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UNTITLED



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【この小説が収録されている参考書籍】
UNTITLED (一般書)
([あ]6-2)UNTITLED アンタイトル (ポプラ文庫)

UNTITLEDの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

女の子の成長物語

主人公の桃子は常にルールを守り、行儀の良い子で、その規範から外れる者は母親や弟であっても下に見ていた。しかし、意外にもその家族からは全幅の信頼を得ている訳ではなく、却って疎んじられている、という事が分かっていく。また、「こんなに尽くしているんだから、自分も大事にしてもらえるはず」と期待していた恋も甘くはなく、徐々に自分の価値観、世界観が混乱していく。その様の描写が秀逸。弟の彼女(桃子は反感を抱いていた)が、意外にも親身になってくれて、その助けを得て新しい自分を作って行こうとする、と言う展開がとても良かった。そして神様の配慮か(笑)、新しい出会いを得て、その子が桃子を新しい世界に誘い出していく、というシーンが印象的。これは女性の願望としてはベタだな、と思いつつ、「桃子、良かったね…」という気持ちで少し涙が出た。
UNTITLED (一般書)Amazon書評・レビュー:UNTITLED (一般書)より
4591135489

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