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テティスの逆鱗
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テティスの逆鱗の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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登場人物、全員不幸になるって何だろ。。 マジレスすると不妊治療に関しては 夫に内緒で卵子提供での体外受精は出来ないですよ。同意書や指紋なども必要だし。 あとは読みやすくてよく出来てました。 | ||||
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自分も整形しているので他人事とは思えず怖くなった。美容整形に関する小説を何冊か読んでいるが全てバッドエンドで終わる。ハッピーエンドで終わる小説があってもいいんじゃないか!?私はそう思います。 | ||||
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登場人物の美への執着心は恐ろしいほどでした。 とても読みやすく、先が気になってしまってあっという間に読了しました。 | ||||
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美容整形(あご下脂肪吸引)のダウンタイムに手に取りました。 エンタメ小説として大変引き込まれ一気に読んでしまいました。 美容整形を通して女性というものを描いていると感じました。女性なら覚えのある感情、彼らのどこかに必ず共感する部分はあると思います。ただ、それはないよな…というツッコミ部分や展開もしばしばあるのはご愛嬌。 また、楽しませて頂きましたが、テーマとして美容整形の行き過ぎ=破滅という決めつけの図式はちょっと陳腐かなと思います。現実では30年前入れた胸のシリコンが〜とか、20年前入れた鼻のプロテーゼが〜、とか言ってる方がたくさんいますし、破滅どころか変わらぬ日常と共にある感じでしょうか。 インスタグラムなどの台頭で、これが書かれた10年前よりさらに美容整形はメジャーになり自己顕示欲や美に執着する人は多くなったと思います。 個人的に、莉子はステマのインフルエンサーでもやって、10年後の今も東京のどこかでしぶとく強く稼いで生き抜いていてほしいなと思っています。 | ||||
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浅はかな軽薄な女たちの物語。深みや凄みを感じられなかった。 底が浅い小説ですね。読み返すことはないでしょう。 購入したことを後悔した。 | ||||
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美容整形には興味はある、でもこのしっぺ返しは凄い!美しさもはなにか、以外に愛することはどういうことか、深くかかれていて、よかったです。 | ||||
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4人の女性を完璧に書き分けて、同じような女性ではないからこそ、どの女性にも興味がもてる。中でも私は條子と莉子の話が好きです。本当の整形は、こんなに頻繁に繰り返したりしないのだろうけど、架空の話としては面白い。残り少なくなると、話がもう終わるのか…と残念な気持ちがした。唯川恵さんには、違うシチュエーションで違う女性をまた登場させて、パート2を書いてほしいくらい好きです。 | ||||
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病院の待ち時間に一気に読んでしまいました。 手術代は高いが技術が優れている美容整形外科医(女医)と、そこに通う女達の話です。 整形をテーマにした小説は、五木寛之の晴れた日には鏡を忘れて、と百田尚樹のモンスターの 2冊を読みましたが、テティスの逆鱗に比べると男性目線のせいか、キレイにまとまっている感じがします。 この小説は、リアルな描写が多くて、だからこそ、時には重たく息苦しさを感じます。 小説というより、赤裸々な告白文を読んでいるような、知ってはいけない世界を覗いてしまったような気になります。 仕事熱心な独身医師、子育てしながら働く女性、心を病む金持ちの令嬢、過去のいじめから成り上っていくキャバクラ嬢(モンスターの主人公に少し似ている)は、読者が女性であれば、誰かとダブるように設定されています。 全ての登場人物が不幸です。 美容特集、アンチエイジングがテレビでも雑誌でも、取り上げられている現代では、美しいこと若いことが幸せである(成功の近道である)と、全ての女性の潜在意識に刷り込まれているのかもしれません。 読者の想像にまかせる終わり方なので、唯川さんにその後の物語も書いて欲しい気もします。 | ||||
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「美容整形」の世界を、主人公を切り替えることによってスムーズに読者に伝えつつ引き込んでいく、なかなかの傑作。最後もうちょっと膨らめてほしかったな〜とも思いますが、ホラーなのでありかと。面白かった。 | ||||
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家に届いてから休み休み読んでも 4時間ほどで読み終えてしまいました。 先が気になって気になって仕方ないです。 多くの女性なら一度くらいは 整形、プチ整形について考えたことがあるでしょう。 ここのパーツがもっとこうだったら... 胸がもう少し大きかったら... 実行まではしなくても、考えたことのある方ならオススメです。 美容整形にのめり込んだ末の恐ろしさ、 美しくなりさえすれば全てが手に入ると思い込んでしまう傲慢さ、 美を意識する女性をとりまく現代の闇が描かれています。 正常と異常の垣根はもともと薄っぺらいものであり、少しキッカケがあれば誰だって異常と呼ばれる人になってしまうのです。 良くも悪くも胸に刺さる作品です。 | ||||
