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小太郎の左腕
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小太郎の左腕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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相変わらずあっさり読めてそれなりに面白い。が、この作品は海賊、のぼう、忍者と読んできた中で一番あっさりしてたなー。 | ||||
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図書館で借りました。和田竜作品初読です。 3時間程度で読了、って感じでしょうか。 悪い意味で重厚感が薄く、良い意味で読みやすい。 中高生向きな感じ。40のおっさんには軽すぎる。 まぁまぁ面白かったけど、文庫750円払って半日~1日潰せればまぁ納得。 って感じなんじゃないですかね? 私は図書館で借りたので文句をいう筋合いは無いかもですが、 古本で300円程度で購入して電車旅のお供にするぐらいがちょうど良い。 十分楽しめて読み終わったら捨てるのも惜しくない。そんな作品。 | ||||
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ストーリー自体は非常に面白く、 文章も読みやすいので軽快にページをめくれます。 が、ハッピーエンド希望の甘ったれなので 個人的には結末でテンション下がりました。 | ||||
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登場人物がわかりやすく、文章も読みやすい。 世間からずれてるが射撃の腕は天才的な少年が、大人の都合で 世に出て翻弄されるというストーリーも単純明快。 どこかでこんな展開みたことあるなと思いつつ、その期待を裏切らないので 読んでいてストレスはありません。 一日あれば十分読みきれるので気分転換に最適です。 | ||||
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本作の主要登場人物の設定はブリーチにいてもおかしくないくらいに濃い。 当時の人物像に脚色を加えた印象をうけてしまい、その結果少しくどいかなと感じた。 しかしその極端なまでの人物設定によって話に躍動感があって楽しめた。半衛門と喜兵衛のやり取りなどは戦国無双のワンシーンのようだった。 一つ不満としては半衛門の葛藤、諦念が一瞬でふっきれたかのような描写が単純すぎる印象をうけた。少なくとも小太郎の言葉で気付き、多少なりとも悩んでいただかないと。人の心はそんなシンプルに変わらないと思うので。 | ||||
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読み進むにつれてどんどん粗い描写になりそのくせ、物語にスピードが出て行きます。 半右衛門の性格が余りにも武者すぎることと、小太郎の余りの感性の鈍さ。 ここまで設定を両極端にしなくても良かったのでは? | ||||
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の文庫化.なお,巻末情報によると,加筆・改稿が行われているとのことです. 序盤は,タイトルやカバーに映る小太郎少年と,その左腕の存在をチラチラと匂わせる程度で, 僅かながらにのぞき見えた少年の素性,そしてここからの成長への期待が先への期待を煽ります. ところが,以降も登場はおろか,話題に挙がることすら少なく,大半は一人の武将とその好敵手, そして彼らを取り巻く戦国時代の戦の話ばかりが続き,ようやく少年が『目覚めた』かと思いきや, またすぐに引っ込んでしまうという,何ともスッキリしない流れを繰り返して物語は進んでいきます. 結局,最後までこの様子が変わることはなく,中盤以降になるともう少し登場も増えはするものの, 直接的に物語や時代に関わるというのではなく,存在が周りに影響を与えるという立ち位置のようで, このあたりは,冒頭からの気の持たせぶりや,タイトルなどからすると,少しばかり期待外れの感も…. とはいえ,好まざるままにこのような役割を与えられ,周りに翻弄されながら生きる様子は痛々しく, 『望んだもの』は手に入れたものの,失った数々を思えばこれまた何とも言いがたい切なさが残ります. また,武将二人の敵味方を超えた関係は気持ちがよく,そのやり取りには胸がアツくなるものがあります. 小太郎少年の扱いは気になりますが,それ以外はテンポもよく,まずまず楽しめるのではないでしょうか. | ||||
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和田竜さんの作品、「のぼうの城」「忍びの国」の次に読みました。 率直な感想はおもしろいけど、前2作に比べると落ちるかな。 小太郎の人物設定にあまり必然性を感じませんでした。 年齢、身長、おつむが足りないところ、左利き、別にあえてそうじゃなくてもって思う設定でした。 小太郎がだまされ、傷つき、悩むところを描いて、小太郎にもっと魅力を与えても良かったかなと思います。 | ||||
