財務捜査官 岸一真 マモンの審判



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初公開日(参考)2014年03月
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長編小説

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財務捜査官 岸一真 マモンの審判 (幻冬舎文庫)

2018年10月10日 財務捜査官 岸一真 マモンの審判 (幻冬舎文庫)

目前で起きたビル爆破事件で親友を失った公認会計士の岸一真。失意に沈み、フリーのコンサルタントに転身した岸のもとへ、知人を介して予想だにしない仕事の依頼が入る。出先は警察庁。職務は史上稀に見る巨額マネーロンダリング事件の捜査。荷が重過ぎると固辞する岸だったが……。期待の新鋭が放つ興奮の金融ミステリ。ニューヒーロー誕生!(「BOOK」データベースより)




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財務捜査官 岸一真 マモンの審判の総合評価:7.20/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(1pt)

時間のむだ

途中まで面白かったんですが、途中から収集が付かなくなってしまいました。残念!
マモンの審判Amazon書評・レビュー:マモンの審判より
4344025490
No.4:
(5pt)

おもしろかった

現役税理士の著書だけあって金融犯罪をテーマにした小説なのだが一本の映画をみているように情景描写が鮮やかで非常に読みやすかった。一歩づつ核心にせまっていくストーリーは小気味よく、続きがきになる展開。最後はこうきましか。。。 
読後感は爽快でありつつどこかせつない余韻が残った。
お金を得ること自体が目的になることの無常さ。知らず知らず自分のコントロールできない状態に陥ってしまう恐怖。いろいろと考えさせられました。
ちなみに経済用語がたびたび出てくるが説明があるのと、株取引などをしたことがある人なら問題なくついていけるレベル。
マモンの審判Amazon書評・レビュー:マモンの審判より
4344025490
No.3:
(5pt)

一級品の経済ミステリー

新人作家ということもあり正直あまり期待していなかったが、新人らしからぬ無駄の無い文章表現と的確な描写で、冒頭の大聖堂のシーンからグイグイ引き込まれた。
気がつけば翌日の仕事のことも忘れて最後まで一気読みだった。

他の方のレビューにもあるが、とにかく投資取引を舞台としたメイントリックが実に鮮やか。
こんな手があったのか!と深夜にもかかわらず思わず膝を打ってしまった。
また主人公が些細な断片を丁寧に積み上げながら徐々に真相に近づいていく過程は読み応えがあり、特に犯人の陰謀で捜査からはずされ単独で動き出す後半部分では、主人公のダイナミックな活躍とともにドライブ感が一気に加速する。
どんでん返しに続くラストの余韻も壮快だった。

同じ経済ミステリーでも、例えば池井戸潤の得意とする虐げられた正義の逆転による勧善懲悪的カタルシスとは毛色は異なるが、本書の描くやや厭世的で抑制の効いたハードボイルド調の主人公による執念の捜査が結実し、彼と彼を取り巻く様々なしこりがゆっくりとだが確実に氷解していく様は、丁寧な筆致と相まって読み手の感動を無理なく誘う。

また本書の裏テーマともいえる資本主義経済に対する「光と影」あるいは「肯定と批判」「支配と服従」といった相反する投げかけが、主人公の成長過程やその他の登場人物のエピソードとして、そこかしこに重層的に描かれており、この部分もまた実に興味深く、作品により一層の深みをもたらしている。

文句無く一級品の経済ミステリーで、久しぶりに充分に楽しめた作品だった。
マモンの審判Amazon書評・レビュー:マモンの審判より
4344025490
No.2:
(2pt)

動機がよく判らない

「財務捜査官が見た不正の現場」(NHK出版)が人の動きがあまり書かれておらずつまらなかったのに対して(まったく別の著者の作品ですが)、本書では、主人公(財務捜査官とはされていませんが)の動きが俊敏かつダイナミック(猪瀬さん風)に描かれていて、飽きることなく、ページが進んでいきます。

また、本書の一番の「売り」である金融完全犯罪の仕組みは、一般人には真似のできるものではなく、また、仕組みも自分で絵図を書く必要があるなど難解ではありますが、「なるほど」とうなります。
「そうきましたか」の領域に達していると思われます。
ただ、本書は、小説で、ハウツーものではないので、小説として出来としては辛い評価となりました。

登場人物の心理描写は十分ではないため、鍵を握る人物の気まぐれな行動が事件や謎の解明につながったとの印象が残ります。
主人公にヒントを与えておいて、エピローグで真相を問われて、当初、白を切るというのでは、どのような心境でヒントを出したのか理解に苦しみました。

こつこつと事実を積み上げていく捜査の過程は、相応に説得力ある根拠に基づいて描かれています。
「さすが専門知識を持った捜査官」と思わせる動きをしています。
しかしながら、最後に立ちはだかった高い壁を越える段階で、上記のご都合主義的な偶然に頼ってしまったところが、非常にもったいなく感じました。
マモンの審判Amazon書評・レビュー:マモンの審判より
4344025490
No.1:
(5pt)

ワクワクしながら一気に読み切りました!

証券会社に以前勤務していました私にとりましては、バブル時代の世相、業界内部で起きていた出来事を、まるで昨日の事の様に思い起こす事が出来た興味深い内容でした。個人のお金のため、地位と名誉のために、また、業界内のシェア争いのために、手段を選ばない姿がある一方で、自らがリスクを負い、友人の窮地を救おうとする場面も大変印象的でした。金融手法を駆使した数々のトリックを徐々に暴いて行く主人公
の様子は、業界を知る方にとってはワクワクの連続です。神戸と東日本大震災をきっかけに、生き様、家族観、仕事観を見つめ直す方々も昨今多いかと思います。デジタル大流行りの現代において、人との繋がり、ふれあい、絆などをあらためて考えさせられる作品で、立場、環境に関係無く、あらゆる人の胸を打つ内容だと思います。
マモンの審判Amazon書評・レビュー:マモンの審判より
4344025490



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