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過ちの夜の果てに



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【この小説が収録されている参考書籍】
過ちの夜の果てに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

過ちの夜の果てにの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

好感度大のニックとベッカ

ニック、ベッカともに好感度大!で、予想以上におもしろいです。序盤からぐいぐい引き付けられます。
この作品を良くしているいくつかの要因のなかでも一番は、ニックの人間性だと思いました。
ロマンス小説のヒーローは完全無欠が多いですが、ニックは、シリーズ2弾『影のなかの恋人』で失態をし、コンプレックスをもっています。
そして、FBI職務中に死なせてしまった友人の、誘拐された娘を助けたいという温かい心の持ち主。
華やかなマクラウド兄弟に比べて目立たない印象だったのですが、端正な顔立ちで、それに加えて硬派な渋さと人間性が魅力的です。
一方、ベッカは素直で率直、タマラにも立ち向かう強さと信念、そして本人が意図しないユーモアがあります。このシリーズのヒロインのなかで私は一番好きです。
めったに笑わないというニックが、幾度となくベッカの話に肩を震わせて笑いをこらえるシーンはよかったです。
そして笑顔が美しい男性って魅力的だと思います!
物語は、いくつかの場面が並行して進行し退屈しません。
12歳のスヴェティ(誘拐された娘)のどん底の環境、心の美しさにも感動を覚えます。
終盤は、ここまで…と思うほど壮絶ですが、長くて内容はびっしりで読み応えたっぷりでした。
過ちの夜の果てに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:過ちの夜の果てに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
4576100688

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