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(短編集)

タイム屋文庫



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【この小説が収録されている参考書籍】
タイム屋文庫

タイム屋文庫の評価: 3.25/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

ほどほど感

氏にしては少々キレが物足りない…と、思ったら、元々昔の本だったのね
↑なら納得。新刊なら「ん~…」だけど、新装版なら「こういう感じの時もあったのね」
程々に楽しみました
タイム屋文庫Amazon書評・レビュー:タイム屋文庫より
4838718691
No.3:
(3pt)

ああ、いい感じ

各節のタイトルは以下の通り
 1 黒猫のひとまたぎ 2 龍の舌の先には 3 ツボミと柊子 4 プラスマイナス・ゼロ 5 時間旅行の本、貸します 6 ふりだしに戻る 7 いつかどこかで 8 夢のつづき 9 スイッチオン 10 たんぽぽ娘の末裔 11 永遠への扉 12ラ・ヴィ・アン・ローズ
 わかる人にはわかるはずだがわからん人にはトンとわからん。
 筆者はわからん度が半分以下であったが、お話を楽しむ分には関係ない。いや、実は微妙に関係するのだが、それはまあ、良しとしよう。時間SFではありません。たぶん? 黒猫の描写が秀逸である。これだけ猫らしい猫が描けるとはいかがなものか? 猫小説の上位にランクインすること間違いなし。でも、ああ、ピートのことはもう忘れてしまった。「シューレス・ジョー」も「ライオン ハート」も「流星ワゴン」も知らないが、読みたい気分させてくれた。そういえば吉田修一の作品にも、とても観たくさせる映画の描写があった。愛ゆえに一歩間違うと片恋となるが、技モノ作者には心配無用だ。一つの恋の終わりと初まりに思いを馳せよう。いや、本当はもっともっと複雑なのだけれども……
タイム屋文庫Amazon書評・レビュー:タイム屋文庫より
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No.2:
(3pt)

窓から指す日の光に照らされた部屋のような作品

不倫関係と仕事から抜け出して、好きだった祖母が澄んでいた北海道・小樽の家で、たった一人初恋の人を待つ貸本屋を開業する30歳女性のお話。

 ……身も蓋もない書き方やな……

 他のレビュアーがヒーリングミュージックと書いていましたが、まさにそういう小説だと思いました。
 情景描写は巧みですし、小樽の丘の上にある洋館に本当に行ってみたくなります。天井の高い部屋に時間旅行の小説が並ぶ本棚、大きな窓から柔らかく差し込む陽光、細い湯気が立ち上る紅茶の香り……あぁ、良いよねぇ。

 各章を時間旅行の名作のタイトルを用いてみたり、仕掛けもふんだんに加えているのですが、何かこれというポイントが見つからないんですよね。時間旅行と重ね合わせている割には不発気味やし。
 好きな雰囲気ではあるけれども、人にお薦めするのは難しいなぁ。
タイム屋文庫Amazon書評・レビュー:タイム屋文庫より
4838718691
No.1:
(3pt)

言ってみればヒーリングミュージック

企業社会をなんとなくドロップアウトしてしまったOLが
亡き祖母の家で、偶然出遭った力強い協力者とともに
開業し、公私共に成功するというサクセスストーリー。
といっても肩の力が抜けるだけ抜けきっており
SF的味付けも含め、その過程は予定調和以外何者でもない。

表紙も含め、文章にも無駄な毒が無く、
読んでいて極めて心地よい。
しかしそれ以上何かあるのかと問われても答えに窮す。
言ってみればヒーリングミュージックのような一作。
タイム屋文庫Amazon書評・レビュー:タイム屋文庫より
4838718691

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