月の満ち欠け

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評判

月の満ち欠けの評価:

3.43/5点 レビュー 238件。 A ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 181〜200 10/14ページ
No.85
(5pt)

胸キュンホラ―

時間軸の交錯,登場人物のつながり,うまれかわり,,,頭がもやもやして,薄気味悪い感じのなか,不思議と一気に読み進めました。
終盤,作家と読者の答え合わせ,,,もやもやしたモノが霧が晴れたように消えてゆきました。すっきりした気持ちで迎えた終幕,一気に爽快感におそわれ,それまでの薄気味悪さがうそのように吹っ飛んで,胸がキュンとしました。
が,先輩の自死を非難した竜之介が選んだ顛末。選ばされたのかも,,,なんて考えると,やっぱ怖いな~と。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.84
(5pt)

究極の愛

最初から何かが起こりそうなワクワク感。これは、恋愛小説なのかミステリーかまたはホラーなのか、途中背筋が三回ほど寒くなりながら読み進めました。ですが最後は究極の愛なのかなと思いました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.83
(5pt)

多くの方に読んで頂きたい作品

ラストに涙する、素晴らしい作品です。一気に読みたい作品です。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.82
(5pt)

生まれ変わりの不思議❗

瑠璃という名の女性の生まれ変わりを画く。終盤物語が急展開してストーリーが錯綜して分かりにくくなる。読みにくさを感じた。テーマは大変面白い。AはBの生まれ変わり、BはCの生まれ変わりで、AはBの過去を知り、BはCの過去を知るとしても、だからどうだというのか、それがそれぞれの人生にとってどういう意味を持つのか、もう少し瑠璃の人生を掘り下げて描いてほしかった。不明瞭な読後感が残り、残念だ。単なる不思議な物語で終わらせてはならない小説である。面白さ抜群な小説なので、ぜひこの小説を読み、何が言いたい小説なのか、考えて見てほしい。再考を要する小説である。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.81
(5pt)

多くの方に読んで頂きたい作品

ラストに涙する、素晴らしい作品です。一気に読みたい作品です。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.80
(5pt)

生まれ変わりの不思議❗

瑠璃という名の女性の生まれ変わりを画く。終盤物語が急展開してストーリーが錯綜して分かりにくくなる。読みにくさを感じた。テーマは大変面白い。AはBの生まれ変わり、BはCの生まれ変わりで、AはBの過去を知り、BはCの過去を知るとしても、だからどうだというのか、それがそれぞれの人生にとってどういう意味を持つのか、もう少し瑠璃の人生を掘り下げて描いてほしかった。不明瞭な読後感が残り、残念だ。単なる不思議な物語で終わらせてはならない小説である。面白さ抜群な小説なので、ぜひこの小説を読み、何が言いたい小説なのか、考えて見てほしい。再考を要する小説である。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.79
(5pt)

心揺さぶられました

出会いや愛を運命だと受け止めて生きること。あるいは、運命に従って人を好きになり人生を送るということ。
魂は蘇り、記憶は紡がれていくこと。あるいは、時空を超えて愛情は相互性を保ったまま永らえていくということ。
誰も証明などできないのですが、どこかで私はそのいずれをも信じています。
佐藤正午さんの絶妙な書きぶりが物語の枠を超えて、その気持ちを呼び覚ましてくれました。
ありがとうございます。そして、直木賞受賞おめでとうございます。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.78
(5pt)

「語る=騙る」という技巧を長年駆使して来た作者の円熟味が静かに炸裂した傑作

私が文学界随一の純文学作家であると思っている作者が本作で「直木賞」を獲った事はある種の驚きだったが、まずは喜ばしい事で慶賀の至りである。本作のテーマが大衆文学に近いという判断なのだろうか ? そのテーマとは、題名通り、「『人の生と死』は『月の満ち欠け』(即ち、<輪廻>)の様であって欲しい」という願いである。このテーマのため、全編のヒロインとして"瑠璃"という名前の<生まれ変わり>の能力(?)を持つ女性を用意している。そして、このやや胡散臭い設定に文学的な説得力を与えているのが作者の純文学的技巧である。

