天上の葦

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

天上の葦の評価:

4.56/5点 レビュー 171件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全340件 241〜260 13/17ページ
No.100
(5pt)

物語に引き込まれました

この本がシリーズものだとは知りませんでした。
初めて読みましたが、前作を知らなくて全く問題ありませんでした。
章によって時間や視点が切り替わり、今まで分からなかった事実が徐々に見えてくるため、どんどん先が読みたくなります。

スクランブル交差点の中央で、天空を指さして絶命した老人。彼は何をしたかったのか?
その姿が話題を呼び、多くの動画がアップされ、ネット上で「究極のあっち向いてホイじいさん」と呼ばれておもちゃにされる彼は何を考えていたのか?

テレビ、新聞、ネットなど情報を発信する立場にいる人、作品を世に出す人たちにはぜひとも読んで欲しい。せめて知識として知っておいて欲しい。また、情報を受け取る側としても煽られてはいけない。人間というのは、自分の思いを50年先や100年先の人々に伝えることすらできない生き物だなぁと感じました。
世代が変われば、もう分からない。実際に経験した人でないと本気になれない。
戦争を生き延びた日本人は、自分たちの子孫が終戦の日すら分からなくなるとは考えもしなかったと思います。

数年前に天皇陛下が新年の挨拶に於いて、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学ぶこと」を国民に訴えられたことが引っ掛かっていました。今の世を危惧されていたのかもしれません。
平成は戦争の無い時代となりましたが、その次の時代はどうなるか分かりません。
天上の葦 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上 (角川文庫)より
4041084148
No.99
(5pt)

物語に引き込まれました

この本がシリーズものだとは知りませんでした。
初めて読みましたが、前作を知らなくて全く問題ありませんでした。
章によって時間や視点(人物)が切り替わり、今まで分からなかった事実が徐々に見えてくるため、どんどん先が読みたくなります。

スクランブル交差点の中央で、天空を指さして絶命した老人。彼は何をしたかったのか?
その姿が話題を呼び、多くの動画がアップされ、ネット上で「究極のあっち向いてホイじいさん」と呼ばれておもちゃにされる彼は何を考えていたのか?

テレビ、新聞、ネットなど情報を発信する立場にいる人たちにはぜひとも読んで欲しい。せめて知識として知っておいて欲しい。また、情報を受け取る側としても煽られてはいけない。人間というのは、自分の思いを50年先や100年先の人々に伝えることすらできない生き物だなぁと感じました。
世代が変われば、もう分からない。実際に経験した人でないと本気になれない。
戦争を生き延びた日本人は、自分たちの子孫が終戦の日すら分からなくなるとは考えもしなかったと思います。

数年前に天皇陛下が新年の挨拶に於いて、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学ぶこと」を国民に訴えられたことが引っ掛かっていました。今の世を危惧されていたのかもしれません。
平成は戦争の無い時代となりましたが、その次の時代はどうなるか分かりません。
天上の葦 上 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上より
4041036364
No.98
(3pt)

強いメッセージ性

上巻はスピーディーな展開で一気に読めました。問題は作者が最も訴えたかった政治的なメッセージが、小説の流れとうまくリンクしなくなった下巻にあります。事件の落としどころもやや安易な気がします。権力の恐ろしさを描くのならば、もう一波乱欲しかったですね。とはいえ、作者の訴えたかった点にはまったく同感です。恐ろしいことに、もはや世界はそのような作者の声すら一切呑み込むようなレベルに到達しつつあるようです。
天上の葦 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下 (角川文庫)より
4041084156
No.97
(3pt)

強いメッセージ性

上巻はスピーディーな展開で一気に読めました。問題は作者が最も訴えたかった政治的なメッセージが、小説の流れとうまくリンクしなくなった下巻にあります。事件の落としどころもやや安易な気がします。権力の恐ろしさを描くのならば、もう一波乱欲しかったですね。とはいえ、作者の訴えたかった点にはまったく同感です。恐ろしいことに、もはや世界はそのような作者の声すら一切呑み込むようなレベルに到達しつつあるようです。
天上の葦 下 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下より
4041036372
No.96
(5pt)

圧倒的なスケールと巧みな筆力に圧倒される!

私は著者の作品を全部、読んでいます。この作品は、しかしながら、発売日に購入しているのですが、実際、購入を戸惑いました。というのも、私は女性なので、戦争などの小説には、気持ちが入りにくく、男性向けではないかと思ったからです。ただ私はこの3人トリオが大好きで、やはりとりあえず購入。1番、感じたのは、作品のクオリティが処女作、2作目と比べ物にならないぐらいの読み易さです。もともと、著者は脚本家のため、面白いけど文体に私は馴染めなかったのですが、非常に読みやすいです。ただ、戦争という時代を超えた壮大なスケールのため、かなり不安でした。世界観についていけないかもと思いましたが、そんな事、考える必要もなく、スピード感とドキドキ感、また鑓水氏の出世の秘密など、ページを捲る手が止まりません!今、また読み直しています。秀逸な作品であり、最後は泣きそうになります!性別問わず、楽しめる作品です!
天上の葦 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上 (角川文庫)より
4041084148
No.95
(5pt)

圧倒的なスケールと巧みな筆力に圧倒される!

