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後悔病棟
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後悔病棟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 41~60 3/4ページ
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通勤バスの中で一章づつ読み終えるごとに、また新たな物語が始まり、だけどどこかつながっている物語です。 | ||||
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面白かった。一気に読みました。 あの時、こうしてたらなあって、過去のことありませんか? 人の心が読めたらなっtr思ったことありませんか? 人生を重ねた人が、わかる、わかるって、思わず自分の姿を重ねてしまうストーリーがつまっています。 | ||||
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続編もあればいいのにと思わせる、読み終わってしまうのが寂しくなる本でした。 | ||||
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身につまされるエピソードの連続であきません。読後感が爽やか。 | ||||
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病院の相談員として勤務をしています。自分が患者さん・家族にどうみられているのか、自分の発言がを相手がどう受け止めているのか日々葛藤しています。人のこれまでの人生・思いに寄り添うことはたやすいことではありませんが、その貴重な時間をともに過ごせることにやりがいを感じています。自分の言動を再度振り返り、見つめなおすきっかけになりました。 | ||||
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医師の立場、患者の立場、それぞれの視点に立つことで、 考えさせられる1冊であり、面白い本だった。 余命いくばくもない人と接することは医師でなくてもあることだ。 そのとき大切なのはその人の心に寄り添うことなのだと感じた。 また「もし~だったら」と考えることは誰しもあることで、 不思議な聴診器は人生の分岐点となったところを見せてくれる。 もう一つの人生を見た時に、今の良さも見えてくるという話が展開されていた。 人生なるようにしかならない、だから今があると感じさせられた。 | ||||
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きれいすぎず、汚すぎず、フラットに医師を描いているところが好きです。 本当にこんな医師とその仲間、患者さんがすぐ横にいそうな気がする、そんな感じ。 「後悔病棟」と衝撃的な題名ですが、読み終わると、心がちょっと温まっていました。 | ||||
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作者は素材 ネタは良いものをつかんできます。展開も途中まではなかなかの面白さ。しかし、最後の最後でネタの存在を手放してしまう雑な仕上がりに毎度なっています。別作品「避難所」でも最後の最後で雑に終わらせてしまう。この傾向がこの作者の特徴です。 | ||||
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このお話、気に入りました。 勉強して勉強して、家庭の事情から母の意地や見栄まで背負って努力して女医になった主人公なのに、患者の気持ちがわからず、患者を怒らせ評判も落としている。 しかし、気落ちした人寂しい中庭でのランチ中に拾った聴診器、これは患者の心が分かり、また患者が過去に遡って実現したかったことを実現するとどうなるか…ということまでシミュレーションできる機能まであった! それを手にした主人公と患者の姿がオムニバス形式で出て来るし、最後に気になる同僚医者との関係の展開までも、とってもよい! 頭は良いのに、そして、医師なんて知的な職業の最たるものなのに、こういう空気読めない人っているだろうなー、というのと、 聴診器を使って子ころをかよわせていくすがたなどもよかった | ||||
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人生の心残りがないように生きるようと改めて思います。 ただ人の心を聞ける架空の道具無しで人生を描いて欲しかった。 | ||||
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患者を傷つけるような発言を無意識にしてしまうような女医が主人公。 末期のがん患者を診ている。 ある日、病院の中庭で患者の心の声を聞くことができる不思議な聴診器を拾う。 末期のがん患者の後悔の声は様々。 不思議なことに心に浮かんだ扉を開くと後悔している事柄をやり直すこともできる。 つまり「あの時こうしていたら」とか「こうしていれば」といった「たら・れば」を過去に戻ってやり直すことができるというもの。 内容はSFっぽいものではあるが、人生の後悔を思い起こして考えさせられるといったテーマが根底にあり結構感慨深い作品であった。 4編に登場する患者の後悔している内容は区々であるが、みな逝く際には穏やかな気持ちになっているのが、読んでいて気持ち良い。 人生で後悔していることを自分自身に当てはめて考えると、読中も様々な想いが浮かんできて途中で本を閉じて考え込むようなこともあって、読了に時間を要したが、本来私があまり好きではないSFっぽい作品ながらもとても良い作品であると思う。 | ||||
