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あの頃僕らはアホでした



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【この小説が収録されている参考書籍】
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

あの頃僕らはアホでしたの評価: 4.00/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 21~40 2/4ページ
No.45:
(5pt)

タイトルに騙されて読まなかった。。痛快な傑作だ!

東野氏の本は、ほとんど読んでいるが本書はタイトルがあまりにもふざけているので、
くだらない本だと思い手を付けなかった。しかし、出版されている物は、ほとんど
読んでしまったので、しょうがない、読んでみるか、と思って読み始めたら
なんと痛快な青春小説ではないか。

当時の大学生なんかみんなそんなものだったんだよね
金なんか無くても不安など無かった。

自分自身の学生時代を思い出して、実に楽しく読めました。
関西弁による掛け合いも、まるで漫才
それが、ホッコリする温かさが有ります。

しのぶセンセにもやられたけど、本書にもやられてしまった。

タイトルで判断してしまって、東野さん御免なさい!
早く読むべきだと思って、後悔しています。
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)より
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No.44:
(4pt)

東野氏と一般人の大きく違う点は自分で推理小説を書き始めたことであろう

東野圭吾氏のコラムをまとめたもの。
小学生時代から中学生、高校生、大学生時代を振り返っている。
著者は1958年大阪府大阪市生野区生まれ。

H中とかで表記されている。しかしWeb全盛時代の今では
Wikipediaで見ると・・卒業校は実名で出ている。
仮名にしても今の時代あまり意味が無いのかもしれない。
大阪市立小路小学校
学校給食のまずさについての記述が興味深い。
自分は1991年から1996年まで大阪市の小学校に通学していた。
しかしそこまでまずかったという記憶は無い。
1960年代後半はいろんな意味でまだまだ未発展な時代だったのだ。

大阪市立東生野中学校  
剣道部に入部

大阪府立阪南高等学校  
陸上部に入部

卒業後は1年間の浪人を経て、大阪府立大学工学部電気工学科に入学。
全滅して浪人したのではなく同志社大工学部に受かった上で浪人。
そもそもある程度の学力はあったのであろう。
一年間必死で勉強すればもっと良い大学に合格した可能性が高い。
しかしそうはならないのが東野圭吾である。
ゲームセンターの鬼なのである。

大学ではアーチェリー部に入部。主将も勤める。
入学後のボート部やボクシング部からの勧誘逃れの記述が面白い。

大学入学後の真性理系、似非理系の考察は考えさせられた。
自分は文系だったので理系で受験、合格というだけで凄いと思ってしまうのだが・・
進学後も当然苦労があってしかるべきなのだろう。
本書に書いてあるこのくだりには衝撃を覚えた。

数学嫌いの人間「微分や積分や三角関数が何の役に立つんだ」
真性理系「微分?積分?三角関数?そんなお遊びみたいな簡単な数学は何の
      役にも立たない。役に立つのは、そこから先にある本当の数学なのだ」

1981年に日本電装株式会社(現デンソー)に技術者として入社する。
会社に入った後のエピソードは残念ながら書かれていない。

本書を読むとテレビっ子であった事が分かる。
また読書を嫌っていた事が分かり意外な思いがするであろう。
2年生になった1974年、偶然手に取った小峰元『アルキメデスは手を汚さない』を読む。
同時に江戸川乱歩賞の存在を知り、さらに松本清張の著作を読み漁るようになり、やがて推理小説を書き始める。

一般人と大きく違う点は自分で推理小説を書き始めたことであろう。
自分でもやってみようとする点が大きく違うのだ。
いい意味でアホ?であったために作家になったのではないだろうか。
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)より
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No.43:
(4pt)

優れた小説を書ける人間はユーモアも一級である

東野圭吾という人は、きっと聡明な人生を歩んできたんだと思い込んでいた。イメージでなんとなく。
しかし、このエッセイを読むと印象が一変する。なんだか、気の毒になるほど冴えなかったり過酷だったり、その都度切り抜けるが、その切り抜け方がまたかっこ悪かったり。小説家としての一面が仮の姿に思えるような人間性が垣間見える。

なんどか吹き出しそうになるのを堪える部分もちらほら。とても楽しい自伝的エッセイ本だった。万城目学のエッセイ本でも同じようなことを思ったが、優れた小説家はユーモアのセンスも図抜けたものがある。
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No.42:
(5pt)

友達にもプレゼントしてます!

