僕は思った。
書いてないことを読ませる筆力はあると思う。その点に関しては凄い。ただ、もっと面白くなりそうな素材なのに勿体ないな、という気持ちがどうしても残る。作者の筆力で書かれたこの後の物語が是非読みたい。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.20
(3pt)

星の子とは

今村氏の作品を読むのはこれが初めて。

本屋大賞関係は取り敢えず手を出してしまう。

読みやすいというのが初見の感想。

二度目は熟読してみる。他のレビューの通り伏線の回収はまだまだ出来ていない。
主人公のこれからの人生に関係ないからなのか、作者の作風なのか・・・

一人称形式で物語が進み、中学生が文章で自分史を語る時こういった文章になるのだろうかと思いながら読んでいった

『家族』『学校』『新興宗教』この3つの場面での出来事かほとんど。
それぞれの場所に憧れの存在や好む人がいて、思春期真っ只中だれもが経験する『心の揺れ』が絶妙に描かれている。

一番印象的なのは『家庭』での揺れ

(健気だなぁ)と子を持つ親としてはそう感じずにはいられない

『星』のフレーズは新興宗教関連でしか出てこない。かといって神という存在を崇めている印象もない。本当に奇妙な宗教団体というだけだ。

だとしたら『星の子』とはなんなのか?

ラストの描写がタイトルの決め手になったとしたならば腑に落ちる。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.19
(3pt)

才能と持ち味が際立っていました

シンプルなことばでここまで読者の気持ちを動かせるのは凄いなと感じた。多くを語らずに読者の想像に委ねる書き方。
この作者の本を全て読みたくなり、直ぐに全部買ったが、どれもワンパターンだった。個人的にはこちらの本が一番好きかな。
人間の捉え方が上手い。でも設定の作りが少し甘いので、星3つ(4に近い3)
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402