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財務捜査官 岸一真 マモンの審判
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財務捜査官 岸一真 マモンの審判の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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途中まで面白かったんですが、途中から収集が付かなくなってしまいました。残念! | ||||
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「財務捜査官が見た不正の現場」(NHK出版)が人の動きがあまり書かれておらずつまらなかったのに対して(まったく別の著者の作品ですが)、本書では、主人公(財務捜査官とはされていませんが)の動きが俊敏かつダイナミック(猪瀬さん風)に描かれていて、飽きることなく、ページが進んでいきます。 また、本書の一番の「売り」である金融完全犯罪の仕組みは、一般人には真似のできるものではなく、また、仕組みも自分で絵図を書く必要があるなど難解ではありますが、「なるほど」とうなります。 「そうきましたか」の領域に達していると思われます。 ただ、本書は、小説で、ハウツーものではないので、小説として出来としては辛い評価となりました。 登場人物の心理描写は十分ではないため、鍵を握る人物の気まぐれな行動が事件や謎の解明につながったとの印象が残ります。 主人公にヒントを与えておいて、エピローグで真相を問われて、当初、白を切るというのでは、どのような心境でヒントを出したのか理解に苦しみました。 こつこつと事実を積み上げていく捜査の過程は、相応に説得力ある根拠に基づいて描かれています。 「さすが専門知識を持った捜査官」と思わせる動きをしています。 しかしながら、最後に立ちはだかった高い壁を越える段階で、上記のご都合主義的な偶然に頼ってしまったところが、非常にもったいなく感じました。 | ||||
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