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危険な弁護士



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【この小説が収録されている参考書籍】
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)
危険な弁護士 (下) (新潮文庫)

危険な弁護士の評価: 3.94/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

主人公の魅力に浸れる面白さ

腕利き、且つ破天荒な弁護士の話。アメリカ警察の暗部もそれとなく暴いている。
読んでいて止められなくなるくらい面白い。寝不足になるので、休みの前日に読むか連休中に読むのがお勧め。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
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No.12:
(5pt)

腕利き弁護士の魅力に浸れる

腕利き、且つ破天荒な弁護士の話。アメリカ警察の暗部もそれとなく暴いている。
読んでいて止められなくなるくらい面白い。寝不足になるので、休みの前日に読むか連休中に読むのがお勧め。
危険な弁護士 (下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (下) (新潮文庫)より
4102409386
No.11:
(5pt)

グリシャムっぽくない?

エピソードが交錯しスピード感のある作品ですが、逆に言うとテーマも含めて少し軽い感じかも。
リンカーン弁護士程のオチにも欠けるが、翻訳の巧さで読みごたえは及第点!?
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.10:
(4pt)

リンカーン弁護士とはまた違った面白さ

マイケル・コナリー好きなので弁護士物としてリンカーン弁護士シリーズを読んできましたが、こちらは少し違った趣でまたそこが面白いです。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.9:
(4pt)

映画を観ているよう❗️

J.グリシャムの作品を読むのは、これが初めてです。
まるで映画を観ているような展開!
あっという間に下巻も読み終えてしまいました
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.8:
(5pt)

セバスチャンとパートナーはグリシャム作品史上、最も派手で活劇的な見せ場も作れるキャラクターである。

『危険な弁護士』のセバスチャン・ラッドは、かってジョン・グリシャムのリーガルサスペンスに登場する弁護士とは一線を画した人物である。
 グリシャムは、まじめで巨悪に立ち向かう正統派の弁護士を主人公にしてきたことから本書『危険な弁護士』のセバスチャン・ラッドというアウトローな弁護士像を描くことで読者に「私は、こんな物語も書けるのだよ!」とのメッセージを与えたかったのかもしれない。
 確かに『ペインテッドハウス 』や『スキッピング・クリスマス』を、評者が読んだときには、「私は、こんな物語も書けるんだよ!」とのメッセージを受けたとったことを忘れてはいない。
 あまり期待しないで読み始めた本書『危険な弁護士』には新鮮さを覚えたし、グリシャムいまだ健在なりとの思いも深くしながら楽しく読ませてませてくれた。
 巻末の解説で若林踏さんが「セバスチャンとパートナーはグリシャム作品史上、最も派手で活劇的な見せ場も作れるキャラクターである。」と語っていたが、グリシャムは、シリーズものを書かないから残念に思いながら本書『危険な弁護士」の下巻を読み終えた。
危険な弁護士 (下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (下) (新潮文庫)より
4102409386
No.7:
(4pt)

