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魔法使いのハーブティー
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魔法使いのハーブティーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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魔法使いって そぉゆぅことか! ってなりましたが 涙しつつも ほっこりしました! | ||||
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両親に先立たれた勇希には自分の居場所が無かった。いや、自分の存在価値さえも自己否定していた。 偶然出会った、魔法使いを名乗るハーブティーの男。彼のハーブティーを通じて過去と向き合っていく人たち、そして勇希も。 そして勇希は気づく。無かったと思っていた愛情が在ったということに。そして勇気を持って地に足をつけ、居場所を掴み取っていく。 ハーブティーの男は、本当に魔法使いだったのか? だが、魔法とは誰かを大切に想う心の力だと定義するのであれば、彼は正真正銘の魔法使いだったのだと思う。 | ||||
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私はハーブインストラクターの勉強をしているのですが、今までこんなふうにハーブの事が載っている小説に出会っていなかったのでとても良かったです | ||||
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とても読みやすいです。 主人公くらいの年齢向きの本なのかも知れませんが、オバサンが読んでも楽しい内容でした。 ハーブの使い方も書いてあって、ハーブ初心者向けでもあります。 こんな先生に会いたい。 そして、自分も先生のような人になりたい。 | ||||
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“香りたつ一杯が、あなたの疲れた心に幸せを” 横浜にある洋風の可愛いカフェ。そこには不思議なハーブティーを淹れる魔法使いがいるという――。 表紙の可愛らしさとこの文章にビビッときて衝動買いしました。 とても優しくほっこりまったり、そんなあたたかさが伝わる物語でした。 人にすすめたくなる、そんな素晴らしい物語で、読み終わった後、きっとハーブティーをのみたくなりますよ。 | ||||
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親を失い親戚を転々としている不幸なヒロインが、変わり者な叔父の家に夏の'間、身を寄せることに… この叔父は変人と思いきや実はかなりの好人物でして、様々な問題に悩んで周りに当たり散らかしたりする困った隣人達に、カフェのオーナーとして常に にこやかに柔和な様子で接し、お得意のハーブをもてなす事で、まさに魔法の様に解決し、人々の幸せなつながりを広げていきます。 終盤でヒロインにちょっとした危機が訪れますが、この隣人たちとの共闘で乗り越え、不幸だったヒロインも自分の居場所を見つけることができました。 叔父は実は…の設定は少し強引かなと思う所はありますが、ハーブの解説も面白く、誰もが幸せになるハッピーエンドで気持ち良く読める一冊だと思います。 | ||||
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作品紹介をみてファンタジー系なのかと思ってスルーしていたのですが、思い切って購入しました。 しかし、全然ファンタジー色はなく、非常に暖かく人間味のあるお話です。 親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる少女と、 少女が夏休みの間、身を寄せる事になったカフェのオーナーを務める叔父との物語。 終盤のまさかの展開には楽しませて頂きました。 とても良かったです。 | ||||
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とても心が温まるお話でした。運命を変えるほどの強い意志、それが魔法。悩みや悲しみを抱いている人々に手を差し伸べる先生は、確かに魔法使いなのだと思った。 助けたいと思っても、実際に助けてあげるのは本当に難しいこと。目の前で困っている人に、どれだけの人が実際に手を差し伸べてあげられるか。 受け身の主人公が(そうならざるを得ない環境があるのだが)、魔法修行(?)を通して辛い過去と向き合い、自分の本当の望みを知り、そして顔をしっかり上げて歩いて行くまでの姿が優しく描かれています。 読んでいるこっちも勇気をもらえるような話でした。 基本は少女の成長物語なのですが、彼女を取り巻く人々の、特に先生の人柄に心癒されます。それ以外の登場人物も、短所も長所もある素敵な人々で面白いです。 全般的にハーブのいい香りが漂うような、優しくて心地よい癒しの小説でした。 ハーブの効能や香りが、登場人物たちの謎や悩みを解決するからくりは、まさしく魔法のようでハーブに興味がわきました。 あと、ハーブ料理やハーブティーの描写が秀逸で、読んでいてお腹が空いてきました。 先生やハーブの優しさに包まれて心癒される小説です。疲れている人にぜひお勧めしたいです。 | ||||
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ほんわかとやさしい表紙に惹かれてジャケ買い。読みやすく、あっという間にスラスラ読み終えてしまいました。しんみり心にささる読後感がたまりません。 いらない子扱いを受けて傷ついた十四歳の少女・勇希が新たな居場所を獲得する過程が縦糸、続々怒鳴りこんでくるキレッキレなクレーマーの毒気を抜く謎解きが横糸として重なり、ひとつの物語を織り上げていきます。理不尽な言い掛かりで勇希をいたぶるお客さんもふんわり受け止めて許すおじさんの懐の深さに、思わず身もだえ。こんな喫茶店があったら是非行ってみたいものですね。 親戚中をまわされ、自称魔法使いのおじさんの元に棄てられ、お客さんの口撃と暴力に晒されて傷つき、目の光が完全に消える××の果てにやっと掴み取る幸せ。無限EK辛かったね解放されてよかったねと憐情を寄せたくなる安堵感には隣の家の少女に相通ずるものがあります。じんわりとボディブローのように効いてくる素敵なお話で、鳥肌モノでした。本当、勇希ちゃんを抱きしめたくなっちゃいますね。 娯楽には平穏な日常を楽しむ癒しの快楽と、問題を乗り越えるカタルシスの快楽の二種類があると言われます。MW文庫は主に後者のつくりなので、ハートフルボッコ盛り込みが正道であるものの、個人的にはサービス精神旺盛すぎてパトスの割にカタルシス足りないバランスに思えました。薄幸少女萌ゆるがゆえにもやもやが残ってすっきりしない、ストレスが残る読後感。 下手に言及するとネタバレになるのですが、救いの形すら勇希にやさしさを欠きます。お客さんは「あなたは周囲から敵意を向けられていると思ってハリネズミのように鎧って吼えているけど、それは勘違い、不幸な行き違いなんだよ。実は周囲の行為はあなたを思うがゆえのもので、世界はあなたを愛している」と謎解きを受け、憑き物が落ちたようにまったりと幸せになります。これは優しい謎解きの王道そのものですね。対して、勇希はその不幸な行き違いの解消を経て幸せに回帰する物語構造を適用してもらえない。 それゆえ、勇希に肩入れして読むときびしめな感じ。ほっこりよりは号泣向きかと。ほっこりするには、お客さん側に感情移入して許される立場を追体験するか、違いを全力で見落とす揺るぎないほっこり力が求められそうです。 一話目は真面目に日常の謎ミステリしていて、非常に良かったです。ミステリの海原雄山に持って行っても悪くない反応を得られそうなロジック推理。以降も、帯やジャンルアイコンに至るまで一切ミステリーを謳わない割にそちら寄りで、奇跡も魔法もへったくれもない合理精神を感じます(ただ、公式サイトのSSでは魔法があるように読めますが)。また喫茶やバーは業態無関係な人生相談になることが多い中、がっちりリンクしている点もポイント高いです。今後への期待も込めて☆4で。 | ||||
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