まず、瑠璃を事を直接には描かずに、瑠璃と関係があった人々(瑠璃は<生まれ変わり>の能力を持つので当然複数人)の"問わず語り"の集合体として書いて、所謂、多視点物語としている点。更に、関係者の人格は当然異なるので、それに合わせて文体を自在に書き分けている点。加えて、瑠璃が<生まれ変わり>の能力を持つにも関わらず、関係者を全て現代という同時代に設定している点。これによって、<輪廻>の因果が益々強くなる事は言うまでもない。特に、関係者同士の回想・確執が交錯する辺りは読み応え充分であった。更に、上で多視点物語と書いたが、これによって、本作が(語り手の)関係者自身の物語ともなっている点も見逃せない。関係者達の人生の挫折や成功も巧みに描かれており、「月の満ち欠け」、という題名が、こうした人生における浮沈のメタファーとなっている点にも感心した。正確には掴みかねたが、「記憶と現実との乖離・一致」のメタファーともなっている様である。

ラスト近くで、小山内という関係者に訪れるエピソードはファンタスティックで瑞々しいと同時に、人生の機微を感じさせる。このエピソードで本作に妙な現実感を与えている点にも感心した。「語る=騙る」という技巧を長年駆使して来た作者の円熟味が静かに炸裂した傑作だと思った。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.77
(5pt)

心揺さぶられました

出会いや愛を運命だと受け止めて生きること。あるいは、運命に従って人を好きになり人生を送るということ。
魂は蘇り、記憶は紡がれていくこと。あるいは、時空を超えて愛情は相互性を保ったまま永らえていくということ。
誰も証明などできないのですが、どこかで私はそのいずれをも信じています。
佐藤正午さんの絶妙な書きぶりが物語の枠を超えて、その気持ちを呼び覚ましてくれました。
ありがとうございます。そして、直木賞受賞おめでとうございます。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.76
(5pt)

「語る=騙る」という技巧を長年駆使して来た作者の円熟味が静かに炸裂した傑作

私が文学界随一の純文学作家であると思っている作者が本作で「直木賞」を獲った事はある種の驚きだったが、まずは喜ばしい事で慶賀の至りである。本作のテーマが大衆文学に近いという判断なのだろうか ? そのテーマとは、題名通り、「『人の生と死』は『月の満ち欠け』(即ち、<輪廻>)の様であって欲しい」という願いである。このテーマのため、全編のヒロインとして"瑠璃"という名前の<生まれ変わり>の能力(?)を持つ女性を用意している。そして、このやや胡散臭い設定に文学的な説得力を与えているのが作者の純文学的技巧である。

まず、瑠璃を事を直接には描かずに、瑠璃と関係があった人々(瑠璃は<生まれ変わり>の能力を持つので当然複数人)の"問わず語り"の集合体として書いて、所謂、多視点物語としている点。更に、関係者の人格は当然異なるので、それに合わせて文体を自在に書き分けている点。加えて、瑠璃が<生まれ変わり>の能力を持つにも関わらず、関係者を全て現代という同時代に設定している点。これによって、<輪廻>の因果が益々強くなる事は言うまでもない。特に、関係者同士の回想・確執が交錯する辺りは読み応え充分であった。更に、上で多視点物語と書いたが、これによって、本作が(語り手の)関係者自身の物語ともなっている点も見逃せない。関係者達の人生の挫折や成功も巧みに描かれており、「月の満ち欠け」、という題名が、こうした人生における浮沈のメタファーとなっている点にも感心した。正確には掴みかねたが、「記憶と現実との乖離・一致」のメタファーともなっている様である。

ラスト近くで、小山内という関係者に訪れるエピソードはファンタスティックで瑞々しいと同時に、人生の機微を感じさせる。このエピソードで本作に妙な現実感を与えている点にも感心した。「語る=騙る」という技巧を長年駆使して来た作者の円熟味が静かに炸裂した傑作だと思った。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.75
(5pt)

淡く切なくて。

読書中も読後もその小説の世界は続き、その余韻に浸っている。
”瑠璃も玻璃も照らせば光る”。
切ない想い。
奏でる繊細な文章に浸る。
切り口が語る。
戦慄が走る現実の一理。
”君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも”。
幾重にも重なる想い。
ひと時を過ごした記憶は繰り返し現れる。
”月が満ちて欠けるように”
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.74
(5pt)

ええっ!これからどうなる?