グリシャムさんスランプを脱失したようです。

評者は、大昔にジョン・グリシャムの『法律事務所』を読んでから、彼の作品の虜になり、その後の作品はすべて読んできた。
 が、『奇跡のタッチダウン』を読み終え、グリシャムさんスランプかなと思った。
 その後、『謀略法廷』『アソシエイト』と、読んできて作品ごとに面白くなくなってしまったのでジョン・グリシャム作品を読むのをやめてしまった。
 グリシャム2015年の作品『危険な弁護士』(原題:Rogue Lawyer )が翻訳刊行されたことを知り、どんな作品なのか気になっていたので久しぶりに読んでみることにした。
 なんの予備知識もなく本書の上巻を読み始め、主人公である弁護士のセバスチャン・ラッドは、他の弁護士が避けるような案件ばかり引き受けるというという、海千山千のアウトロー弁護士であることを知る。
 セバスチャン・ラッドは、かつてグリャムのリーガルサスペンスに登場する弁護士像と異なるキャラクターなので少なからず違和感を覚えたが、新たな期待を持って読み始めた。
 第一部「侮辱」は、ハーパー・リーの小説『アラバマ物語』(グレゴリー・ペックの映画で知られている作品)の原題版ともいえるストリーに、既視感を覚えてしまったので少しがっかりしたので(星3)。
 第二部「ずどん、ずどん部屋」は、ストリートギャングから大親分にまでになったリンク・スキャンロンという男が刑務所に入れられ死刑宣告を受ける。
 弁護を引き受けたラッドは、何度も上訴した甲斐もなくとうとうリンクは、死刑執行されるのを待つことになる。
 依頼人と一緒に、死刑執行部屋で待機していたラッドは、リンクが金の力と手下たちの協力で次から次へと繰り出す「ずどん、ずどん」に驚き、あげくリンクは、とんでもない手段を弄してまんまと脱獄してしまう。
 ネタばれになってしまったが、グリシャムさん「いくらなんでも奇想天外すぎ」と文句の一つも言いたくなるような作品であったが、まあまあ楽しく読み終えたので(星4)。
 第三部「兵隊気取りの警官たち」は、9・11テロのあと警察権の法改正がおこなわれ、なかには信じられないような法律もあるようだ。
 この物語の被害者であり被告にされたダグラス・レンフロがまさにそれに当たる人物である。
 最新鋭の装備に身を固めたSWAT隊員の8人に、夜中の3時に玄関と裏口からドアを突き破り急襲され銃撃を受けたのが、この不運なダグラス・レンフロ夫婦である。
 すわ、強盗と元ベトナムの勇士だつたダグラス・レンフロは、許可を受けている拳銃で応戦するさなか妻のキャサリンがSWAT隊員の銃弾を受け殺されてしまった。
 ダグラス・レンフロも銃弾を受けて救急搬送され一命はとりとめた。
 が、SWAT隊員一人もダグラス・レンフロの応戦により負傷する。
 これがもとでダグラス・レンフロは、退院と同時に逮捕され拘禁されてしまった。
 そこでラッドの出番である。
 ここでの法廷シーンでラッド弁護士が、検察側を痛罵するところなど久しぶりに楽しんで読むことができたので(星5)。
 上巻の三作品のなかでは、この「兵隊気取りの警官たち」が一番読み応えのある作品であった。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.6:
(4pt)

グリシャムの弁護士でも異端中の異端!

作者の名を何度も確かめずにいられないくらい、グリシャムとしては異端の作品である。逆に言えば、この小説を読んでグリシャムの印象を決めないことを望む。グリシャムはリーガル・サスペンスの王道をゆくような正統派作家である。しかし、そうこの作品は、異端と言ってもよいだろう。

 そもそもグリシャムとしては珍しく、本書は連作中編小説のような構成である。長編作家として知られるグリシャムが、一話完結的な中編物語を紡いでゆく上巻。まずは異端の弁護士の一人称と、その悪ぶった語り口に違和感を覚える読者は多いだろう。これ、グリシャム? ブラックでは? ノワールでは? そう思わせるような、一匹狼のタフなプロフェッショナル弁護士セバスチャン・ラッド。

 どんな奴でも弁護する。信じられるものは法律だけ。趣味として真夜中のケージ・ファイトに出かけ、犯罪者たちとの賭博行為を行うばかりか、ファイターに出資すらしている。これが本当にグリシャム?

 しかし徐々に、このネガティブ・キャラクターが、手段を択ばない執念や怒りの強さにより、入り組んだ個々の事件が絡み合う迷路のさなか、狭い狭い抜け道を見つけ出しては、個性的キャラクター(暗黒街の大物も警察上層部も何でもあり)を次々と手玉に取って、あり得ない結末を導き出してゆく様子に、いつの間にか拍手を送っている自分に気づく。

 こんなごみ溜めのような世界に生息する弁護士であれ、その生きる糧は勝利なのであり、自分の持てる力を発揮して世界を正しく変えてゆく目的への強烈な飢餓感なのである。あきれるほど駆け引きに長けたダーティ・ヒーローによる、あくまで法律を準主役としたリーガルミステリー。グリシャムが読者の期待を良い意味で裏切る熟練の騙し技を、いくつも垣間見せてくれる本書の娯楽性は、鋭い切っ先を持つ刃の切れ味であった。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.5:
(4pt)

グリシャムの弁護士でも異端中の異端!

