(短編集)

ふがいない僕は空を見た

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評判

ふがいない僕は空を見たの評価:

3.91/5点 レビュー 183件。 A ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全262件 201〜220 11/14ページ
No.62
(4pt)

現代の社会的背景や問題がすべて網羅されている感動問題作

それぞれの作品は単独で成立しているが、連作短編集になっている。5作品の主な登場人物は共通しているが、語り手である「私」「俺」が変わっていく。
 「ミクマリ」は、いきなりアニメおたくの主婦と高校生の特異なセックスシーンで始まる。「どこが山本周五郎賞?本屋大賞第二位?」と思っていると、どんどん深くはまっていく。
 アニメおたく、不妊症、ネット社会、ひきこもり、カルト宗教、老人問題、貧困、学力、ホモセクシュアル、命、結婚、離婚など、あらゆる社会問題を網羅している。
 高校生の斎藤君のお母さんで助産院を営む女性が、とても魅力的だ。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.61
(4pt)

現代の社会的背景や問題がすべて網羅されている感動問題作

それぞれの作品は単独で成立しているが、連作短編集になっている。5作品の主な登場人物は共通しているが、語り手である「私」「俺」が変わっていく。
 「ミクマリ」は、いきなりアニメおたくの主婦と高校生の特異なセックスシーンで始まる。「どこが山本周五郎賞?本屋大賞第二位?」と思っていると、どんどん深くはまっていく。
 アニメおたく、不妊症、ネット社会、ひきこもり、カルト宗教、老人問題、貧困、学力、ホモセクシュアル、命、結婚、離婚など、あらゆる社会問題を網羅している。
 高校生の斎藤君のお母さんで助産院を営む女性が、とても魅力的だ。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.60
(5pt)

みんな一生懸命

一つの出来事に対して,それに関わる人たちの悩みや想いがうまくつながっているように,しっかりとした構成で書かれていると思いました。世間的に“良いこと”をしていても,される方の受け取り片もあり,“余計なこと”“迷惑”になることもあるのに,それを批判するようなことを言うと,「善意が分からないなんて」「悪気があるわけじゃないのだからそんなふうに言わなくても」などとされてしまいます。でも,世間的に良くないことだとそうはならない,むしろ同じように気味悪く捉えられたりと,結局はその人の判断の押しつけなんだな,悪いときは歩み寄ってはくれないんだなといったことを考えながら読んでました。でも,最後に命の尊さというか,「いろいろあるけど人って何か健気に頑張るよね」という内容だったので,気分よく読み終えることができました。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.59
(5pt)

セイタカアワダチソウの空を読んでジワッときた・・

R-18文学賞大賞作品「ミクマリ」の斎藤くんとその周辺の人々をめぐる連作短編集。
出だしから、うまいなーと感心しながら読み進める。でも、そのうまさというのはプロのライターの書く小説の上手さであり、正直、性やコスプレが題材に使われることには抵抗があった。性と生はすごくつながっているんだけども、うーーん、という感じで・・・。

「セイタカアワダチソウの空」を読んでびっくり!
抑えた文章の中に確かに存在するのは、まぎれもなく山本文緒氏の評するところの「この世に生まれ落ちることの苦悩と喜び、その凄まじい痛みに涙が出た」このままの心境になったのである。淡々と爽やかに描かれているけど、けなげに冷静に自分の運命を受け入れている福田くんに涙した。田岡の哀しい習性と人間臭さにも・・・・。
この一編がすべてを物語る。すべての登場人物を理解できる。

つまりそれぞれの登場人物が見上げた空は、ふがいないけど、どこか優しい空気で繋がっているということだろうか。

結果的に、今生きている人々の抱える問題や貧困、孤独感もきちんと描かれて山本周五郎賞にふさわしい作品になった。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.58
(5pt)

みんな一生懸命

一つの出来事に対して,それに関わる人たちの悩みや想いがうまくつながっているように,しっかりとした構成で書かれていると思いました。世間的に“良いこと”をしていても,される方の受け取り片もあり,“余計なこと”“迷惑”になることもあるのに,それを批判するようなことを言うと,「善意が分からないなんて」「悪気があるわけじゃないのだからそんなふうに言わなくても」などとされてしまいます。でも,世間的に良くないことだとそうはならない,むしろ同じように気味悪く捉えられたりと,結局はその人の判断の押しつけなんだな,悪いときは歩み寄ってはくれないんだなといったことを考えながら読んでました。でも,最後に命の尊さというか,「いろいろあるけど人って何か健気に頑張るよね」という内容だったので,気分よく読み終えることができました。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.57
(5pt)

