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あの頃僕らはアホでした
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あの頃僕らはアホでしたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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共感できるエピソードが満載。 | ||||
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東野圭吾さんが小学校から大学卒業、就職決定までの思い出を語る。同年(昭和33年)生まれの私には「ウン!ウン!そうだったなぁ!」と思わず膝を打つことが多かった。懐かしい昭和の思い出話だ。 特に「つぶら屋のゴジラ」以下の4章は激しく共感した。わけても昭和44年の東宝映画『緯度0大作戦』の浦島太郎的な目くるめくエンディングに酔ったのも同様だった。「東野さん!私もそうでした!」 そしてブルース・リーブームを語る「幻の胡蝶蹴り」も「ウン!ウン!そうだった!そうだった!」の連続だ。 長嶋が巨人に入団しルーキー・イヤーを迎え、東京タワー(333m)が開業した年、昭和33年(1958年)。この年に生まれた人間にとって”昭和33年”は特別な年に思われる。同年生まれの方以外は共感はされないだろうが、幸せな戦後日本の中でも最も幸福な時代を過ごしたのがこの年生まれの人々ではないか。読後改めて、こう思った。 薦めます。 | ||||
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ホンマかいな。自分がこんなワル中学に行ってたら命がいくつあっても足りないが、人ごとだと思って読んでいればめっちゃ笑える。高校、大学受験、体育会系部活、就職…、とアホは続く。そのアホっぷり、最後まで期待を裏切らない。 | ||||
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高校生の長男の本棚にあった本作、どうやら本人は読了まで持たず挫折したそうです。だるい、だるいと訴えます。要は面白くないと。 だるいじゃ分かんねえだよ、と思いつつ、親の私も読んでみました。・・・うん?、確かにいまいち面白くない。ふと裏表紙に目をやると「傑作青春記」と書いてあり気づきました。これは、実は自伝であろう。ここに誤解?のおおもとがあると思います。 ・・・ 思い返すと、中学高校の学園系ストーリーとしてはちょっとテンポが悪かったり、時系列の話が前後する場面がありました。内容は大阪のオッサンとの化かしあいとか、高校での女子更衣室のノゾきの話とか、小説ならば有り得る話ですし、へえー、なかなか面白いじゃん、やっぱ関西が舞台だと会話のノリがいいねえ、と読み進めていたんです。でも高校時代の途中で急に小学校の給食の話に戻ったりして、どうも流れがおかしい。で、主人公の受験校がF大学(大阪府立大学)と出るに至り、ああ、これ自伝だわ、と気づいた次第。 また、やたらにイニシャル表記が多く、小説なのに名前イニシャルにする意味ってあるか?と仄かに心の中で突っ込んでいましたが、ここにきて合点がいきました。 ・・・ 自伝となると、とらえ方が全く異なります。 デート代を捻出するために磁気定期券を偽造するとか、映画製作に没頭するとか、むしろすげえなと。金がない中で駆け抜けた青春記はむしろビビッドに思えてきます。だってこれ、事実ですから笑 なお受験に関しては、牧歌的でおおらかな「時代」も感じました。もちろん筆者も必死ではあったと思いますが、相当な適当さ!?で大学受験も大学も切り抜けられたようにも見えます(ごめんなさい)。こんなものを息子に再読させたら時代錯誤的に「適当にやったって、どうにかなるかもしんないじゃん」と謎のポジティブ・シンキングを発揮されそうです笑。なお、どのように切り抜けたのかはぜひ直接読んでみてご確認ください。 ・・・ ということで、ミステリーの名手たる東野氏の自伝でありました。ノスタルジックな青春系読み物という観点では「霞町物語」、また大阪が舞台という観点では「戸村飯店 青春100連発」と似ているかなあと思いました。 時代的にはちょっと前の作品ですが、関西・大阪のユーモラスで軽妙かつ壮絶?な状況が手に取るようにわかる作品だと思います。 | ||||
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東野圭吾には珍しく読むのが苦痛。今までは外れ本を引いてもパラパラ読め、内容がつまらない程度のものだったがここまでつまらな過ぎて苦痛の本は東野圭吾では初めて。 | ||||
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きれいな商品です | ||||
