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(短編集)
dele ディーリー
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dele ディーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ドラマとはキャラクターの人格に差があるので別物として読む必要がある。 しかしこの本自体が純粋な小説よりはシナリオ風に書かれているので、どうしてもドラマを意識してしまい違和感を解消できなかった。 | ||||
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お話そのものは、とても面白かった。 現代社会において、データの削除という観点は とても重要な問題だと感じるので。 ただその一方で、主役の祐太郎に対して 感情移入ができず、むしろイライラすることが多かった。 それだけ作者の力によるものだと思うが グダグダでもでもだってだって、ばかりで もう少し大人な子にして欲しかった気もする。 | ||||
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現実的には起こらないようことだが、読んでいて納得する自分がいた。 | ||||
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全5編の連作中編集。「死後、その故人に代わって消したいデータをパソコンやスマホ等から削除する」業務を運営する事務所の所長圭司と所員祐太郎が、様々な境遇の人からの依頼を受け、望む望まずに関わらずその人の過去を探り、哀しく切なくなったり、心暖かくなる物語。 この業務が実際に存在するのかどうか分かりませんが、ニーズは潜在しているのではと思います。一方、読者としては小説の着眼点に惹かれ、想像力を掻き立てられます。消して欲しいデータから、故人の秘密や願いを知ることになり、遺された人がすっきり解決するという話ではありません。当然、業務としては即刻削除することが使命ですが、そこに躊躇いが生じた時に、様々な想いが錯綜するさまを感じることが出来ます。 | ||||
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死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わってひっそりと削除する仕事を請け負う『dele.LIFE』で起こる連作短編集。 所長の坂上圭司と雇われバイトの真柴祐太郎。二人の軽快なやりとりはおもしろかったが、雇われで立場が弱いはずの祐太郎が身勝手な行動をとる場面がたびたびあり、どこか不自然に感じられた。 物語としては、削除するデータを元に依頼者、残された遺族の関係を紐解いて、依頼者の真意を探っていく展開が多かった。これはこれで楽しめたのだが、削除データをめぐってもっと大きなトラブルに巻き込まれたり、データを奪われたりする展開があればもっと物語の幅が広がったと思う。 車イスのケイと妹を病気で亡くしている祐太郎、二人とも過去にそれぞれ傷を抱えているのだが、ケイが車イスの理由やこの仕事を始めたきっかけがまだ明らかになっておらず続編がありそうなので、次回作にも期待したい。 | ||||
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作者のデビュー作からほぼリアルタイムで読んでいる者です。 本多氏の作品を初めて読もうとする方には 残念ながらお勧めできません。以下理由 依頼人の死を前提としたビジネスの話のため 重苦しい雰囲気が全体に漂っており かつ、救いのない人物、行き先のない結末も多いため 読後感すっきりという感じではありません。 各話とも、伏線の張り方、ストーリーの転調ぶりは さすがではありますが、 わたしにとっての本多作品にはめずらしく 再読を躊躇うようなエピソードが過半数でした。 ただし第四話だけは手放しの大絶賛です。 最後には人間を信じてもいいと思えるような幕の引き方、 嬉しいけど滂沱の涙という話です。 という訳で 本多氏にしか書けない話を 本多氏ならではのテイストで書いて欲しい というファンからの勝手な期待をこめて 辛目の採点としました。以上です | ||||
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