とっても面白く楽しい本なので、友達が海外へ行く時などの機内用にプレゼントしたりしています。
オススメです!
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No.41:
(3pt)

まったくもって

普通の人だということが分かる、
現在の文豪東野圭吾さんのエッセイです。

普通の人だから、内容も
普通ですw
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No.40:
(2pt)

題名が気になって購入。

東野圭吾さんの作品は読みやすく、2・3回に分けて一気に読め面白かった。
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No.39:
(1pt)

今がアホなのでは

中学時代のことを同級生には誰とわかる形で書いていますが、一言の了解も挨拶もありません。

先生のことも、ひどいこと書いてますが、何のことわりも挨拶もないそうです。

でも先生は「俺のことを何書いてもええけど、ちょっと言いたいことがあるねん」と言っておられました。

きっと、「昔の同級生たちと交流をもって、なつかしんでみんなと笑いながらああいうこと書くようにせえ。中学の同級生に顔も出さずに、みんなに無断で色々と書いて金とるな」と教え子に諭したかったと思います。

私は同じ学年の同窓会の幹事をして、推理作家協会などへモデルになった人の訃報の手紙を出したりしていますが、反応ありません。

できたら、こういう本を読んで面白がらないで欲しいと思います。

もう、連絡を取る努力もしないでおこうと思っています。
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No.38:
(3pt)

良品

期待道理の商品でした。買って良かったです。読んでいて楽しいです。
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No.37:
(5pt)

面白すぎる

真面目な小説(〇〇小説、ガリレオ、分身など)を読んだ後にこれ読むと、ギャップが凄い。
けど面白い。やっぱいろいろ体験しないと面白いもんって書けないんだな、と。
面白く書くのもうまいなぁ。
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No.36:
(4pt)

今まさに僕らはアホな高校生東野ファン

正直16歳の僕にはウルトラマンの事など、ジェネレーションギャップを感じた章もありましたが、楽しく読めました。文化祭や受験の章は東野さんが今の自分と同じ年齢のため共感できて面白かったです

東野さん曰く「自分の故郷大阪から明るい部分だけをとりだすとこの本になり、暗い部分だけとりだすと白夜行になる」そうです
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No.35:
(5pt)

本来の東野圭吾

同年代なので。
 私も全く同じ環境に三年間、過ごしました。
 倍率の無い学校に落ちた仲間が沢山います。中学卒業時には、
既に60歳まで免許が取れない仲間もいました。学校のガラスは、
殆どがガムテープで補強され、トイレは殆どが破損していました。
卒業式は警官に囲まれて、終わって帰っていく警官に石を投げた
ものです。先生方の車で無傷の車はありませんでした。
 書ききれません。
 懐かしい。
 捕まらないようにこそこそやる。っていうのではなく、男は
こんなもんじゃ、あたいを見てごらん。そんな時代でした。でも
結構みんな笑ってました。

 東野氏の作品では、一番好きです。
 初期の作品群の文章の力みが消えた、本当の東野圭吾を読めます。
本来の文体、面白さです。
 100点。ありのままの姿に。
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No.34:
(5pt)

面白すぎ (同世代には)

私は数年生まれが遅く、生い立ちも九州なので、全く
等しくとは言いませんが、小中高時代を思い出し笑ってしまう
場面の多いこと。

我々世代はやっぱ仮面ライダーかな。ウルトラマンも変身したけど
ライダーは変身のポーズがかっこよかったな。
ブルスリーは中学の時かな、お手製のヌンチャクを学校に持ってきて
奇声を発しながら振り回していた奴もいたな。
定期券をごまかすのに知恵を使ったり、ゲーセンにはまったり、
面白すぎる。

大学での暮らしはよく分かる。私は和弓の方だが、洋弓とのライバル意識は
あったな。体育会系はどこもそんなもんか。なつかしきかな。
根性全盛、ハードなトレーニングをすれば勝利はついてくるという時代でしたね。
就職もみんなとは言わないが、本音では、、、
あまりにも共感すること、共通体験?多くて、笑ってしまう本でした。
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No.33:
(5pt)

東野圭吾の作品の中で一番面白かったです。

芸人より面白いエピソードもたくさんあってとても面白かったです。
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No.32:
(3pt)

人気作家の小学校時代から大学時代までをまとめたエッセイ

本書は、今をときめく人気作家でいらっしゃる著者の小学生時代
から大学生時代までを、ユーモアたっぷりに、そしてやや自虐的
にまとめたエッセイです。

「不良」たちがひしめき合う中学校での球技大会の様子、転校し
てきたと思ったらどこかに行ってしまったある女子生徒、思春期
の男子なら誰でも抱える女子への熱い思い、夢中になったウルト
ラマンやブルース・リーのこと、大学受験挑戦や浪人時代のこと、
そして大学で入部し、後に主将まで務めることになるアーチェリー
部での手荒い新入生歓迎の様子などなどが、著者のその時々の
「アホ」な考えや行動とともに、楽しく書かれています。また、
会話で表される著者の大阪弁も本書に楽しさと彩りを与えてくれ
ています。

直木賞作家の著者も、学生時代に小説ばかり読み耽っていたわけ
ではなく、私たちとそう変わらない青春時代を送っていたことを
知って、著者が何だか身近に感じられる本です。

ただ、やはり個人的には、いくら「アホ」だと言っても、万引き
やカンニングはやり過ぎだなと感じるし、(著者はもちろん反省
していらっしゃるが)読んでいて楽しいものではなかったのが残念
でした。
ただ、筆致は読みやすく、内容も面白いので、著者のファンの方
や著者と同世代の方は特に楽しく読める一冊だと思います。
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)より
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No.31:
(4pt)

