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カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係
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カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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シリーズ1弾。とても読みやすくて、考え事をしていてもいつの間にか読めていました。ドラマの『スペック』みたいな感じに、超能力で殺人を犯す人を警察が追い詰めるお話。キャラクターもよかったし、展開が早くスピード感もあり、飽きずにサクサクッと読めました。第2弾も楽しみです。 | ||||
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文春の書評を見て、興味を持ちました。子どもの頃に『家族八景』の七瀬シリーズや、『キャリー』などのS・キング作品に熱中した世代としては、やはり「超能力モノ」は見逃せません。 文春にもある通り、この小説の醍醐味は「超能力者が実在して、その力を使って犯罪を行った場合、現在の警察や司法では何ができるのか」というリアリティだと思います。 「えー⁉ まさか?」という現実離れした導入から、「いやいや無理だよ、どうすんの?」と途中でハラハラどきどきさせつつ、「なるほどーー!!」と納得できる結末への展開は、純粋に面白かったです! 本当にありそう! 超能力をファンタジーではなく「実際に起こり得ること」としてリアルに描いた小説は、初めてではないでしょうか。最後の描写は、真に迫って恐ろしすぎますが、できればこの話を映像で見てみたいと思いました。 コロナ禍で、誰もが映画や小説の話だと思っていた「パンデミック」が、あっという間に世界を席巻しました。そんな時だからこそ、「超能力者だって実在するかもしれない」と、リアルに思えます。今の空気を感じながら読むと、楽しさも怖さも倍増です。 また、犯人はともかく、警察や裁判官などの登場人物が魅力的で、感情移入しやすいのも、よかった。こんな人たちが上司や同僚だったらいいのに。続編がありそうなので、早く次が読みたい!! | ||||
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「背理能力(いわゆる超能力)」を使って罪を犯した者を、警察は捕まえられるのか? というのが本作の大きなテーマ。 ドラマの『SPEC』や、小説『藤堂比奈子シリーズ』がお好きな方には非常にオススメです。 以下、ややネタバレになりますが、 犯人が背理能力を使って女性の部屋を覗き見している……という描写が、 グロいことは一切書いていないのにひしひしと怖く、 そのあたりに、読者の想像力を掻き立てる作者の力量の凄さをとても感じました。 また、「背理能力」の設定も面白く、 能力者が持つ超能力は、、 本人の肉体が本来持っている力量をある意味超えない……という縛りが非常に効いています。 最後の最後の〝背理能力者ならではのドンデン返し〟にもその縛りが活かされていて、 それがめちゃくちゃ面白い! 脇役である、 イケメンスキンヘッドの監察医・大谷や、 シリーズの要になりそうな背理能力者・宙がそれぞれに魅力的で、 彼らが今後、どんな動きを見せてくれるのかも期待できます。 次作に続くようなので、 この先、どんな「0号事案」を見せてもらえるのか、楽しみです。 | ||||
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