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上野池之端 鱗や繁盛記
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上野池之端 鱗や繁盛記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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連れ込み旅館の体で、話が始まりましたが、実は25年経過の料理屋で工夫された鰻茶碗なる茶碗蒸しが売りの料亭一歩手で、若旦那がそれぞれに起こる事件に仲居と共に解決をする物語です。 | ||||
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どこか山本一力さんの作風を思い起こさせる。疲れている時などには癒し効果は大。 | ||||
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この作者さんは結構好きな方で、本書も一応面白く楽しめたことは楽しめたのですが、あれ?部分と引っ掛かる部分がいやに沢山目についてしまった。 殆ど「連れ込み宿」だったのに、そこの女将と旦那と娘が「道楽」にかまけてられるのは何故?「連れ込み宿」ってそんなに利が厚いの? 「サボってる刻の方が長い」という怠け者ぞろいの奉公人の「向上」の心情や過程が殆ど描かれてないので、とんとん拍子に店が良くなって行くのが腑に落ちない。 お末の冒頭での「苦労」は慣れない奉公先での通常の苦労だと思っていたので、クライマックスで「死ぬ事ばかりを考えていたが救われた」に繋がらない感じ。 お末が「目上の人達の心情を先読んで解説する」のが少々鼻についた。合わせて「目上の人への遠慮会釈ない質問」も。不躾な質問に律儀に素直に答えるのにも疑問。「お前の知った事じゃない」って答えそうな相手だとなおさら…。 「若いのにしっかりした仲居」の接客場面で「なりますが・思いますが・できますが」の、末尾まできちんと言わない語尾の連発…書き言葉と話し言葉は違うのは分かっているつもりですが、「語尾まできちんと言わない」が「しっかりした仲居」の言葉遣いには思えない。 江戸と水戸って徒歩の時代に2日で行けたの? 我ながら重箱の隅つついてる感じがするのですが、どうにもそっち方向にスイッチ入ってしまったらしく、気になりだしたら止まらなくなってしまいました。 | ||||
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