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サムシングブルー



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【この小説が収録されている参考書籍】
サムシングブルー
サムシングブルー (集英社文庫)

サムシングブルーの評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

悲しみの底の果て

主人公梨香と近い年代の女性ならきっと理解できるはずの複雑な気持ち。
それと、くだらないことに真剣に笑ったり泣いたりしていた二度とは戻れない高校生の自分。

恋人と別れ、過去の恋人と親友の結婚によって揺れる梨香の気持ちがリアルで、全く同じ境遇なわけでもないのに、共感する部分が多く夢中で読みました。

なかったことにしたかった過去の自分を認めて、現在の自分と未来の自分に向き合う。

否定しなくていいんだ。過去も含めて今なんだ。
後悔しなくていいんだ、まだこれからだって遅くないんだって気づかされ、気持ちが軽くなりました。
サムシングブルー (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サムシングブルー (集英社文庫)より
4087468488
No.1:
(5pt)

ジワ―ッと染みる一冊。

以前、何となく読んだ「はるがいったら」が良かったので、この作者の名を見てすぐに購入した。一気に読んでしまった。「はるがいったら」と同じく、多少作りすぎに感じる部分があるのだが、それを不自然と感じさせない、何ともいえない自然な流れ。特に斬新なこともなく、どこかにありそうな展開にもかかわらず、つい引き込まれて読まされてしまう。それは、あちこちに綺麗なだけではない感情やみっともなさや狡さ、そういった現実の姿があるからかもしれない。ちょっとしたエピソードやつぶやきが、リアルで染みる。
ありふれていそうな話を、こんなにもみずみずしく読ませるのが、この作者の魅力なのだと思う。
サムシングブルー (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サムシングブルー (集英社文庫)より
4087468488

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