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化学探偵Mr.キュリー8
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化学探偵Mr.キュリー8の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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第一話:悪意ある意図、凡ミス、遵守されない規則、などなどが、有機的に絡み合い、安定のコンビの出番です。 「嫌よ嫌よも好きのうち?」・・・くしくも、駄々こねるは、男性だけど。 学ぶ意志のなき者が、学び舎にいる意味あるのか? グダグダと不平・不満を述べるだけで、何ら創作行為に参与しないのに。 男に合わせただけって・・・今しかできないことが、他にもあるでしょ!! 第二話:ネグレクト(児童虐待)は、親から子へと連鎖する。 我が身かわいさから、子どもへの仕打ちを、見て見ぬふり。 勘違いしたらあきまへんけど、クズ男を選んだんは、アンタやで。 だから、守り抜く責務があるんと違う。 もはや、夫婦漫才の域にまで達している、二人の掛け合い。 もう今さら、照れ隠しもいらんでしょう。 第三話:夢を叶えるために、犯罪に手を染める? う~ん、短絡的というか、考え方が甘いというか、稚拙だがや。 なぜ、その職業に憧れるのか? お金? 名声? 目立ちたい? いずれにしろ、その選択肢しかないのか、よく頭使おうぜ。 もう~先生ったら、照れ屋さんだから・・・上目遣いに見つめられ、お願いされたら拒否権発動させれないよね。 ましてや、相手が気になる女子だし。 第四話:僕ちゃんは、もっと強くならないと駄目なんだ。 もっと、もっと、もっと。 そのために、寝る時間を削って、彼女とのデートもキャンセルして、実験に没頭しなければ、仲間に置いていかれる。 いや、いや、違うって、健康を害するほど、のめり込んでも 、そうそう簡単には結果でないって! もっと長い目で、テキと~に、メリハリつけて行こうぜ! 今を楽しまないと、もったいないよん! 第五話:人間なんて所詮は、弱い生き物なんだよ。 一人では、どうにもならないくらいに。 問題を抱えこんで、自滅へまっしぐらって、終わってんなぁ~! 悩みは、頼りになる人に話すだけで楽になれる。 たとえ、解決策が見つからなくても、ココロが軽くなれば、新たな一手もみえてくる。 救いようのないクズは、放っておいても、そのうち自滅する。 貴女が、手を下さなくても。 | ||||
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最初から読んでますが、だんだん面白くなってきました。 | ||||
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喜田喜久先生大好き | ||||
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疫病神あるいはクイーン・オブ・おせっかいの七瀬舞衣が帰ってきた。どこかへ行っていたわけではなく、本来の主人公に戻っただけだけど。いつものようにどたばたして、ちょっとほんわかして、謎もあるんだけど、なんだか中途半端な終わり方が多いかなあ。うーん、マンネリ感も少々あり。それなりに楽しんだので、何とか星3つか。 | ||||
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大変失礼ながら、薄味でジャバジャバのカレーを食べさせられた気分になった前作(7)に比べて、それ以前の、普通にとろみのあるカレーに戻った感じで、一向に進展する気配が見えない舞衣と沖野の関係が、割と細かく書かれていることに、「つくづく俺も俗物だよなぁ」と自嘲しつつ、胸をなでおろしています。 しかし、 「・・・・・・、たまには。先生と一緒にお茶したいです」 舞衣はじっと沖野の目を見つめた。 沖野はすぐに視線を逸らし、首の後ろをぽりぽりと掻く。 「・・・・・・仕方ないな。・・・・・・。さっさとコーヒーだけ飲んで帰ることにする。・・・・・・」 なんていう件を読むと、美間坂剣也クンでなくとも「春ちゃん、かわいい!」なんて言いたくなってしまいますね。もし万一この二人が結婚するようなことになったら、傍目には亭主関白のように見えて、その実、舞衣が夫をしっかり尻に敷くという構図になることは、火を見るよりも明らかでしょう。でも、今の二人の関係をみていると、そこまで行くには、シリーズ30とか、50くらいまで続ける必要があるんじゃないかなーという気がして、作者の方にはしっかり頑張っていただきたいと思います。 ところでこのシリーズ、作者の方が執筆の動機とされた、例の物理学者が探偵役の作品に比べると、殺人事件が起きない分、話の内容が軽めになるのはしかたありませんよね。いわゆる「ライトノベル」を読んでいるような気がした作品もあったような・・・。それを意識してか、「第二話 化学探偵と禁断の果実」を書かれたのでしょうが、こちらは私たちの身の回りで昨今起きている出来事と照らし合わせて、殺人事件以上に重いテーマになってしまったのではないでしょうか。 未読の方にはネタバレになりますが、児童虐待や家庭内暴力がテーマです。最近実際に起きた事件に関するマスコミの報道からも、いかにこの問題の解決が難しいかということは、たんにメディアのこちら側で情報を受け取っているだけの人間にもよくわかります。だからこそ、この話の一応の解決への方向性は、『クイーン・オブ・おせっかい』と天才科学者のコンビに任せるのではなく、虐待を受けている児童の担任であり、沖野を尊敬している芦屋川先生に、作者がゲタを預けるというような形になったのではないでしょうか。しかし、学校長は教育委員会に遠慮して事なかれ主義だと、芦屋川先生の台詞の中にしっかり書かれていますし、現実の事件との関わりから見て、児童相談所がどれほど頼りになるのかすこぶる不安で、小説(ミもフタもない言い方をしてしまえば「作り話」)の中のこととわかっていても、先々のことが心配になります。 とはいえ、実に久し振りに(ずいぶん待たされたなぁ、という感じです)最新作を手にする嬉しさで、あっという間に読了してしまいました。次回作(9)をなるべく早くお願いします。 | ||||
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