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「小太郎」に関する細かい設定のほとんどに、必然性が全く感じられません。 年齢、体格、人格、才能、言動、人間関係といった、「小太郎」を形作る要素のどこを見ても、「この物語の中で、彼がこういう人間として描かれなければならない」理由が見当たらないですし、あったとしてもそこには説得力が伴わない。 ゆえに、彼の人物像が「中途半端に面白そうな設定を組み合わせているだけ」の薄っぺらいものにしか思えず、そしてそれは、彼をキーパーソンとする物語全体をも同じ状態に貶めているのではないか、とさえ思えてしまうのです。 一方で、戦国の世の戦のあり方を一変させかねないほどの天才的な「狙撃手」、というアイデアはとても興味深かったですし、銃の扱い方や狙撃シーンなどの描き方も面白かった。 相変わらず読みやすい文章であることも好感です。 以上をふまえて、私からの評価は☆3つ。 | ||||
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もうちょっと長いハナシにする予定だったのかな?と。 個人的には、図書がもうちょっと絡んで欲しかったかなぁ・・・。 最初の方、三十との描写は結構書き込んであったのにね。 あと、要蔵がなんでそこまで小太郎を隠さなきゃいけなかったのか、とか。 細かいところもスッキリ!な感じは、前作・前々作のがよいかもですが、 魅力的なキャラクターや、人の心の動きに沿ったストーリー展開は、前作同様 一気に楽しめました。 面白かったです。 | ||||
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「時代劇のマカロニウェスタン」の評は言いえて妙と思いました。確かに和田氏の作品の売りはそこにあるような気がします。非常にヴィジュアル的な作風で、読みながら同時に映像化できてしまうのも氏の作品のお約束です。内容は「武辺を生きがいにする男の宿命もの」と言える内容で、映画化するとしたら是非ジョン・ウー氏に監督をお願いしたい。きっと男が泣ける作品になること請け合いと思います。 | ||||
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人物、舞台、ストーリー、すべてがドラマ的、マンガ的とはいえ、 エンターテイメントとして面白い作品だと思います。 ただ、どうしても小太郎の精神的な成長にかかわる、 原因と結果、時間感覚が無理やりな感じが否めません。 あまりに外的要因に依拠しすぎているのです。 これではただの天賦の才という武器を、 大人や権力がどう利用したかだけの話に見てしまいました。 | ||||
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前作の「忍びの国」の圧倒的なスピード感やドラマ性に比べると 少し見劣りするかもしれませんが、「のぼう」→「忍び」に続く 戦国エンターテイメント作品に嘘いつわりはないと思います。 単に好みの問題なんでしょうね。 主人公の小太郎の腕前のすごさや、半右衛門と喜兵衛の男同士・ 武将同士の潔さはよくイメージできて読んでいてスカッとしました。 本当にこの作者は戦国時代を描くのがうまいですね。 純粋な歴史小説とは違うけれど、同じ時代背景の歴史小説でも ここまで爽快感があって、面白いものは少ないんじゃないでしょうか? ダメダメ?武将→伊賀の無敵忍者→凄腕雑賀衆と来て、 次は何をテーマにするんでしょう?楽しみです。 | ||||
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「この野郎」 玄太は飛び込んだ勢いのまま、忍び装束の男に突進した。 「餓鬼か」 萬翠はにやりと笑うと、残った右手で抜刀しようとした。が、その時 「じい」 と小太郎が抱きついてきた。大柄で力の強い小太郎に、しっかりと抱きつかれた萬翠は、身動きがとれなかった。 「おいおい、そりゃねえだろ」 そう眉を顰める萬翠に、体ごとぶつかりっていった玄太は、その脇腹を深々と刺した。 の方が、良かったと思います。 | ||||
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戦国歴史ものを読むのが初めてだからか、新鮮だった。 戦国の武辺者と呼ばれた人達の、現代では考えられないだろう、武の美学探究とでもいうか、面白かった。 戦の描写も壮大で映像としてイメージ出来た。 小太郎が火縄銃を撃つときの描写は格好良くて好きだ。 だが、登場人物達の心情をもっと書いてほしかった。登場人物達は個々に特色が濃く良かった、だから、そこだけが物足りない。特に小太郎と図書について。もっと彼ら内に秘めたる思いを知りたかった。 エンターテイメントとしては充分に面白かったです。 | ||||
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むぅ。面白い、面白いけど、、、。もったいないと感じる作品でした。 上下巻で左構えの銃を手にするまでと棄てるまで、分けたほうがよかったのでは。 中盤までは一気に、終盤はあれ?もうおしまい。といった思いです。 小太郎が左構えの銃を手にする瞬間は頭にイメージが湧いてかっこいいと感じたのに、友を得て失うに涙誘われるのに。 もう少し長く読みたかったと感じました。小太郎の内面をもっと読みたかったです。 | ||||
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