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ノーマンズランド



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノーマンズランド
ノーマンズランド (光文社文庫)

ノーマンズランドの評価: 3.85/5点 レビュー 84件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21~40 2/3ページ
No.34:
(4pt)

北朝鮮に拉致された初海を救い出すために自衛隊で激しい訓練を受けるが、自衛隊では何もできない。

ストロベリーナイトのDVDを見て、この姫川シリーズを読み始めた。姫川シリーズの新作である。姫川といえば、竹内結子。菊田といえば西島秀俊。勝俣、ガンテツと言えば武田鉄矢。本を読みながら、脳内では変換されている。姫川が活躍するということは、竹内結子が生きているような錯覚に陥る。姫川は、勝俣には「死神」と言われている。確かに、竹内結子もいなくなってしまった。ストロベリーナイトでは、大塚巡査が。インジブルレインでは牧田勲は、姫川の見ている前の道路で刺されて死んだ。上司の林もなくなった。大切な人を失うことで、少しづつ強くなっていく姫川。徹底して先入観を排除する。一切の予断は捜査の妨げ、見たもの、聞いたものしか信じない。そして、組織に対しても受け入れられるものを受け入れるようになった。しかし、危険を恐れずに飛び込んでいくところは、変わらない。
今回の物語は、18歳の初海が、突然いなくなった。スポーツ万能で、バレーボールのエーススパイカーで、男子からも、女子からも人気があった。江川は、初海が好きだった。そして、初海と一緒にランニングを毎朝していた。初海の父親は、警察に勤務していた。次第に明確化していく初海の失踪の謎。つまり、北朝鮮の工作員に拉致されたのだった。この物語は、20年経って事件がむき出しになる。この本を読みながら、北朝鮮の工作員に拉致されるということが、どれほどの悲しみを生むのかを考えさせられた。北朝鮮の拉致事件は、北朝鮮側が拉致を認めたが、全面的に解決していない。政治的には全く行き詰まっている。拉致問題解決が政治家の口先だけの印象を受ける。なぜ、解決しないのか?そのことが、私にもよくわからない。
初海を好きだった江川は、自衛隊に入隊し、体を鍛え、特殊部隊に入る。そして、初海を救い出そうとするが、自衛隊の限界が存在している。自衛隊は、憲法で認知されているわけでもない。北朝鮮に行って、救出したいができない。なんのための自衛隊に入って激しい訓練に耐えてきたのか?
そして、初海を拉致した工作員を見つけだし、個人的なテロ行為に走る。
勝俣の悪役ぶりが鮮明に、公安の動きなどの闇の部分が、垣間見られる。なんか、泥にまみれているなぁ。
姫川は、17歳の時にレイプを受けることで、人生が大きく変わる。そして初海のことを自分のことのように思い、真相を明らかにしていく。かなり重厚な問題に挑戦している。著者の時代の関わり合いかたは、大切だと思った。姫川のリアリティ、そして竹内結子のヴァーチャルが重なって、えもしれない感情が沸き立つ。
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No.33:
(5pt)

面白いね

やや今までと少し雰囲気が違ってきたけど、人間的にはこの姫川玲子の方が魅力があるので良いと思う。テーマは拉致事件ですごく考えさせる内容になっています。
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No.32:
(4pt)

重いテーマ、北朝鮮拉致問題

このレビューを書いている時点で、拉致問題が解決が見えず、43年経過している。
その被害者の関係者が、殺人事件に絡み物語は進行してく。
結末は、物悲しい。かといって、ハッピーエンドはありえない。
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No.31:
(4pt)

やっぱり面白い

やっぱり、姫川シリーズが大好きです、
結婚してても、菊田は、菊田ですね。
今回の、拉致問題もからんでいて、辛かったです。
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No.30:
(5pt)

とても綺麗

思ってたより良かったです。
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No.29:
(5pt)

面白い

興味高
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No.28:
(5pt)

普段と違う展開だけだオススメです

姫川班の再起。そして読んで行くと何故この時期に拉致事件を?と思ったけど、日本の抱える問題で拉致被害者家族の高齢化とか考えると、外交得意と言いつつも北朝鮮の拉致事件については後向き!出来るならトランプ氏になんて思ってる首相に対して北に残された子供達も含め時間ない状況を知らない世代の読者にも知って欲しいと言う気持ちが伝わって。姫川班の話にしては全くストーリー展開も違うけど筆者の気持ちになって読めました。たまには、こう言う問題提起も良いなと。そして普段の姫川班らしいストーリーも期待しています。
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No.27:
(4pt)

次は政治絡みでない話を読みたい

作家としての地位が確立すると、本当に書きたいことや、説教をしたくなる、と言いますが、拉致問題や沖縄など、誉田氏が元々、政治的だったのか、ちょっと疑問ではあります。ただ単に歳とったのかな?

