UNTITLED
- 家族小説 (42)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
UNTITLEDの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の桃子は常にルールを守り、行儀の良い子で、その規範から外れる者は母親や弟であっても下に見ていた。しかし、意外にもその家族からは全幅の信頼を得ている訳ではなく、却って疎んじられている、という事が分かっていく。また、「こんなに尽くしているんだから、自分も大事にしてもらえるはず」と期待していた恋も甘くはなく、徐々に自分の価値観、世界観が混乱していく。その様の描写が秀逸。弟の彼女(桃子は反感を抱いていた)が、意外にも親身になってくれて、その助けを得て新しい自分を作って行こうとする、と言う展開がとても良かった。そして神様の配慮か(笑)、新しい出会いを得て、その子が桃子を新しい世界に誘い出していく、というシーンが印象的。これは女性の願望としてはベタだな、と思いつつ、「桃子、良かったね…」という気持ちで少し涙が出た。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|