セイタカアワダチソウの空を読んでジワッときた・・

R-18文学賞大賞作品「ミクマリ」の斎藤くんとその周辺の人々をめぐる連作短編集。
出だしから、うまいなーと感心しながら読み進める。でも、そのうまさというのはプロのライターの書く小説の上手さであり、正直、性やコスプレが題材に使われることには抵抗があった。性と生はすごくつながっているんだけども、うーーん、という感じで・・・。

「セイタカアワダチソウの空」を読んでびっくり!
抑えた文章の中に確かに存在するのは、まぎれもなく山本文緒氏の評するところの「この世に生まれ落ちることの苦悩と喜び、その凄まじい痛みに涙が出た」このままの心境になったのである。淡々と爽やかに描かれているけど、けなげに冷静に自分の運命を受け入れている福田くんに涙した。田岡の哀しい習性と人間臭さにも・・・・。
この一編がすべてを物語る。すべての登場人物を理解できる。

つまりそれぞれの登場人物が見上げた空は、ふがいないけど、どこか優しい空気で繋がっているということだろうか。

結果的に、今生きている人々の抱える問題や貧困、孤独感もきちんと描かれて山本周五郎賞にふさわしい作品になった。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.56
(4pt)

読み易いけど不完全燃焼

それぞれの登場人物が最終的にどうなるのか気になって読み進めましたが結末はなかったのが残念でした。斉藤くん、里美のその後が気になります。
あまり読書が好きでない私でも読み易い文章で、飽きる事無く読んでいてその世界に入っている時が心地良かったです。読むのが楽しみでした。
図書館で借りるか購入するか迷って他の方のレヴューを見てずっと自分の元にあった方が良い本かなと判断し購入しましたが、微妙でした。
でもこの世界の心地良さはなんなのだろう?爽やかで穏やかな風に吹かれている感覚がしました。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.55
(4pt)

読み易いけど不完全燃焼

それぞれの登場人物が最終的にどうなるのか気になって読み進めましたが結末はなかったのが残念でした。斉藤くん、里美のその後が気になります。
あまり読書が好きでない私でも読み易い文章で、飽きる事無く読んでいてその世界に入っている時が心地良かったです。読むのが楽しみでした。
図書館で借りるか購入するか迷って他の方のレヴューを見てずっと自分の元にあった方が良い本かなと判断し購入しましたが、微妙でした。
でもこの世界の心地良さはなんなのだろう?爽やかで穏やかな風に吹かれている感覚がしました。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.54
(4pt)

コスプレ、引きこもり、ネット社会による暴露など多くの話題が盛り込まれていて楽しめた

R‐18文学賞にふさわしく、性描写がリアルで、コスプレ、引きこもり、ネット社会による暴露など多くの話題が盛り込まれていて楽しめた。

5つの短編集はどれもリンクしており、最初の物語に登場した人物たちのその後の様子が、別の物語でも描かれていたのもよかった。

個人的には「セイタカアワダチソウの空」が一番好きだった。大変な状況におかれた主人公が自分のことだけでもいっぱいなのに、友達や家族のことを大事にしながら精一杯生きていこうとがんばる様子は応援したくなった。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.53
(4pt)

コスプレ、引きこもり、ネット社会による暴露など多くの話題が盛り込まれていて楽しめた

R‐18文学賞にふさわしく、性描写がリアルで、コスプレ、引きこもり、ネット社会による暴露など多くの話題が盛り込まれていて楽しめた。

5つの短編集はどれもリンクしており、最初の物語に登場した人物たちのその後の様子が、別の物語でも描かれていたのもよかった。

個人的には「セイタカアワダチソウの空」が一番好きだった。大変な状況におかれた主人公が自分のことだけでもいっぱいなのに、友達や家族のことを大事にしながら精一杯生きていこうとがんばる様子は応援したくなった。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.52
(5pt)

声を出して泣きました

図書館から本が届いて、ちょっと読みはじめたら…
思った以上のキワドイ描写に「どうしよう…」と戸惑いました。
けれど、ここのとこ、どーも小説を手にしてもページが進まなくて挫折しまくりだったのに、なぜかこれは先に進みたくなって…
この先に何かあるのでは!と読み進めました。

結論、読んで良かった!

きちんとした書評が既にありますので、
下手に私がチープなことを書いてしまうと嘘臭くなりそうなんで、簡単な感想に留めておきますが…
最後、とにかく号泣。
でした。
一話進む度ウルウルして…
最後はもう声出して泣いてしまいました。
誰か死ぬとか、永遠の愛だとか、
そういうんじゃなくて、そういうんじゃないのに。
ただ全員がガムシャラに生きる姿に泣きました。
こんなの初めてです。

衝撃のデビュー作品。
次回作も楽しみにしています。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.51
(5pt)

声を出して泣きました

図書館から本が届いて、ちょっと読みはじめたら…
思った以上のキワドイ描写に「どうしよう…」と戸惑いました。
けれど、ここのとこ、どーも小説を手にしてもページが進まなくて挫折しまくりだったのに、なぜかこれは先に進みたくなって…
この先に何かあるのでは!と読み進めました。

結論、読んで良かった!