1か月前に読み終わり、レビューを書こうと思って、まとまりのある小説に仕上がっていたという印象は残っていても、拉致問題が事件の軸としか思い出せず・・・そんなに薄い内容だったのか?私の記憶力が悪いのか?少しパラパラと読み返しました。拉致被害者のお父さん、娘の恋人である未来ある若者を道連れにするのはどうかと、少し苛ついたことを思い出しました。

ガンテツが思っていたよりもっと悪であったことを再認識し、そして姫川玲子の新たな男の登場。面白く登場したのに、最後、甘すぎる!ガンテツに喜んで人質にされたような甘さ。さて、では、菊田との絡みはもうないのか?折角、菊田を再登場させたわけですから。相変わらず、人間模様は面白く読ませて頂きました。
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No.26:
(4pt)

勝俣刑事の過去と、そのバックにいる大物政治家が登場

前作の祖師谷二丁目母子三人強盗殺人事件の捜査中に殉職した林に変わり、新たに姫川の上司になった統括主任の日下と共に、新たな事件の解決を目指していく。

今回はメインとなる事件の捜査の被疑者と思われる人物が別件逮捕されているのだが、管轄が違うため協力が得られないうえ、何かキナ臭いものがあり、姫川は独自の捜査を進めていく。そんな危なっかしい姫川を菊田や湯田が心配してフォローするというのもいつも通り。

それとは別に、行方不明になった女子高生を探し続ける男の視点で物語が展開されていく。

本作では、姫川と因縁がある勝俣刑事の過去と、そのバックにいる大物政治家の鴨志田が登場してくるところが目新しかった。

勝俣にとって、姫川は死神、鴨志田は疫病神。この二人が関わりあいになるとどうなっていくのか。

次回作にも期待したい。
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No.25:
(5pt)

姫川玲子シリーズ好き!

このシリーズはやっぱり面白い
テーマがテーマだけに若干、消化不良な感じはする
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No.24:
(5pt)

魂の一部にも思えた神作品でした。

個人的には7冊目・8冊目と2作続けて☆4だった姫川玲子シリーズの、久し振りの☆5以上の神作品……。
簡単に言えば、北朝鮮拉致被害という警察や自衛隊でさえ手が出せない犯罪被害に対して、決死で闘い抜いた者たちの生き様への、共鳴と慟哭と感涙の作品です。
決死の生き様に僕も魂で哭きましたし、被害女子に対して自身のかつての性犯罪被害を重ね合わせ……共感や怒りを表したヒロインの女性刑事・姫川玲子の役割も見事でした。

また、姫川玲子が担当の事件は未解決のままであり、次作への余韻を残す終わり方でしたが、北朝鮮拉致被害の物語としては一応の決着を付けた上でまだまだ謎は続くと楽しませる繋げ方も素晴らしかったです。

著者の犯罪サスペンスシリーズとしてはジウシリーズから繋がる歌舞伎町セブンシリーズがあり、歌舞伎町セブンシリーズは巨悪を陰ながら見事に葬る様が痛快無比の神作品でして、
対する姫川玲子シリーズは、人情的な部分が売りだと思っていましたが、今作品で示されたのも人情=犯罪被害に対するやりきれなさと哀しみと痛みへの共鳴であり、個人的には本当に素晴らしく歌舞伎町セブンシリーズと並ぶ魂の共鳴を覚え、2大シリーズの続編が待ち遠しいです!