昭和生まれの方はぜひ

大阪生野区で生まれ、小・中・高、そして大学生までの体験を綴った著者の自叙伝。
全24話の短編形式で話が進み、昭和の悪ノリ満載である。
携帯電話もインターネットも無いアナログな時代、便利な世の中ではないけども、
その時代の文化、アホな悪知恵などはどこか心がほっこりするのは何故だろう。
人間関係や仕事の悩みなど、結構馬鹿らしく思えてくる心の処方箋的作品。
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No.30:
(1pt)

あえて☆は一つ

最近は本を読む習慣ができて、評価の高い本書を買ってみました。

この本では気になったことがあり、まずはそれから。

 1.「本屋に行き・・・。これは万引き・・・。(繰り返したが)今では深く反省している」
  「(定期券の偽造と使用の経験説明)。顛末はここに書かないでおこう」
  といったクダリがあり、私は公の人物がこの類の経験を面白おかしく文書化する事が好きでない。
  本当に反省している事は、活字化できないと思う。

 2.ウルトラマン世代としての、30頁にも渡るマニア本的な説明は
  本のタイトルとは離れていて、ここは流石に読み飛ばした。

 3.自分は「勉強ができない、できない」と言いながら、
  結局は府立大学に入学している。(後年は小説家にも成ったし)
  これは勉強してないといいつつ、定期試験で高得点を取るタイプで
  なんだかなぁ、って感じた。

 4.作者はサラリーマンを経た事は周知だが、最後の最後の文章が
 「まさか数年後にアホなことをやらかして、この会社から尻尾を巻いて逃げ出すとは
  夢にも思っていなかった」で終わっていて、読み手としては消化不良。
  アホなことって何、何っ?

では、良かった所ですが、「そうだよなぁ、分かる分かる」という部分です。

 1.勉強不足で浪人した付近の描写。
  一緒に落ちて慰めあっていた友人は、後日に補欠合格が判明した。

 2.お金が無くて苦労してスキー旅行に行き、明け方の寒空をバス停から宿まで歩いた事、
  激安で借りられたと思ったスキー用具がボロボロだった事、
  リフト代を節約した結果として吹雪の中を遭難からがら下った付近の描写。

 3.一番楽そうな体育会のクラブに入った筈なのに、現実は厳しかった付近の描写。

面白い本は、読んでいて残り頁が減るのが残念な気持ちがするのだけれども、
本書では、「まだこんなに頁が残っている」と常々感じてしまったし、
上記の「気になったこと」もあって、評価は厳しめで☆一つ。
でも、作者の小説群は好きです。
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No.29:
(5pt)

子供の頃には悪さをした話。

自伝的短編集。
電気工学科に入学したのに電磁気学をきちんと勉強せずに単位を取った話。
大企業に入社したいけど,競争の激しいところを避けて、デンソー(当時は日本電装だったのでN社)に入ったという話。
子供の頃には悪さをした話。
男子が読めば、なるほどと思うかもしれないが,女子が読むとどうなんだろう。
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No.28:
(4pt)

アホなのは「ぼくら」であって「ぼく」じゃない

著者の自らの体験を題材にした青春記。面白おかしいお話に仕上げてあるのはさすがと思うが、読み終わると、同じ世代としては、著者自体は意外と要領よく振舞っているという印象を受けた。だからこそ、今の売れっ子作家の地位を手に入れているんだろうが。
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No.27:
(4pt)

タイトルに偽り無し。

日本一の売れっ子作家センセもお子様の頃はアホだったのですね。
小中高大学時代それぞれの思い出を綴ってらっしゃるのですが、
もう読みながら大笑いし、転げまわっていました。
時代を遡るほどにアホの密度が濃いような気が。。
 小学校と中学校のエピソードには悶絶してしまいます。
給食とインチキ商売のおっちゃん、ビートルズにブルースリー。
 先生は毎日「蹴り」の練習をなさっていたのですね。アホすぎますやん。
 あの怪獣話、今もこんなに鮮明に記憶されているとは当時本当に夢中だったのでしょうね、
なんともかわいらしい感じがしました。
そういえば朱川湊人氏のエッセイにも氏が怪獣フリークだったとありました。
この当時の少年はみんな怪獣大好きだったのかな?
高校大学時代のエピソードも面白いですが、小中に比べると衝撃度はやや劣りますなあ。
ただし、K少年の定期券偽造のお話は面白すぎますやん!
先生はホンマにアホでしたなあ。あっ、これはK少年のエピソードか。
タイトルに偽り無しのエッセイでした。
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No.26:
(5pt)

赤裸々な青春期

書かれているエピソードの一つ一つが面白いだけでなく、ウルトラマンとか、ビートルズとか、その時代を反映した風俗の描き方も面白い。
作者を育んだ関西文化というものもよくわかる。

ここまで書いてもいいのか、というくらい赤裸々に書いているその率直さが気持ちよい。

読書が全く嫌いだった作者が『アルキメデスは手を汚さない』を読んで小説のおもしろさに目覚めたというが、私自身もこの作品を読んで、江戸川乱歩賞受賞作を全部読んでいるのだから、親近感をもてた。作者が同じ賞をもらったときの感慨はいかばかりかと改めて想像した。

東野小説のファンなら必読の書。
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)より
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