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工学部物理系学科(機械系、電気・電子系など)の学生の半分以上は、落ちこぼれる。1日4コマ、朝から夕暮れまで、みっちり講義を受けていてもだ。数学はツールに過ぎない(=出来て当たり前)。物理のセンスの有無が、運命を分ける。このような工学部物理系学科の悲惨な実態を、赤裸々に著した書物は、この本以外に知らない。(小説から拝察するに、東野圭吾氏は、落ちこぼれではない気がするが…。) | ||||
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キチンと梱包されて思っていたより早く届きました。 よかったです。 | ||||
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私は「ガリレオ」はテレビで、毎回面白くて見ていましたが作者は誰かあまり知りませんでした その後に東野作品をテレビでよく見かけるようになりました 「新参者」も好きで毎回みていましたが今年はやっと著書を読みました ミステリも読みやすくて何冊も読んでからこのエッセイでしたがまたまた面白かった 最後の会社での「アホなこと」とは何かが少しでも知りたい 私の隣街の大企業でのことも知りたいのでまたエッセイかいて欲しいと思っています | ||||
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エッセイですね。というより、東野圭吾さんの幼少から就職までのことが書かれています。 ヤンキー中学から、ぱっとしない高校時代、そして府立大学での「似非理系」生活。 ウルトラセブンが大好きで、怪獣についてやたら詳しい。 しかも、貧乏で、あまりぱっとしない青春時代のことが書かれています。 おもしろいです。 あと、やはりヤンキー中学を経ているだけあって、「悪い人」の思考方法を、東野さんはよく知っていると思いました。 それが、東野さんの小説のリアリティに繋がっているのでしょう。 また、「理系論」「理系離れ論」が、242㌻にありますが、なるほどと膝を打ちました。 巻末には「特別対談」として、金子修介さんと「怪獣少年の逆襲」という対談がついています。 東野さんのファンは必読の本でしょう。 | ||||
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東野先生の子供・学生時代のエッセイ。ゴジラやヤンキー中学校、大学の新入生歓迎等今では懐かしい(&犯罪スレスレ)テーマで書かれている。途中まで作り話だと思ってたら、東野先生のプロフィールと同じ大学名だったので実話だ!って思ってびっくりした。 各章とも起承転結(ふりとおち)と笑いのエッセンスが絶妙。読んでて、ほんとにアホだなーって何度も思いニヤニヤしながらあっという間に読めた。 あと、わたしが大好きな東野先生の○笑シリーズの片鱗を少し感じた。ミステリーもいいけど、こういったコミカル系?好きだなー | ||||
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ほぼ同世代と言うだけで、私とほ共通項がないと言うか、ほとんど正反対と思える東野圭吾のバカ話はとても楽しく読むことが出きた。自分や自分に関わる人物の事を、犯罪行為も含めて悪く書くのは悪趣味だが、だからこそ面白い。正直作者の人間性を疑ってしまう感もあったが、あえて露悪的に書いたところもあるだろう。意味もなくくだらない怪獣話をしてしまうのも、リアルタイムで「アホ」であり、書名に忠実ではあった。いい奴より、ロクでもない奴だけど話が面白い奴の方が、作家としては正しいのである。 何に遠慮したのか、思わせぶりな終わり方だけは頂けなかった。あえてそのように書いたのかも知れないが、それが作者の思うツボだとすれば、一寸悔しい。 | ||||
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中学時代の話などは一応オチはあるし、それなりの満足感はあるが、それなり、であり、当時の中学生の日常や青春模様を感じられる以外に別に…という感じ ただ後半になるにつれて面白い話の密度が高まっていった印象。「読ませる楽しみ 読まされる苦しみ」「残飯製造工場」は特に面白かった。また受験生時代浪人時代大学生時代の話は全体的にユーモアレベルが中学時代と違い稚拙な部分が少なく面白かったです。 未成年飲酒報告や過去の犯罪報告はもう少し控えめにというか、もう少し、さらに反省してる感じを出して欲しかった。割と平然と語ってるのが残念でならなかった。 怪獣談義などは世代ではないけれど僕も円谷プロの昭和の作品が大好きであるため、非常に興味深く読めた。一切の知識がない人にはたしかにつらいかもしれない。 似非理系人間の悲哀、の章は全国の割と安直な理由で理系選択をしようとしている中高生に読んで欲しいと強く思った。 と、まぁ長々と述べてしまったわけであるけれども、、 僕は筆者の作品をかなり多く読んであり、それなりのファンではある。フラットに単なるエッセイとしては捉えられない。あぁいう作品を書いてる作品がこんな人生を…!と思ったから興味深いと感じた部分があるのは否めない。筆者の作品を読んだことがない人が読んでどう感じるかはわからない。 ただ小説と同様、一気に読ませる筆致は流石でした。何故にこんなに読みやすいのか…。 | ||||
