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小太郎の左腕
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小太郎の左腕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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和田竜の第三作。ついこの前まで、小学館から出ている『STORY BOX』という文庫サイズの月刊の文芸誌に連載されていたもの。 今回も前二作と同様、舞台は戦国時代。ただ、前二作と違うのは実在の人物ではないところ。 戸沢家の家臣、林半右衛門が鉄砲の名手である少年、小太郎を見出すところから話は始まる。 相変わらず、筋は真っすぐであっという間に読み終えてしまうが、今回は、後半にひねりがあって、前二作よりも面白い。 また、彼の描く男たちの武者振りは、男の自分が読んでも惚れてしまいそう。魅力的な登場人物だ。 次作が待てない。 | ||||
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登場人物一人一人の気持ちや思いが伝わってくる作品です。 3作とも読んで感じるのは、男の生き様、友情といったもの? 女の私には、わかり兼ねる世界なのですが、戦国武将のキザ過ぎるくらいのかっこよさったら! 歴史小説を読むことが皆無だった私が、『のぼう』にはまり、 『忍び』に入り込み、ついには『小太郎』にのめりこんでしまいました。 3作に共通しているのは、哀愁、なんともやりきれない切なさ・・・ この『小太郎』が最もそんな気持ちを感じる作品のように思います。 会社へ向かう電車の中では、あまりの切なさに涙がでてきて、くしゃみをしてごまかし、 帰りの電車の中では没頭しすぎて、降りるべき駅をふた駅も降り過ごしたのは 紛れもない事実です。 一人静かに、寝床で読むのもオツかもしれません。 是非、一読を! | ||||
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まだ著者の小説を読んだことの無い方の為に言っておくと、著者の作品は歴史小説ではなく歴史を舞台にしたエンターテインメント小説です。 小説を読むというより一本の映画を観るといった感じで読みやすくもあるので、小説を普段読まない方にもおすすめできます。 力強く魅力的な登場人物に、巧みなストーリー展開、今作もそういった著者の魅力が溢れた内容になっています。 個人的には前作の忍びの国の方が好みではありますが、この小太郎の左腕も非常に楽しく読めました。 栄光、愛情、友情、憎しみ、挫折…そして成長。こういう人間として普遍なテーマを嫌味なく感じさせてくれる素晴らしい小説です。 | ||||
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発売日に購入して一気に読みました。和田さんの本は3冊とも読みましたが、あどけないんだけどスゴい人物と清々しく猛々しい人物の魅力で登場人物や読者を引き付けるのが上手な作家さんだなあと思いました。これまでの2作に負けないくらい面白かったです。 | ||||
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