きちんとした書評が既にありますので、
下手に私がチープなことを書いてしまうと嘘臭くなりそうなんで、簡単な感想に留めておきますが…
最後、とにかく号泣。
でした。
一話進む度ウルウルして…
最後はもう声出して泣いてしまいました。
誰か死ぬとか、永遠の愛だとか、
そういうんじゃなくて、そういうんじゃないのに。
ただ全員がガムシャラに生きる姿に泣きました。
こんなの初めてです。

衝撃のデビュー作品。
次回作も楽しみにしています。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.50
(5pt)

タイトル命名の素晴らしさ・・・。

ふがいない僕でも、「空を見た」。
決して「下をうつむかずに・・・」だ。

導入部がエロ満載で、聊かこの先が期待薄・・・、
と思うなかれ。

読み進めるうちに、ただの最先端素材を扱った
どこにでもあるような作品ではないことに気付く。

登場人物は、現代でありがちな、現実逃避、自己責任
能力の欠如、向上心という言葉を知らない輩なのだが、
それでも「生きる」「生きていく」ためにもがき、
一筋の光明を導き出すために、それが非現実的であっても、
異常な選択であっても、前に進むためにあきらめない。

「性」から生み出される「生」への拘りも素晴らしい
アクセントになっている。

改行を極力減らして、一気に作品の世界へ引きこまれる。

「そんな趣味、おれが望んだわけじゃないのに、余計な
オプションつけるよな神さまって」
「おれは、本当にとんでもないやつだから、それ以外のところでは、
とんでもなくいいやつにならないとだめなんだ」

この二つの科白には、ヤラレた。

とてつもなく、想像力と着想力が秀逸な新人が現れた
ものだ。
人心の奥深さを描くことにかけては、リアリティーが
半端ない。

既読の方は、蛇足だが、腐男塾の「同じ時代に生まれた
若者たち」というシングルを聞いてみてほしい。

ストレートで恥ずかしい曲なのだが、今作品に通ずる、
「生きている理由など、考えないで生きる」という
歌詞が、ズシリと心に響いた曲である。

人間、悩みや、どうにもならない葛藤、逃げ出したくなる
境遇が、えてしてあるものだが、とにもかくにも「生きる」
こと以上に大切なものはない・・・。

つべこべいろいろ言いようがあるけれど、素直に
そう思った・・・。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.49
(5pt)

タイトル命名の素晴らしさ・・・。

ふがいない僕でも、「空を見た」。
決して「下をうつむかずに・・・」だ。

導入部がエロ満載で、聊かこの先が期待薄・・・、
と思うなかれ。

読み進めるうちに、ただの最先端素材を扱った
どこにでもあるような作品ではないことに気付く。

登場人物は、現代でありがちな、現実逃避、自己責任
能力の欠如、向上心という言葉を知らない輩なのだが、
それでも「生きる」「生きていく」ためにもがき、
一筋の光明を導き出すために、それが非現実的であっても、
異常な選択であっても、前に進むためにあきらめない。

「性」から生み出される「生」への拘りも素晴らしい
アクセントになっている。

改行を極力減らして、一気に作品の世界へ引きこまれる。

「そんな趣味、おれが望んだわけじゃないのに、余計な
オプションつけるよな神さまって」
「おれは、本当にとんでもないやつだから、それ以外のところでは、
とんでもなくいいやつにならないとだめなんだ」

この二つの科白には、ヤラレた。

とてつもなく、想像力と着想力が秀逸な新人が現れた
ものだ。
人心の奥深さを描くことにかけては、リアリティーが
半端ない。

既読の方は、蛇足だが、腐男塾の「同じ時代に生まれた
若者たち」というシングルを聞いてみてほしい。

ストレートで恥ずかしい曲なのだが、今作品に通ずる、
「生きている理由など、考えないで生きる」という
歌詞が、ズシリと心に響いた曲である。

人間、悩みや、どうにもならない葛藤、逃げ出したくなる
境遇が、えてしてあるものだが、とにもかくにも「生きる」
こと以上に大切なものはない・・・。

つべこべいろいろ言いようがあるけれど、素直に
そう思った・・・。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.48
(4pt)

風景描写がきれいで映画を観たあとの爽快感

「高校生の男の子が人妻と不倫」というきわどい内容紹介に惹かれ購入。
その内容紹介どおり、セックスシーンの描写が結構でてくるのですが、いえいえ、それは一つのオプション。
この本の骨になっている大きなテーマは、
ふつうに生きているように見える人たちが抱えているさまざまな問題(不妊、マザコン、いじめ、高齢化、貧困、性癖、夫婦関係など)が織りなす
ヒューマンドラマ。
そんな日常のドラマが丁寧に描かれています。