私は著者の作品を全部、読んでいます。この作品は、しかしながら、発売日に購入しているのですが、実際、購入を戸惑いました。というのも、私は女性なので、戦争などの小説には、気持ちが入りにくく、男性向けではないかと思ったからです。ただ私はこの3人トリオが大好きで、やはりとりあえず購入。1番、感じたのは、作品のクオリティが処女作、2作目と比べ物にならないぐらいの読み易さです。もともと、著者は脚本家のため、面白いけど文体に私は馴染めなかったのですが、非常に読みやすいです。ただ、戦争という時代を超えた壮大なスケールのため、かなり不安でした。世界観についていけないかもと思いましたが、そんな事、考える必要もなく、スピード感とドキドキ感、また鑓水氏の出世の秘密など、ページを捲る手が止まりません!今、また読み直しています。秀逸な作品であり、最後は泣きそうになります!性別問わず、楽しめる作品です!
天上の葦 上 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上より
4041036364
No.94
(5pt)

Amazonだと、ストーリーの概要も分かり易くワクワク感も増して購入しやすいです。

前作が面白すぎて、待ちに待った続編でしたが、期待を裏切らない出来で、太田愛先生のファンになりました。
天上の葦 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下 (角川文庫)より
4041084156
No.93
(5pt)

Amazonだと、ストーリーの概要も分かり易くワクワク感も増して購入しやすいです。

前作が面白すぎて、待ちに待った続編でしたが、期待を裏切らない出来で、太田愛先生のファンになりました。
天上の葦 下 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下より
4041036372
No.92
(4pt)

平和を考えるたい時・2度と日本が戦争に加わって欲しくないと考える時・国の未来を考える時にオススメです!

発売された去年の2月に、たまたま本屋で見付けてシリーズの大ファンだから狂喜乱舞で購入した作品で、
今年の本屋大賞ノミネート作品を知り一覧の一部にガッカリしつつ、今作品は本屋大賞にノミネートされるべき質はあったなと思い、確認のために再読しました。

シリーズ1作目の『犯罪者』は、権力と大企業の大掛かりな隠蔽工作に巻き込まれて、強大な権力からずっと命を狙われる世界No.1の王道サスペンスで、
2作目の『幻夏』は冤罪の恐ろしさを最高の形で切なく響かせる、世界No.1の冤罪サスペンスで、
上記2作に比べると、2作があまりにも良すぎる点と、今作品はサスペンスとしては下巻の序盤シーンはもう少し短縮してスリム化すべきと感じるので評価は少し落ちますが、

それでも『第二次世界大戦時に於ける日本国家の嘘八百の情報詐欺と、現代でも国家の情報詐欺が有り得る究極の怖さを描いたテーマ』は真に素晴らしく、
平和を考えるたい時・2度と日本が戦争に加わって欲しくないと考える時・国の未来を考える時にオススメです!

作品の質で言えば、本屋大賞2018にノミネートされないのがおかし過ぎる名作でした(^-^*)/
天上の葦 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上 (角川文庫)より
4041084148
No.91
(4pt)

平和を考えるたい時・2度と日本が戦争に加わって欲しくないと考える時・国の未来を考える時にオススメです!

発売された去年の2月に、たまたま本屋で見付けてシリーズの大ファンだから狂喜乱舞で購入した作品で、
今年の本屋大賞ノミネート作品を知り一覧の一部にガッカリしつつ、今作品は本屋大賞にノミネートされるべき質はあったなと思い、確認のために再読しました。

シリーズ1作目の『犯罪者』は、権力と大企業の大掛かりな隠蔽工作に巻き込まれて、強大な権力からずっと命を狙われる世界No.1の王道サスペンスで、
2作目の『幻夏』は冤罪の恐ろしさを最高の形で切なく響かせる、世界No.1の冤罪サスペンスで、
上記2作に比べると、2作があまりにも良すぎる点と、今作品はサスペンスとしては下巻の序盤シーンはもう少し短縮してスリム化すべきと感じるので評価は少し落ちますが、

それでも『第二次世界大戦時に於ける日本国家の嘘八百の情報詐欺と、現代でも国家の情報詐欺が有り得る究極の怖さを描いたテーマ』は真に素晴らしく、
平和を考えるたい時・2度と日本が戦争に加わって欲しくないと考える時・国の未来を考える時にオススメです!