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余命がわずかな患者が人生で後悔している選択をやり直せるとしたら? 過去への扉を開く秘密の聴診器の力で、人生をやり直した患者たちの人生は、果たして現在にどのような影響を与えるのか。 誰しも死ぬ前に、あのときああしていればどうなっていただろうと考えることがあると思う。 それが家族、結婚、友人など人生において重要な局面で過去をやり直した4つの短編集として描かれていて読みやすかった。特に、3章のmarriageは相反する二人の患者の過去を双方の側面から展開されていておもしろかった。 過去をやり直しても必ずしもよい方向にいくとはかぎらない。それよりも、今の自分の選択も悪くなかったと思って安らかに最後を迎えることも大切だという考え方には非常に共感できた。 エピローグでは、ルミ子と父親、そして岩清水先生との関係が描かれているが、ほっこりとする内容になっていて、読後感がよかった。 | ||||
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最近ハマって読んでいる垣谷 美雨さん 誰もが、あの時ああしていたら、こうしていればの 「タラレバ」はあると思います。 まして死期が近づいている人であれば尚更の事 人生の節目節目での心残り、後悔は存在します。 この作品では人生をやり直せる不思議な聴診器が登場します。 一見、ファンタジー小説の様でありながら、自分が選択しなかった方の道を疑似体験出来 そして自分自身が選んだ道で良かったんだと素直に思わせてくれるヒューマンドラマの様な物語です。 それぞれの患者の人生と共に空気が読めなかった医師、早坂ルミ子が 前を向いて進んで行ける様な前向きな内容となっていて読後感も良かったです。 自分自身も過去に選んだ選択を振り返り、又日々の「タラレバ」を考える時 結局その時に選んだ道で正解だったんだろうと思わせてくれる1冊です。 巻末のよしだのぶこさんの「解説」もとても良かったです。 | ||||
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発想的には良いと思いましたが、本を読んで為になる事が見つからなかったかな! | ||||
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あの時 ああしなかったらこんなことにはならなかったのに 別の選択をしていたら、どうなっていたか そんな話はこれまでにも繰り返されていた。 なのに話に引き込まれ一気に読めた 話の流れ 展開が気持ちよい | ||||
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初めて垣谷さんの本を読みました。大切な誰かを思い後悔している患者さんに、不器用だけど寄り添っていく医師ルミ子がとてもいい。最後に後輩にバトンタッチするところも素敵です。 | ||||
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余命が限られたときに初めて出てくる本音。いままで思っていても言い出せなかったことの数々。 あの時、こうしていたら、別の人生があったのではないか...人々は死に際して多くの後悔を口にするが、ルミ子はある特別な方法でその思いに一つの解を与えてくれる。人生、家族、恋愛を考える、ハートウォーミングな作品だった。ルミ子のサイドストーリーも微笑ましい。 | ||||
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末期癌の患者と向き合う女医ルミ子。 人は誰でも人生に後悔する選択があるもので、別の選択をしていたらどうなっていたかを ルミ子の診察で知ることが出来る。 それぞれの患者の過去の後悔を引き込まれるように夢中で読みました。 何だか人生の経験値が上がったような気がします。終わり方も良かったです。清々しい。 小説が苦手だったんですけどね。 最近、垣谷さんの作品が面白くてたまりません! オススメです。 | ||||
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中年の医師です。大学病院で多くのがん患者を診てきました。治療法がない患者さんとどう向き合ってきたか、どのような心のケアをしてきたかを深く考えさせられました。どんな道を進んでいただけば良いか、きっと結論はでません。できるだけ患者さんの気持ちに触れそれを知ることの大切さをこの本が教えてくれました。今後の診療に大いに参考になりました。多くの人に読んで欲しい一冊です。 | ||||
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死に逝く人の複雑な思いと、この世に残され生きていく人のその後。 垣谷さんの本を通して人の心を慮る事を学ばせていただいてます。 読後感抜群です。 | ||||
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