作者の名を何度も確かめずにいられないくらい、グリシャムとしては異端の作品である。逆に言えば、この小説を読んでグリシャムの印象を決めないことを望む。グリシャムはリーガル・サスペンスの王道をゆくような正統派作家である。しかし、そうこの作品は、異端と言ってもよいだろう。

 そもそもグリシャムとしては珍しく、本書は連作中編小説のような構成である。長編作家として知られるグリシャムが、一話完結的な中編物語を紡いでゆく上巻。まずは異端の弁護士の一人称と、その悪ぶった語り口に違和感を覚える読者は多いだろう。これ、グリシャム? ブラックでは? ノワールでは? そう思わせるような、一匹狼のタフなプロフェッショナル弁護士セバスチャン・ラッド。

 どんな奴でも弁護する。信じられるものは法律だけ。趣味として真夜中のケージ・ファイトに出かけ、犯罪者たちとの賭博行為を行うばかりか、ファイターに出資すらしている。これが本当にグリシャム?

 しかし徐々に、このネガティブ・キャラクターが、手段を択ばない執念や怒りの強さにより、入り組んだ個々の事件が絡み合う迷路のさなか、狭い狭い抜け道を見つけ出しては、個性的キャラクター(暗黒街の大物も警察上層部も何でもあり)を次々と手玉に取って、あり得ない結末を導き出してゆく様子に、いつの間にか拍手を送っている自分に気づく。

 こんなごみ溜めのような世界に生息する弁護士であれ、その生きる糧は勝利なのであり、自分の持てる力を発揮して世界を正しく変えてゆく目的への強烈な飢餓感なのである。あきれるほど駆け引きに長けたダーティ・ヒーローによる、あくまで法律を準主役としたリーガルミステリー。グリシャムが読者の期待を良い意味で裏切る熟練の騙し技を、いくつも垣間見せてくれる本書の娯楽性は、鋭い切っ先を持つ刃の切れ味であった
危険な弁護士 (下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (下) (新潮文庫)より
4102409386
No.4:
(5pt)

主人公の設定がユニーク

この作家の作品はこれまで良く読んでいましたが、本書の主人公の設定がユニークで、ストーリーに引き込まれてしまいました。とても面白かったです。夜更かしして一気読みしてしまい、ちょっともったいなかったかな。法曹ものがお好きな人にもお勧めします。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.3:
(5pt)

面白かった

最近のグリシャムの作人の中では一番良かったです。小説の筋立ても良いですが、別れた奥さんと一緒に暮らす小学生の息子さんに関わるストーリーは、同じ年頃の息子を持つ私にはすごくしみじみ感があって、良かったです。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378
No.2:
(4pt)

後半も面白かったです

我らが「ならず者弁護士 ラッド」は後半も、色々な裁判に駆けずり回ります。

ラッド本人にも直接的な影響が出てくる中で、彼なりの正義をウィットを持って達成していきます。

最後が超急速な手じまいになっており、拍子抜けしたので4点としましたが、総じて十分に楽しめます。

アメリカ社会の闇と、アメリカ法曹界の殆ど喜劇とも言える仕組みについて堪能できる1冊になっています。
危険な弁護士 (下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (下) (新潮文庫)より
4102409386
No.1:
(4pt)

面白いです(原題:Rogue Lawyer)

ならず者弁護士ラッドは、別れた妻と争いながら、人のやりたがらない事件の弁護士を続けている。

反骨精神溢れるラッドは、現在の警察機構や裁判制度に対して激しい憤りをもって生きている。

一方で、異種混合格闘技の選手に出資もしている男である。

警察の杜撰な捜査の被害者や、SWAT隊員になすすべなく殺された老夫婦等の弁護を引き受けるラッドに明日はあるのか、という話。

やや勧善懲悪的ではあるものの、非常に面白いです。会話や表現もグリシャム節が存分に発揮されています。

法曹物が好きな方には迷わずお勧めできますね。
危険な弁護士 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:危険な弁護士 (上) (新潮文庫)より
4102409378

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