親愛なるクローン
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マイルズとデンダリィ傭兵隊の話はおもしろくてすぐ読めてしまいますね。キャラ造形とストーリー構成が巧いのでしょう。時系列で読んでくると、ここまでで語られてきた遺伝子とクローンがこう出てきたかという感じです。今後の展開がまた気になるところ。 | ||||
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いやあ、こんな主人公面白い!っていうわけで、マイルズの融通の利かない反骨精神とその場しのぎのごまかしが巻き起こす事件、そしてどこへ行ってもそれが追いかけてくる自業自得、因果応報。敵対するキャラのまた面白いこと!まあ、あれだ、ちょっとご都合主義と博愛精神が納得できず、星を一つ減らす。 あれ、ちょっと「ヴォル・ゲーム」と混乱しているかも。ああ、そうだそうだ、「ヴォル・ゲーム」のあと、傭兵艦隊の資金不足に躍起になっていたんだった。 | ||||
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この本を購入する人の多くの方は、ロイス・マクマスター・ビジョルド女史の”ヴォルコシガン・サガ”シリーズの一冊として、購入すると思う。 その人たちの期待を裏切らない内容であるので、基本的な評価は☆5つです。 私は、1993年の版を購入したが、本作品の主要登場人物であるダヴ・ガレーニ(Duv Galeni)の階級が、大佐と記述されたり、大尉と記述されたりしている。 しかも、主要登場人物であるために、随所にこの不揃いの記述がある。 なぜ、出版社が見過ごしたのか?非常に不可解なので、本作品の内容より、そっちが気になり、非常に読みづらい。 この点でマイナス2。評価は☆3つです。 *なお、ガレーニの階級は、原文ではcaptain(訳:キャプテン、艦長、米国海軍大佐、隊長、米国陸軍大尉)である。 原文で”the captain”のところは”大佐”、 原文で”Captain Galeni”のところは”ガレーニ大尉”と訳されているが、全てそうではないので、さらに鬱陶しい。 本作品中に経歴が紹介されていて、スピード出世しているらしいが、主人公(本作品では階級は中尉、彼も順調に出世している)の帝国士官学校の2年先輩なので、”大尉”の方がしっくりくる。 | ||||
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惑星バラヤーの中尉、傭兵艦隊の提督の二重生活を送るマイルズヴォルコシガン。 母親が妊娠中に薬物で被害をうけたため、通常より低い背と曲がった背骨ともろい骨をもっている彼の前に、自分にそっくりのクローンが現れた。 地球の大使館で中尉としての時間をすごしている間に、クローンはマイルズにすりかわって提督として傭兵艦隊に乗り込んでしまう。 クローンの目的は?そしてこの災難をマイルズはどうやって抜け出すのか? どう考えても敵でしかないクローン人間…ただ、自分の細胞を使って作られた人物。 彼に対して「弟」として言葉を投げかけるマイルズの活躍がとても興味深いです。 どうやったら、心を通わせる事が出来るのか? 辺境惑星にある偏見と思われそうな風習が、その答えとして使われます。 追われる立場から追う立場に、そして、追い詰められ逃げる場面展開の速さに、 従兄のイワンの友情や、気難しい上司の心のうちなど、登場人物一人ひとりの心の動きが丁寧に書き込まれていて、読み応えがある物語になっています。 | ||||
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邦訳発表順としては、2作目。邦訳されている作品の時間軸で追っていくと、マイルズのシリーズとしては3作目に当たる、当作品。(「無限の境界」に収録されている短編は除くと、ですが) 「戦士志願」『セタガンダ(未訳)』「ヴォル・ゲーム」、そしてこの、「親愛なるクローン」。 翻訳物はちょっと、SFはちょっと、とおっしゃる方にも大丈夫! ハードSFでもないし、大変読みやすく、日本語と違和感無く読み進めます! 暗殺者・誘拐犯・テロリスト・マスコミと、にぎやかに?追っかけられながら、上司・会計士・ボディガードと悶着を起こしているのを見守るうちに、すっかり作品に、キャラクターに飲み込まれてしまいます。 『自分に成り代わろうとする、完璧な訓練を施された自分自身のクローンが目の前に現れたら、あなたはどうしますか?』 クローンを取り扱った作品に、ありがちなこのパターン! 個性的なキャラクターを多数有するこの作品での反応は、他の物とはチョット違う! されたクローンも金縛りにあっちゃうような、主人公の行いに、あなたもいっしょにびっくりしてみませんか?! 興味を持たれたら、是非、読んでみてください。おすすめですよ。 | ||||
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