また、シリーズのヒロインの姫川玲子が学生時代の性犯罪被害の地獄を女性刑事の励ましによって乗り越え、刑事となりつつも、犯罪者への怒りと憎しみを忘れない様は、僕もかつて性犯罪被害者の婚約者を亡くした者として物凄く感情移入するポイントであり、
今作品のテーマ『北朝鮮拉致被害という、警察や自衛隊でも解決出来ない犯罪被害』という部分に関しても、
性犯罪被害は平成29年に大幅な刑法改正となりましたが、一方でそれ以前の様々なケースに於いて警察へ性犯罪被害届を出しても、個々の刑事の性犯罪感覚と照らし合わせて性犯罪とならなければ、被害届を受理されないという問題がありました。
大幅な刑法改正は素晴らしい事でしたが、以前のように性犯罪感覚に乏しい刑事が担当な故に被害届が受理されない=警察が解決出来ないどころか被害者を言葉で傷付ける悪となるケースが起きないように、きちんと全警察官へ性犯罪に対する教育を行うようになったのか?きちんと教育して欲しいと願うばかりであり、そういう想いも今作品と重なった事から、僕にとっては魂の一部にも思えた神作品でした。

僕が素晴らしいと感じるポイントは、万人に共通するものではありませんが、それでもオススメしたいシリーズです!
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4334791069
No.23:
(5pt)

やっぱり

面白いですね。続編に近いものが出れば、更に深みが増せると思います。
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No.22:
(4pt)

待望の姫川班再結成。それにしても朝鮮人が憎い、許せない

ブルーマーダー事件から日が経ち、姫川班の再結成。
テンポの良さと、待望の姫川班再結成でワクワクする。

だがメンバーとのやり取りは消化不良は否めない。
日下がやたらといい奴になったのは良いが、山内にある闇は一体なんなのか、葉山は結局?、菊田との絡みも中途半端、ガンテツもなんか良いやつ?
題材が北朝鮮とスパイ、朝鮮総連や在日朝鮮人による歴史上最大の残虐な拉致事件であり、今もなお朝鮮への憎しみが収まらない。
本筋とは関係ないものの、日本人はこの問題を一生忘れてはいけないし、今もなお国会議員のなかに反日、反政府志向で拉致被害解決を妨害する極左議員が多い事を許してはいけない。
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No.21:
(4pt)

姫川玲子シリーズはやっぱり面白い。

おぞましいほど凶悪な犯罪は誉田哲也の真骨頂、そしてどんな凶悪な犯罪者にも犯罪を犯すに至る理由がある、姫川玲子は犯罪者の気持ちを理解してしまうところが、危うくて良い。
ノーマンズランド (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ノーマンズランド (光文社文庫)より
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No.20:
(4pt)

ネタバレかも

玲子と菊田との関係もそうなのだが、牧田への想いを個人的に知りたくなるのはちょっと少女趣味かな?
何か事件が解決してるような、してないような。
今作ではガンテツの過去にも触れていて面白い。何か続編を期待させる終わりかた。
日下といい上下関係になりそう。
個人的には早く警部になって欲しいなぁ。
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4334791069
No.19:
(4pt)

予想通り

予想通りに面白い。一気に読み進んでしまいまいした。
いつもですが、2度読み必須です。
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No.18:
(4pt)

面白いんだけどね、

なんかね、「相棒」の劇場版みたいなストーリーだった。
ガンテツの過去は面白かったな。
新キャラの検事さん、北村一輝かなあ。でも、展開が唐突すぎる感じ。菊田、可哀想。
湯田くん、かばん持ちご苦労様!
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No.17:
(4pt)

これぞ警察小説だ❗

実際に私達の知らない処で拉致が行われていたのではと、問題提起がされたかと認識致しました。
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No.16:
(4pt)

姫川玲子シリーズです。

姫川玲子シリーズは、大好きです。でも最初の方程良いですねぇー。
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No.15:
(5pt)

やっぱり姫川シリーズは良い

ストロベリーナイトから読んでる方なら姫川班の人間関係は気になるところ
他の方も書いていましたが菊田と玲子との関係をもう少し引っ張って欲しかった
私には両者は魅かれあっているようにみえますが?
シリーズを通してファンには楽しめる内容でしたがネタバレになるので詳しく書きませんが、なんだ君は?的な人物が出てきます
次回作に期待!!!!!!
ノーマンズランド (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ノーマンズランド (光文社文庫)より
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