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惑わし
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惑わしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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身体に障害を持つマイルズが己れを証明しようと冒険にその身をさらしたように…この物語の片方の主人公の少女は自分を軽んじる家族に女性で在る己れの証明を成そうとして選んだ相手にも己れの身体にも裏切られてその矜持から家族に告げることなく失踪してしまうのだが、悲しいかなこの現実の世界でも女性と云う性があたかもハンディキャップであるかのような考え方が宗教や文化の中に残り続けていることは否定出来ない。さて、悪鬼と云う謎も含めて、冒険に巻き込まれ最高の理解者であり伴侶となる男に出会った彼女の挑戦はまだ続くようだ。 | ||||
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シリーズ1巻目のせいか起承転結がない。冒険アクションの部分はあっという間に終わってしまう。ビジョルド作品によく現れる、封建的な社会から抜けだしていく女性、年長の男性と若い女性のカップル、無神経な男兄弟、などの要素をメインにした作品。それが鋤な人には面白いかもしれません。 人間関係はうまいのですが、本編を読まずに大団円のあとを読んでいるような雰囲気でした。 | ||||
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この作品好きです。大好き。他のシリーズ物も素晴らしいですが、こちらはロマンスぽいけど深みがあります。今までとちょっと違う作風でもビジョルドそのものです。 | ||||
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ビジョルドが好きで購入しましたが、 今回の本は、話が長く感じられました。 丁寧に描写しているといえばそうですが、 もうちょっと、スピード感があってもいいような。 連作ものなので、導入部分だとはわかるが、少し読むのに体力がいる。 | ||||
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あのビジョルドですから、ストーリーテラーのビジョルドですから、間違いのないおすすめの作品です。 短剣が持つ深い意味、ビジョルドの思想はとどまるところをしりません。 「短剣」シリーズを全部読むことで、更にビジョルドの世界にひきこまれます。 面白いですよ~♫ チャリオンもののほうが色彩豊かで好きなので、残念ですがこちらは☆4つにしました。 チャリオンシリーズ「影の棲む城」ほかもぜひ読んでみましょう!とにかく最高ですから。 | ||||
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物語展開の中心が恋愛です。そのくせ舞台装置はファンタジー・・・。 最近の過激なロマンス小説を読みなれていると、やや控えめな恋愛描写に物足りなさを感じるかもしれません。 でも人物の描き出し方がとても上手な、ファンタジー、SF系の作家の作品です。 ロマンス作家がファンタジーを書いたのではこうはいかない背景設定の確かさもあり、ロマンス小説好きならぜひ読んでみる価値ありです。 出版社がファンタジーシリーズとして出してしまったのが惜しまれますね。装丁、表紙、挿絵などロマンスを意識したものにして、そういうシリーズの一環として出版されていれば、もっと評価されたのではないかと思います。 | ||||
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決しておもしろくないとはいわないんだが・・・マイルズシリーズやチャリオンシリーズに比べると何とも???首をひねってしまう。 女性が生きていく上で性的に抱える問題や性衝動について、歯に衣着せぬ描写がしてある。それは、それで中々出来ない事なんだろうが、突き詰めていうと、若作りの爺さんが、老いらくの恋の相手といかにしてセックスの欲望を抑えるか、又相思相愛と分かってからは何時するかに悶々とし、ヒロイン側も・・・と。 確かに理解出来る部分は多々あるし、物語の要素として重要な要因の一つだが、それが中心になってくると嫌気がさしてしまう。4部作の始めなので、主人公の繋がりをこれでもかと描写したかったのだろうとは思うのだが。 読んで損ではないだろうが、全編そろって一気読みしたほうが良いのかも知れない。 | ||||
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さすがビジョルドと言えます。4部作の初刊だそうです。 今のところストーリー的にはファンタジー的要素より,主人公のロマンスに焦点が行ってますが,訳者もいいのか下品でもなく,中年の男と若い娘の恋を丹念に描写しています。 これ一作でもストーリー的には中途ですが,十分読めます。 どっかのやおい似非ヒロイックファンタジーとは大違い。 基本的にはチャリオンシリーズとは別の魔法が失われた未来ではと思わせる展開, 今後が楽しみです。 | ||||
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SFと比べると数少ないですが、ビジョルドのファンタジーはどれも好きです。でも、この作品はすこし拍子抜けです。 ロマンスも物語の大事なポイントですが、お話としては案外簡単に好き合った二人が、後はひたすら親の許しを得るべく奮闘するような展開です。 物語世界の構成も弱く、この点ではチャリオンに及びません。どうしたことか、主人公たちの設定が物語世界の広がりの障害になっているように感じます。以降につながる目立った伏線もなく、まるで結婚相手の家族を懐柔するのがテーマのような・・・。こうなるとビジョルドのうるさ型の語り口が煩わしくなります。 それでも一気に読んで楽しめるのがさすがにビジョルドですが・・・。期待が大きかっただけに、評価は辛めです。今後の展開で、「傷心の主人公たち」が勇気をふるってストーリーを一気に駆け抜けていく、そんなスピード感がもどってくることを期待します。 | ||||
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