作品の質で言えば、本屋大賞2018にノミネートされないのがおかし過ぎる名作でした(^-^*)/
天上の葦 上 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上より
4041036364
No.90
(5pt)

情報操作は今でも、さりげなく身近に存在する。

「十分な時間を確保」「味わうように丁寧に」「気力を充実させて」「重く考えずウィットを感じて」読んだ。
普段ミステリー小説は読まない、限られた時間の中でいかに多くの本を読むか、の私。
気力が消耗し、途中多少中だるみもありましたが、でも最後まで読み続ける面白さがあり、
読後は充実感が残りました。

執筆されるにあたって、相当に練られた物語の構築力、文章・語彙、膨大な参考資料等はもちろん、
このような作品を作り上げる情熱は、作家としての矜持だけでしょうか?
何か別な思い入れがあるのでは、と感じながら読み進めました。

「第二次世界大戦中」と「現在」の二つの軸を中心に、多くの登場人物がより縄式に「贖罪の島」に集結する、
新たな出会い、そこから物語は再構築される。

渋谷スクランブル交差点で倒れた老人が指した「蒼穹の一点」と タイトルである「天上の葦」は
残念ながら、私の中では一致しなかった。
私が感じた「天上の葦」。
国家権力の情報操作、国民の価値観はコントロールされ、
拘束された枠を打破するのは、国家権力の届かないところからの「外部」。
戦争中は、天空から告知のビラがまかれ「それは現実になる」。
現在は、忖度(利害関係)の必要のない、容赦ない海外メディア・ネットワーク。これは他の国も同じ。

例を挙げると、戦争中に音楽を規制される話が出てくる。
思い出すのは「東北大震災」の時、ラジオは気分を落ち込ませる曲しか流さなかった、
その時突然、インコグニートの『 Don't You Worry 'Bout A Thing』が流れて、私の心持ちが切り変わった。
音楽は世の中の空気を作る、国民の気持ちを導く重要なアイテム、メディアを通した情報操作は今でも身近にある。

海外移動中の遥か上空、時差で毎度の、永遠に続くかと思われる眠れない夜に読み始め、
夢うつつ、現在と過去が交差する導かれたような偶然に恵まれました。
天上の葦 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下 (角川文庫)より
4041084156
No.89
(5pt)

情報操作は今でも、さりげなく身近に存在する。

「十分な時間を確保」「味わうように丁寧に」「気力を充実させて」「重く考えずウィットを感じて」読んだ。
普段ミステリー小説は読まない、限られた時間の中でいかに多くの本を読むか、の私。
気力が消耗し、途中多少中だるみもありましたが、でも最後まで読み続ける面白さがあり、
読後は充実感が残りました。

執筆されるにあたって、相当に練られた物語の構築力、文章・語彙、膨大な参考資料等はもちろん、
このような作品を作り上げる情熱は、作家としての矜持だけでしょうか?
何か別な思い入れがあるのでは、と感じながら読み進めました。

「第二次世界大戦中」と「現在」の二つの軸を中心に、多くの登場人物がより縄式に「贖罪の島」に集結する、
新たな出会い、そこから物語は再構築される。

渋谷スクランブル交差点で倒れた老人が指した「蒼穹の一点」と タイトルである「天上の葦」は
残念ながら、私の中では一致しなかった。
私が感じた「天上の葦」。
国家権力の情報操作、国民の価値観はコントロールされ、
拘束された枠を打破するのは、国家権力の届かないところからの「外部」。
戦争中は、天空から告知のビラがまかれ「それは現実になる」。
現在は、忖度(利害関係)の必要のない、容赦ない海外メディア・ネットワーク。これは他の国も同じ。

例を挙げると、戦争中に音楽を規制される話が出てくる。
思い出すのは「東北大震災」の時、ラジオは気分を落ち込ませる曲しか流さなかった、
その時突然、インコグニートの『 Don't You Worry 'Bout A Thing』が流れて、私の心持ちが切り変わった。
音楽は世の中の空気を作る、国民の気持ちを導く重要なアイテム、メディアを通した情報操作は今でも身近にある。

海外移動中の遥か上空、時差で毎度の、永遠に続くかと思われる眠れない夜に読み始め、
夢うつつ、現在と過去が交差する導かれたような偶然に恵まれました。
天上の葦 下 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下より
4041036372
No.88
(5pt)

「天上の葦」とは?

