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明日なき二人



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明日なき二人の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ハマれば面白いはず

 あのミロとC・W・シュグルーという二大私立探偵の夢の競演。二人ともハードボイルド小説界の中でも相当個性的なキャラクターだから、一体どんなハチャメチャで暴力溢れる展開になるかと思ったが、案の定充分に狂気にも近い世界が描かれている。どちらかというとミロの方が主人公という設定。彼の破天荒な生き方にはシュグルーの存在感も霞む程。シュグルーだって充分に破天荒なはずなのに。
 
 登場人物がどいつもこいつも個性溢れる男女ばかりで、人間模様もストーリー展開もなんだか判らなくなってくる程に複雑。おまけにミロが行く先々で出会った女たちと寝まくるから、さらに人物関係の把握がややこしくなってくる。
 暴力描写のシーンは凄いの一言。銃撃で相手の顔が吹っ飛んだり、血だらけのアクション・シーンが展開する。まさにハードなアクション・ハードボイルドで、重たい展開だけどこの物語にハマれば絶対に面白いはずだ。自分はそれ程ハマれなかったけど。
明日なき二人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:明日なき二人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774056
No.1:
(5pt)

2大主人公、テキサスの砂漠を疾走

クラムリーが生んだ2大主人公、私立探偵のミロとシュグルーの夢の共演が実現。親の遺産を銀行員に持ち逃げされたミロ、銃撃され、瀕死の重傷を負ったシュグルーがそれぞれ仇を討つべく手を組み、テキサスの砂漠地帯を疾走する。叙情的な文法の中にも激しいアクション、酒と麻薬に溺れる汚辱をさらけだしたストーリー展開は、相変わらずのクラムリー節。すっかりハマってしまった。
明日なき二人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:明日なき二人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150774056

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