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たしかに面白いと思うし、はらはらしながら一気には読んだ。 だがそれだけである。心に残る作品、何度も読み返したい作品ではない。 娯楽として読むにはいいと思うが。 | ||||
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うーん。 すごいとしか言いようのない・・・ 美容整形を題材とした小説はいろいろあるけど ここまで 「女の性」に逼迫した作品はないなと。 「美」ということに囚われた女たち それを手段にしつつもやはり囚われている これを読むと百田さんの「モンスター」なんて ちゃんちゃらあほらしくて(笑) 最後の落ちの救いのなさと恐ろしさは まさしくホラーです | ||||
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面白くて一気に読みました! 女の欲って果てしないし怖いなーと思った(笑) 気持ちはわからないでもないけど。 | ||||
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数多くの恋愛小説を手掛ける人気作家でいらっしゃる唯川恵氏の作品の多く には爽やかさや軽やかさといった雰囲気を伴っていることが多い。 しかし、この作品にはそういった雰囲気はなく、重く、辛い雰囲気が漂っている。 この本で登場する美容整形を受ける4名の女性、その美容整形を行う1名の女 性医師、全ての人が一般的に思い描かれる「幸せ」のかたちとは程遠いところに いるからである。 4名の女性とは、女優、主婦、キャバ嬢、資産家令嬢。立場は違えど、それぞれ に共通しているところもある。美容整形をしてみたら非常に、そして思ったよりも 簡単に美を手に入れることに驚き、それ以来美容整形への垣根が低くなり「はま って」いること、そして、それにより美しくいることへの脅迫観念を抱えていること である。 先述したように、この本が重く、辛い雰囲気を持っていると感じられるのは、こう いった、華やかな美容整形が持つ「闇」の部分に切り込んでいるからである。 さらに、美容整形を手掛ける「カリスマ美容整形外科医」の晶世は、美を求める 人への貢献をやりがいに感じて手術を繰り返してきた、この本の登場人物の中 では「まとも」な価値観の持ち主ではあるが、血のつながった姪っ子の自殺未遂 を目の当たりにし、自分がしてきたことが4人の女性をモンスターにしてしまった のではと、「テティスの逆鱗」にふれた可能性を感じ取る。 リレー形式でストーリーを紡いでいく構成をとっていて、初出は『別冊文藝春秋』 で連載されていたこともあり、それぞれ短編に区切られていて気軽に読める。 美への行き過ぎた追及について考えさせられる小説である。 | ||||
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美容整形の広告が雑誌やネットで氾濫している昨今ですが、、、、。内容的には深いものは何も感じられないあさはかな女性達にうんざりするだけの本でした。 | ||||
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氏の作品は大好きでこれまでもたくさん読んで来ました。が、すべて短編集で長編作品を読むのはこれが初めてでした。最期までちゃんと読めるかちょっとだけ心配でしたが、構成が四人のヒロインのエピソードを分割してぐるぐる巡る形だったので、ほとんど短編集のノリで読めました。 「美」を追い求め徐々に狂気に走っていく女たちがリアリティを持って描かれ、肌が粟立つことも一度や二度ではありませんでした。 「見た目じゃないよ、中身だよ」というのは至極まっとうで正論ではありますが、じゃあ中身が同じだったらキレイな娘とブスな娘のどちらを選ぶ?と問われれば誰もが答えに詰まるのではないでしょうか。 登場する女たちは異常といえるかもしれませんが、異常と正常の境なんて誰にも決められません。そのへんのもどかしさというか、 不条理みたいなものを鋭く描ききる唯川氏はハードボイルド作家と呼んでもいいかもしれません。 このところ読み耽っている山田某とは文章も内容も比較にならない、読み応えのある傑作でした。これからは未読の長編を手当たり次第に読んでみようと思います。 | ||||
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女の美への執着が描かれていて、読み物としては面白かったです。 | ||||
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新聞広告の紹介文を見て、面白そうと思い購入しました。熱中し二日間で読み終わりました。 | ||||
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女性にとって大変興味深い内容の作品です。 美容整形に関心がある人もそうでない人も、 深く考えさせられるテーマです。 この物語に登場する人物は極端な例なのかとも思いましたが、 もしかすると本当にいるのかも・・・とも感じました。 ラストはホラー小説みたいで怖かった。いいオチです。 年を取ることに不安を抱いている人、そうでない人にも是非一読してほしいです。 | ||||
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恐い。女性のすごい生き方の例が、たくさん載っている。 主人公ごとそれぞれに一つの小説になるかもしれない。 條子、多岐江、莉子、涼香、晶世 美容整形外科の医師が、主たる主人公。 それぞれの主人公に脇役が2人づついる。 途中で何度も、本を閉じた。 これ以上読み進められない。 なぜ、こんな惨い物語を描くんだろう。 たしかに、悲惨な人生もあるのかもしれない。 それでも、そこに人間性を描写しようとしている著者の思いがあるのかもしれない。 現代社会への警告か? もしれない。 男性作家では書き切れない作品。 | ||||
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