「十分な時間を確保」「味わうように丁寧に」「気力を充実させて」「重く考えずウィットを感じて」読んだ。
普段ミステリー小説は読まない、限られた時間の中でいかに多くの本を読むか、の私。
気力が消耗し、途中多少中だるみもありましたが、でも最後まで読み続ける面白さがあり、
読後は充実感が残りました。

執筆されるにあたって、相当に練られた物語の構築力、文章・語彙、膨大な参考資料等はもちろん、
このような作品を作り上げる情熱は、作家としての矜持だけでしょうか?
何か別な思い入れがあるのでは、と感じながら読み進めました。

「第二次世界大戦中」と「現在」の二つの軸を中心に、多くの登場人物がより縄式に「贖罪の島」に集結する、
新たな出会い、そこから物語は再構築される。

渋谷スクランブル交差点で倒れた老人が指した「蒼穹の一点」と タイトルである「天上の葦」は
残念ながら、私の中では一致しなかった。
私が感じた「天上の葦」。
国家権力の情報操作、国民の価値観はコントロールされ、
拘束された枠を打破するのは、国家権力の届かないところからの「外部」。
戦争中は、天空から告知のビラがまかれ「それは現実になる」。
現在は、忖度(利害関係)の必要のない、容赦ない海外メディア・ネットワーク。これは他の国も同じ。

例を挙げると、戦争中に音楽を規制される話が出てくる。
思い出すのは「東北大震災」の時、ラジオは気分を落ち込ませる曲しか流さなかった、
その時突然、インコグニートの『 Don't You Worry 'Bout A Thing』が流れて、私の心持ちが切り変わった。
音楽は世の中の空気を作る、国民の気持ちを導く重要なアイテム、メディアを通した情報操作は今でも身近にある。

海外移動中の遥か上空、時差で毎度の、永遠に続くかと思われる眠れない夜に読み始め、
夢うつつ、現在と過去が交差する導かれたような偶然に恵まれました。
天上の葦 下 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下より
4041036372
No.87
(5pt)

戦争体験者の思い

幻夏、犯罪者そして当作品と続けて読みました。どの作品も社会問題を取り上げ、非常に考えさせられるものでした。
この作品には、戦争に至る社会情勢や、戦争体験者たちの思いが丁寧に描かれ、とても感動しました。
3冊とも読んでしまい、これより面白い本に出会えるかなと残念に思っています。
天上の葦 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上 (角川文庫)より
4041084148
No.86
(5pt)

戦争体験者の思い

幻夏、犯罪者そして当作品と続けて読みました。どの作品も社会問題を取り上げ、非常に考えさせられるものでした。
この作品には、戦争に至る社会情勢や、戦争体験者たちの思いが丁寧に描かれ、とても感動しました。
3冊とも読んでしまい、これより面白い本に出会えるかなと残念に思っています。
天上の葦 上 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上より
4041036364
No.85
(5pt)

次はあるのかな

シリーズ3作目。文庫本になってないので、電子書籍で。文庫化が待ち切れなかった。長編ですが、グイグイと読み進めた。
天上の葦 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下 (角川文庫)より
4041084156
No.84
(5pt)

次はあるのかな

シリーズ3作目。文庫本になってないので、電子書籍で。文庫化が待ち切れなかった。長編ですが、グイグイと読み進めた。
天上の葦 下 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下より
4041036372
No.83
(3pt)

鑓水さん、相馬さん、修司が…

前作に続き、3人のキャラが立ちつつも、かなり緻密な展開を見せる物語。渋谷のスクランブル交差点といった現代の話から満州事変や第二次世界大戦時代に移ったりして、ぐいぐい引き込まれて下巻待ちです。
天上の葦 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上 (角川文庫)より
4041084148
No.82
(3pt)

鑓水さん、相馬さん、修司が…

前作に続き、3人のキャラが立ちつつも、かなり緻密な展開を見せる物語。渋谷のスクランブル交差点といった現代の話から満州事変や第二次世界大戦時代に移ったりして、ぐいぐい引き込まれて下巻待ちです。
天上の葦 上 Amazon書評・レビュー: 天上の葦 上より
4041036364
No.81
(5pt)

間違いなく大傑作作品

上巻に続いてあっという間に読み終わりました。
終わりましたが、その間クスッと笑ったりはらはらしたり、時には涙が抑えきれず本を閉じて深く息を吸ったり。
本当に、読み終わった今、いろんな感情が渦巻いています。
ここに至るまでの2作ももちろん素晴らしかったのですが、今作はクライムミステリー、というだけでなく現在の日本における情報を取り巻く現状と警告がこれでもかと出てきます。
権力を握っている物が操作しようとしたら、もうそれは真実になる。こんなに怖いことはありません。
そして、戦争の話を軸に持ってくることで、今の日本の危うさが浮き彫りになってきます。
「政治家は他人に本当に何かをやらせたい時、それを口に出したりはしない。相手に自分の意向を忖度させる。」
これで、知らぬ存ぜぬが通ります。怖い。
いま、読むべき本だと思います。上下巻の大長編ですが、長さを感じさせません。
次はいつ三人に会えるんだろう…。太田先生、次回作本当に楽しみにしています。
天上の葦 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 天上の葦 下 (角川文庫)より
4041084156