いいところで筆を置いていますが、ここからあとのことを考えると、けっこうな地獄です。
 作中に「天国から来たチャンピオン」が出てきますが、これは男性が生まれ変わりそれを理解してもらおうと四苦八苦するお話でした。女性を主人公にして、かなりの時間差と複数転生というひねり技を入れたのが本作というところでしょうか。
 面白かったです。
 直木賞、とっくに取っている作家だと思っていたのですがまだだったのですね。
追記 生まれ変わりものは映画でも小説でもけっこうありますが、最近のものでお手軽なのは「こんにちは刑事ちゃん 」でしょうか。タイムスリップものと同様、どんなドラマチックな舞台設定でも簡単にできてしまうので、酷評されないためには、かえって筆力が必要です。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.73
(5pt)

淡く切なくて。

読書中も読後もその小説の世界は続き、その余韻に浸っている。
”瑠璃も玻璃も照らせば光る”。
切ない想い。
奏でる繊細な文章に浸る。
切り口が語る。
戦慄が走る現実の一理。
”君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも”。
幾重にも重なる想い。
ひと時を過ごした記憶は繰り返し現れる。
”月が満ちて欠けるように”
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.72
(5pt)

ええっ!これからどうなる?

いいところで筆を置いていますが、ここからあとのことを考えると、けっこうな地獄です。
 作中に「天国から来たチャンピオン」が出てきますが、これは男性が生まれ変わりそれを理解してもらおうと四苦八苦するお話でした。女性を主人公にして、かなりの時間差と複数転生というひねり技を入れたのが本作というところでしょうか。
 面白かったです。
 直木賞、とっくに取っている作家だと思っていたのですがまだだったのですね。
追記 生まれ変わりものは映画でも小説でもけっこうありますが、最近のものでお手軽なのは「こんにちは刑事ちゃん 」でしょうか。タイムスリップものと同様、どんなドラマチックな舞台設定でも簡単にできてしまうので、酷評されないためには、かえって筆力が必要です。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.71
(4pt)

繊細な男性視点の物語

唯一気になったのが、男性視点(願望)に読めてしまう?こと。それと1ヶ所、小説的な嘘をついていること。繊細な文章と構成は魅了されました。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.70
(4pt)

繊細な男性視点の物語

唯一気になったのが、男性視点(願望)に読めてしまう?こと。それと1ヶ所、小説的な嘘をついていること。繊細な文章と構成は魅了されました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.69
(4pt)

リインカーネーション

直木賞にふさわしい作品だと感じました。
8月の蒸し暑い夜にゾクゾクしながら一気に読みました。

読んだ後、ふと思い出して松任谷由実のリインカーネーションという曲を聴きました。
かのSSWも作品の発表当時はこういう現象に興味を抱いていたようです。

内容は日本人の死生観と恋愛観に訴える秀逸なストーリーだと思います。
わかりやすい文章でオカルトとファンタジーを感じさせてくれるので多くの読者に支持されそうです。
後半部分ではやや強引な設定が目立つような気もしましたが見事なラストで解消されました。

巻末には著者がインスパイアされた参考文献が紹介されています。
その中に本編にも登場するマスターピースと言えるような重要な研究書があります。
読んでみようかと調べましたが現在は絶版となっているようです。
中古本を探すか図書館で借りるしかなさそうです。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.68
(4pt)

リインカーネーション

直木賞にふさわしい作品だと感じました。
8月の蒸し暑い夜にゾクゾクしながら一気に読みました。

読んだ後、ふと思い出して松任谷由実のリインカーネーションという曲を聴きました。
かのSSWも作品の発表当時はこういう現象に興味を抱いていたようです。

内容は日本人の死生観と恋愛観に訴える秀逸なストーリーだと思います。
わかりやすい文章でオカルトとファンタジーを感じさせてくれるので多くの読者に支持されそうです。
後半部分ではやや強引な設定が目立つような気もしましたが見事なラストで解消されました。

巻末には著者がインスパイアされた参考文献が紹介されています。
その中に本編にも登場するマスターピースと言えるような重要な研究書があります。
読んでみようかと調べましたが現在は絶版となっているようです。
中古本を探すか図書館で借りるしかなさそうです。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.67
(4pt)

面白く読めました

小説として、その文体・構成は素晴らしいと思います。正直、引き込まれて読むことが出来ました。
物語としてよく出来ているなぁ、と偉そうですが、感じました。
他の方のレビューにあるように、生き返りまで至る思いというか、執着というものには、正直ピンときませんでした。
ヒロインに共感出来ないわけではないのですが、少し度合が弱いかなと。
それでも、小説として非常に面白いです。買って損はないです!
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.66
(4pt)

面白く読めました

小説として、その文体・構成は素晴らしいと思います。正直、引き込まれて読むことが出来ました。
物語としてよく出来ているなぁ、と偉そうですが、感じました。
他の方のレビューにあるように、生き返りまで至る思いというか、執着というものには、正直ピンときませんでした。
ヒロインに共感出来ないわけではないのですが、少し度合が弱いかなと。
それでも、小説として非常に面白いです。買って損はないです!
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080