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キャバレー
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【この小説が収録されている参考書籍】
キャバレーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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この本は入院中に偶然病棟の本棚で見つけ、タイトルに惹かれて読んでみたのが出会いでした。 内容を読み進めていくうちドンドン引き込まれていきました。そう、この小説には80年代の「キャバレーをはじめとしたバンドの入っているお店」や「そこにぶら下がっているヤクザ」や「そこに落ちぶれているバンドマン」や「そこから這い上がっていく才能のあるミュージシャン」の姿が『真実の姿』として描かれています。 何を隠そうこのレビューを書いている私自身もその世界の中にいて、その真実を目の当たりに見て来たからです。 実際に歌舞伎町のクラブの前では路上で「日本刀で切り殺されているヤクザ」も目撃しましたし、ヤクザの組長や若頭など上位の人物が「素人に手を出さない」事も実際に会って会話して経験しました。そして「ホンモノのヤクザが凄く感受性が高い」という事も身をもって体験しました。 このレビューを読んでいる「あなた」が「ジャズ」や「水商売」や「ヤクザ」の『真実』を知りたいと思っているのでしたら、この小説を読まれる事を『絶対』にオススメします。 何度も何度も読めます。飽きません。 そして、この著者がなぜここまで「真実」を書けたのかは「あとがき」を読まれた時に必ず納得する事をお約束します。 | ||||
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1983年の作品の新装、限定版。懐かしさのあまり手に取りました。今読んでも古さを感じない。またリメイクで映画化しても素敵かも! | ||||
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この本を原作とした角川映画を、恐らく20代の時に映画館でみた。それまでに、既に長く楽器を演奏してきたが、自分を表現できず、壁に突き当たり自分に失望した経験がある者として、思いのほか共感できたと記憶している。 数十年経って、それ程期待せずに本作品を読んだ。主人公の心理描写が饒舌過ぎるのが少し鼻についたが、どうしてどうして、音楽を極めようともがく楽器奏者の、暗く苦しい気持ちを描き切っている。なぜこんな表現ができたのか、あとがきを読んで納得した。しかしながら、楽器演奏を生活の糧にしようと一時期でも考えた者以外には、この気持ちは理解できないのではとも思った。 | ||||
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今西良のシリーズを読んでから、矢代俊一を知り、遡って読んだ作品です。 若いころの矢代俊一と、さまざまな事件が絡み合って、一気に読みました。 やっぱり栗本薫は引き込むのがうまい! 矢代俊一の他のシリーズを読んで、またたまに読み返すと、”矢代俊一、若かったね~、そうだったよね~!”と 母のような気持ちで読み返せます。 キャラに思い入れがなくても、物語りとしても十分楽しめますので、おすすめです。 | ||||
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場末のキャバレーのサックス奏者の青年と、武闘派ヤクザの中年男の奇妙な友情と別れを描く。 一歩間違えれば、BL作品を思われる描写が多い。 しかし、女性が憧れる男同士の友情というイメージは、こういうものだと思う。 また、本作は80年代の作品であるが、ヤクザたちの描写が古臭い。まるで高倉健の映画みたいだ。 それでも、作品が陳腐にならないのは、栗本氏が成せる業である。 | ||||
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ここでいうキャバレーとはミュージックホールとも呼ばれていたことがあるかもしれません。 JAZZの生演奏をしています。 裏社会のことがいろいろ書かれていて、栗本薫がどうやって取材したのだろうか、単なる空想なのか不思議でした。 栗本薫と同世代なのに、自分がいかに世の中のことを知らないか怖くなりました。 ジャズについて詳しい理由は分かりました。 栗本薫が早稲田大学で,ワセダハーモニカソサイアティ(WHS)に所属していたことを本書の「あとがき」で知りました。 旦那は,演奏つながりとのこと。 本書は,当時の思いを綴ったようなものであること。 ps. 主人公の俊一は、その後何度か出てきます。 映画がどんなだったか忘れてしまったので、今度見直してみようと思っています。 | ||||
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ここでいうキャバレーとはミュージックホールとも呼ばれていたことがあるかもしれません。 JAZZの生演奏をしています。 裏社会のことがいろいろ書かれていて、栗本薫がどうやって取材したのだろうか、単なる空想なのか不思議でした。 栗本薫と同世代なのに、自分がいかに世の中のことを知らないか怖くなりました。 ジャズについて詳しい理由は分かりました。 栗本薫が早稲田大学で,ワセダハーモニカソサイアティ(WHS)に所属していたことを本書の「あとがき」で知りました。 旦那は,演奏つながりとのこと。 本書は,当時の思いを綴ったようなものであること。 ps. 主人公の俊一は、その後何度か出てきます。 映画がどんなだったか忘れてしまったので、今度見直してみようと思っています。 | ||||
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