自由軌道
- SF (393)
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華々しさはないが、技術者が、その知恵と技術、工夫で危機を乗り越えていくというよくできたSFの美しさがある。 職人かたぎの主人公は、時に組織への忠誠を思い、時に人間としての尊厳を考え、時に美しいクァディーへの恋心に揺れる普通の人物として描かれるが、その技術と工夫の才覚故に、「すてきでかっこういい」物語となっている。 これに対し、人間性に欠けた知識欲や出世欲によってクァディーは生み出されたという経緯も強調された。 生み出した者への諫言、生み出された者への敬意を本書を通して問われたのだろうか。 | ||||
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遺伝子改造で生み出された4本の手を持つ宇宙での作業人員。でも、その計画は、まだ途中であり、ほとんどが子供たちであった。その計画が中止となり、子供たちは処分されることになる。 それを避けるために、子供たちの教師役であった主人公が、密かに脱出劇を計画する。その脱出劇の舞台が、宇宙ステーションであり、その相棒が子供たちであり、主人公が技術者である、という設定が面白さの根幹である。著者の代表作であるヴォルコシガンものと同じ設定のようだが、全く独立した長編である。 | ||||
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主人公の気持ちとかよくわからないわ。博愛主義も過ぎるわ。そこに何かもっと説得力を持たせる過去の体験とか欲しいわ。もっと割り切れよ。というわけでアイデアや展開は好きだけど星一つ減点。 | ||||
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ギャラク・テク社のケイ・プロジェクト 無重力環境下の労働に適した新人類(通称クァディー)がバイオテクノロジーの技術で開発され、人工衛星のなかで教育をうけていた。 そこに溶接の教師として、技師レオ・グラフが派遣される。 はじめ、4本も腕をもつ彼らに驚いていたレオだったが、優秀な生徒であるクァディー達を大切に思い熱心に教育しはじめる。 ところが、人口重力の発生機の汎用化により無重力化での労働が不要となることが分かった。 ケイ・プロジェクトは停止、多くのクァディー達は廃棄命令が出されようとしていた。 無重力の人工衛星が舞台、4本腕のクァディー達の効率的な労働の様子や、授業でみせる4本の腕のネットワークやダンスなどが美しくえがかれていて印象的です。 溶接技術の教師として派遣されたレオ・グラフといっしょに、 クァディーたちの一風変った生活を見ている気分で読んだり、保護者のようになって彼らの未来を案じながら読み進み、愛情あふれる作品を楽しませてもらいました。 | ||||
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宇宙もの+人類進化もの。 無重力の宇宙ステーション内で暮らす新人類に足は必要無い! と遺伝子操作され、足も手になった新人類が登場する佳作であるが、 印象的に地味な作品でレビュる気もしなくて、放置していたが、 ネタ切れで記事にしますたw 可も無く不可も無くの作品って一番目立たなくて損だよな。 キャラの葛藤ドラマが薄いように思う。 作者はたいした挫折もせずに、暖かい家庭で知的に育ってプロに成ってしまいましたという感じが、 解説から読み取れるのも宣材としては逆効果だと思う。 父から愛と知恵を注がれて育った少女は立派な小説家になりましたとさ。 Papa told me!の知世みたいなムカツク感じをこの作者には感じるのですがw 自身は夫婦円満なのに、作品に必ず夫婦の危機を入れるソウヤーは、 読者に反感持たれない手法を知ってる一流だと再認識しますた。 | ||||
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