■スポンサードリンク
1パーセントの教室
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
1パーセントの教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書いたままです。大賞受賞者だし文章は良かったのでデビュー作は率直に駄作だったけど、その1冊だけでもなと思い、もう1冊買ってみましたが、結果は惨憺たるものでした。文章は3冊目にしてさらに洗練を見せていますが、そのせいでかえって粗がはっきりと見えるようになってしまっています。 具体的には、謎解きなのに伏線が張られていない(あるいは機能していない)、謎解きなのに単純に後出しの事実がいくつも出てくる、謎解きなのに解かれる謎に読んでてまるで疑問が沸かない。 もうこの時点で内容どうこうのレベルではないのですが、特に最悪の中の最悪なのが、一人称の主人公視点の物語なのに、主人公と読者である僕とで共有する情報に修復不能レベルのズレがあることです。主人公が途中で自分のセリフを隠したり(え、じゃあこれ誰視点の物語なの?)、「実は」と前置きしながら誰も知らなかった事実を話したりするシーンは本当に驚きました。悪い意味でですが。 こういうタイプの粗というのはもはやミスや失点という次元ではなく、単純に作者の人が自分の書いたもの(あるいは他人の書いたもの)をろくに読まず適当に文章を書くから起こるんだと断言できます。全ボツとかならまだしも、編集者が直すにしても限界があると思います。一人称なのに説明文も基本三人称ですし。好みとかそういう以前の問題だと思います。単純に小説ではない。 僕はこの作家の書いたものは今後二度と買いませんが、それ以上に人にも絶対すすめられないです。買わない方がいいです。後悔しかしないので。ゼロ枚の挿絵と、まるで奮わない売上がこの作者の現在位置をよく示してると思います。まじめにイチからやり直してもらいたいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!