シブミ

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評判

シブミの評価:

3.89/5点 レビュー 38件。 D ランク

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平均点3.89pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(2pt)

1980年出版の新装版

ブックカバーがとても魅力的ですね。
デザイナーの素晴らしい仕事だと感じます。

新しく出版された本だと思って購入したのですが、
読み始めると、スパイミステリーものとしては、テクノロジー表現に古い印象が感じられ、
また現代であれば「コントロールデスク」などと訳されそうな部分が「操作卓」と訳されていたり、
情報収集スーパーコンピュータ(現代であればエシュロンのようなもの)が「ファットボーイ」という名称で登場します。
長崎に投下された原子爆弾の呼称と同名なのは、日本文化がちりばめられた海外小説としてはやや抵抗を感じるところです。

またそのファットボーイから吐き出される情報の翻訳も、
「殺害さる」「殺さる」など異なる表現になっていたり、読みながら「ん?」とつまづいてしまう箇所が散見されます。

初版年を調べてみると1980年。

翻訳者は菊池光さん。
トーマス・ハリスの名作『羊たちの沈黙』を訳した菊池光さんですが、

シブミの翻訳には、「う〜ん」とうなってしまいました。

表現のディティールは小説全体を左右する大切な要素ですので、
作者も翻訳者も非常に気を使うところだと思うのですが、この翻訳に関しては、やや残念でした。

この作品を「原作」として、舞台を2012年に設定したリメイク版がでたら、素晴らしい物語になる予感がします。
シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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