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暗殺者の追跡
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暗殺者の追跡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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“グレイマン”だけあって主人公のジェントリーの顔はあまり思い浮かばないが、上司(!?)のスーザン・ブルーアは昔の「Xファイル」のジリアン・アンダーソンかホワイトハウスのジェン・サキ報道官(のもっと冷たくとんがった感じ)をイメージしてしまう。 シリーズが進むにつれ、ジェントリーが絶体絶命のピンチに追い込まれても「どうせ切り抜けちゃうんでしょ」と思ってしまうのは仕方ないところか。でも面白い。 | ||||
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今回はゾーヤ関連の話。ザックも再登場で、グレイマンでは珍しいチームプレイが見どころ。 ただ内容はヒロインの行動がうんざりな繰り返し、割と魅力的だった敵キャラの死にざまが映画的(フォックスに至っては酷すぎ)、 ラスボスの計画も長年の集大成の割には詰めがザルといつにもまして突っ込みどころ満載だった。 まぁ前々作からのまさかのヒロイン爆誕から過去精算で、物語も一区切りついた感じ。 今後はゾーヤとザックも半レギュラー化でやってきそうかな。 あとがきの講評は言い得て妙だった。 ただグレイマン映画化はボーンシリーズやジョン・ウィックもあるし今更ヒットするかは微妙かも。 | ||||
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あれ?このネタは『007』ピアーズ・ブロスナンのシリーズにあったな、とか確かワクチンが絶対的に足りないので伝染病が蔓延することを狙ったはずなのに、みんなじゅうぶん手当を受けてるし、最後のタイマン対決での決着方法もハリウッド映画でずいぶん観た、などなどもう「大パノラマ活劇」と思うしかない展開。 やはり冒険小説としては、先人のかたがおっしゃる通り、追いかけるより追われる理由もわからないのに待ち伏せされるほうがはるかに盛り上がる、というのは大正解ですが、絶対に自分では体験できない非日常なので。上巻から下巻までイッキに読めるエンタテインメント・シリーズ小説としての安定した存在感があることは確かです。 | ||||
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シリーズものの迷路といっていいと思うが、「前作よりも派手なドンパチ」「因縁の引き延ばし」「復讐の連鎖」「より強力な敵と悪役」「まったく役に立たない官僚機構」「あり得ない偶然の連鎖」「結局、素手でタイマン」などなどもうテンコ盛りです。『007』の旧作シリーズを一気に観ている感じといったらいいでしょうか? あまりストーリーを説明しても意味がないので、とにかくまったくの非日常を味わってつかの間の満腹感を味わうことに時間を割けるのでしたら超オススメです。 この分野では余人をもって代えがたい訳者のやや文語的な翻訳もお楽しみください。「ボトルドウォーター」「蹂躙された」「胡乱なところ」「真空断熱カップ」「カバーオールを着た」「叢を這う」「手首のいましめ」などいったいいつの時代の話なのか、と気にせずに「大時代的冒険アクション小説」をご堪能あれ。 | ||||
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『暗殺者の反撃』でCIAと和解し、追われなくなったジェントリーの生き様からは、それまであったピリピリした切迫感が失われてしまったように思う。 人々の中に埋没し、誰からも注目されない、白でも黒でもない男『グレイマン』になったのは、そもそもCIAから『発見しだい射殺』の対象に指定され、動きを見せると直ちに刺客が差し向けられる、過酷な逃亡生活を生き抜いてきたからだろう。 『暗殺者の飛躍』『暗殺者の潜入』と、新しいアイディアを投入しつつも徐々に勢いを失っていったこのシリーズは、ついに本作で平凡な普通のアクション小説になってしまった。 これはやはり、ジェントリーが追われていないことで、物語が緊張感を欠くせいだと思う。 CIAとは、早いうちにまた決別してくれないものだろうか。 | ||||
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マークグリーニーの暗殺者シリーズも長くなりました。 グレイマンことコート・ジェントリーが乗り合わせた男が何者かに攫われてしまう。 一方、前作でグレイマンと知り合ったロシアエージェントのゾーヤもとある理由からCIAの拘束を逃れる。 2人の道が交錯する先に驚愕の事実が、というストーリー。 正直偶然要素が多すぎることと、ゾーヤが繰り返す、とある行動にウンザリしてきて、あまり感情移入できなかった。 アクションは秀逸なのだが、スティーブンハンターばりの濃密なアクション、というよりやや薄味の料理の連続で飽きてきてしまう。 個人的には「暗殺者の復讐」が最高傑作だと思います。 次回作(One Minutes Out)にも期待しますが、グレイマンから離れた完全新作「Red Metal」に期待しています。 早く翻訳されて欲しいですね。 | ||||
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