何も問題を抱えず生きている人なんてほとんどいないでしょう。
だから、読んでいて、自分にも思い当たるフレーズに出会い、心にグサッと刺さったりしました。
(私は夫婦関係のことでしたが)

風景描写がとてもきれいで、きらきらした感じ。
場面が頭に浮かんできて、映画を観ているようでした。

ふつうに見える人たちの人間ドラマ+風景描写で読後は心にさわやかな風がふきました。

ただ、4つ星なのは、章ごとに登場人物の視点が変わるので、私はそこでいったん集中力がとぎれてしまい、物語に入っていた自分が現実の世界に戻ってしまい、おもしろさが少し落ちた気がしたので。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.47
(4pt)

風景描写がきれいで映画を観たあとの爽快感

「高校生の男の子が人妻と不倫」というきわどい内容紹介に惹かれ購入。
その内容紹介どおり、セックスシーンの描写が結構でてくるのですが、いえいえ、それは一つのオプション。
この本の骨になっている大きなテーマは、
ふつうに生きているように見える人たちが抱えているさまざまな問題(不妊、マザコン、いじめ、高齢化、貧困、性癖、夫婦関係など)が織りなす
ヒューマンドラマ。
そんな日常のドラマが丁寧に描かれています。

何も問題を抱えず生きている人なんてほとんどいないでしょう。
だから、読んでいて、自分にも思い当たるフレーズに出会い、心にグサッと刺さったりしました。
(私は夫婦関係のことでしたが)

風景描写がとてもきれいで、きらきらした感じ。
場面が頭に浮かんできて、映画を観ているようでした。

ふつうに見える人たちの人間ドラマ+風景描写で読後は心にさわやかな風がふきました。

ただ、4つ星なのは、章ごとに登場人物の視点が変わるので、私はそこでいったん集中力がとぎれてしまい、物語に入っていた自分が現実の世界に戻ってしまい、おもしろさが少し落ちた気がしたので。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.46
(4pt)

高校生には刺激的

本屋大賞1位「謎解きは…」より、断然面白い。

ただ、今作品を1位にしてしまうと、読者が増えるわけで、やっぱり「R‐18大賞」受賞作という事もあり、高校生には刺激的です。

現在、高校生の人は大学生になったら読んでください。(こう書くと読みたくなるのが人間の心理だと思いますが)

視点が代わる連作短編集のなかには、秀作がいくつかあります。林真理子「みんなの秘密」、道尾秀介「光媒の花」等。

今作品は、それらに匹敵する出来だと思います。特に、「ミクマリ」は素晴らしい。 是非、期待して読んでみてください。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.45
(4pt)

高校生には刺激的

本屋大賞1位「謎解きは…」より、断然面白い。

ただ、今作品を1位にしてしまうと、読者が増えるわけで、やっぱり「R‐18大賞」受賞作という事もあり、高校生には刺激的です。

現在、高校生の人は大学生になったら読んでください。(こう書くと読みたくなるのが人間の心理だと思いますが)

視点が代わる連作短編集のなかには、秀作がいくつかあります。林真理子「みんなの秘密」、道尾秀介「光媒の花」等。

今作品は、それらに匹敵する出来だと思います。特に、「ミクマリ」は素晴らしい。 是非、期待して読んでみてください。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.44
(5pt)

圧倒的な作品だが。

力作、秀作であることは、多くのレビューを見ても間違い無い。日常、異常、為す者、為される者、それを批判する者、全ての登場人物に対し、一方的に肩入れすること無く、かつ、現代的で普通の生活者目線で淡々と語るところに、圧倒的なリアリティを感じる。つまり、これこそが現実である、ということ。一点、注文を付けるとすれば、オタク、不順異性交遊、子供の万引き、迷惑を掛ける痴呆、扶養放棄などの「眉をひそめる」人たちと、犯罪である児童性愛を同列に並べ、「仕方が無いこと」の様な印象を与えるのは、如何かと思った。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.43
(5pt)

圧倒的な作品だが。

力作、秀作であることは、多くのレビューを見ても間違い無い。日常、異常、為す者、為される者、それを批判する者、全ての登場人物に対し、一方的に肩入れすること無く、かつ、現代的で普通の生活者目線で淡々と語るところに、圧倒的なリアリティを感じる。つまり、これこそが現実である、ということ。一点、注文を付けるとすれば、オタク、不順異性交遊、子供の万引き、迷惑を掛ける痴呆、扶養放棄などの「眉をひそめる」人たちと、犯罪である児童性愛を同列に並べ、「仕方が無いこと」の様な印象を与えるのは、如何かと思った。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416