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単なる自伝。しのぶ先生シリーズとまとめ買いしたけれど、まったくの別物。つまらない。 | ||||
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エッセイが作者の一番の魅力だと思います 恥もなく晒せるこの感じが好きで共感できます | ||||
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昭和時代のいろんな風景が出てくるお話が何話にも分かれて紹介されています。 なかなか面白く読みやすい反面、今の若者が読めば理解不能な(体罰や犯罪スレスレの話など)があり全員が気持ち良く読めるかというとそうではないと思います。 今の若者にはなかなかハードな内容だと自分は思いました。 | ||||
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東野圭吾氏の文庫本作品を、改めて出版順に読み進めること30作品目。 東野氏による、ご本人の小学生~大学生時代を振り返りながら綴られるエッセイ集。 24のテーマ+金子修介氏(新生『ガメラ』監督)との怪獣対談から成る本作です。 東野氏のエンタメへの、特に怪獣への想い。 クラスメイトやご自身のやんちゃぶり、異性に絡む甘酸っぱい出来事たち。 体育会系部活や授業、受験などの学校生活。 いやはやたいへん楽しく読ませていただきました。 私の生まれは、東野氏からは一回りちょっと後になる年代。 幼少時代を四国・中国地方で育ったこともあってか、本作に流れる空気感に共感する部分が多々あります。 ウルトラマンシリーズは、毎日夕方5時くらいからの再放送が楽しみでしかたなかったなぁ...とか。 本作で紹介されているほどではなかったけれど、学校内で荒れている面もそれなりにあったなぁ...とか。 体育会を含めてスポーツいろいろ経験したなかで、剣道は、その匂いや痛さがやっぱりつらかったなぁ...とか。 異性への興味や異性との微妙な距離感は、今思い返してもなんだかドキドキするなぁ...とかとか。 東野氏の幼少~青年時代に触れられる自伝的本作。 それに触れながら、それと同時に、自分自身の若かりし頃のあんなこと・こんなことが、こそばゆさや甘酸っぱさとともにふつふつと鮮明によみがえってくる本作。 なんとも不思議な作品です。 | ||||
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東野圭吾の青春記。よく 客観的に見ている。 そして、あざやかに 情景を浮かび上がらせる。 ビートルズ。ゴジラ そして 怪獣。 ツブラ屋の ウルトラQ。ウルトラマン。青春の記憶。 学校給食への不満。 青春のイタセクスアリス。 受験の取り組み。 アーチェリー での 経験したこと。結局は 体育系だった。 似非理系の悲哀。それでも、きちんと会社にはいった。 ヤタラ、怪獣に 興味を持っている。 私は少し、上の世代であるが かすっているが どうもまったく 違う世界のようである。 それが、妙におもしろかった。アホの度合いが ちょっと違うなぁ。 | ||||
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この時代に大阪に住んでいた方は面白い・懐かしいと感じられると思います。時代も場所も違う環境で育ちましたが、下手な現代日本史の教科書よりよっぽど参考になります。 | ||||
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生野区生んだ偉大な作家。東野氏。彼の2年下にトミーズの雅が近所にいる。一度ぐらいは顔を合わしてるのだろうw で、この本は別の意味で非常に興味深い。中学は当時から荒れていて(問題になるのは80年代)日教組の連中は何も手を打たずに学校教育に国家が介入するなとばかり高槻では地元集中など今なら完全に憲法違反になることを平気で行っていた。この時代の雰囲気よくわかる。 当時、高校に行くのは大阪の公立は内申は関係なく本番のテストのみで行われていた。おそらく、学校が生徒を締め付ける道具にしようと思っていたと思われる。さらに、東野氏の入学2年後から総評システムがスタートしたらしい。(9学区制スタート) 彼の時は、5学区制である。この本のイニシャルの高校はA高 天王寺B高住吉高校C高今宮高校D高生野高校と思われる。 さらにP学院は桃山学院である(ピン高のP)である。H中は東生野中学である。さらに有名芸能人の大学が桂三枝の関西大学である。 私立高校は公立高校に全く歯が立たず公立の落ちこぼれや不合格者が行く学校の風潮が強かった。(島田紳助の漫才を見ればよく分かる)しかし、80年代以降公立高校は大きく進学成績を落とし始める。本書を読めばその理由がよくわかると思う。 一体、当時の公立中学公立高校の教職員連中は何をしたかったのだろうか。それがよくわかる良書である。 | ||||
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