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小太郎の左腕
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小太郎の左腕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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和田竜さんの作品全部大好きです。 口うるさい説明にもはまります。笑 最初に読んだ時は「しつこいなぁ」と感じましたが、数ページで自分に馴染みました。逆にこれがないと物足りないし、仲良しの語り部のおじさんのしつこい時代背景を聞いてる心地良さ。 小説はたくさん読んでいますが、わたしのナンバーワンは和田さんの「村上海賊の娘」。何度も読み直しています。 小太郎の左腕も大満足の和田作品!もっとたくさん書いて欲しいなぁと思います。 | ||||
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中古で10円以下で購入(送料別) 小学生の頃に読んだのぼうの城、村上海賊の娘 忍びの国に続き、数年ぶりにずっと探していた小太郎の左腕を見つけ購入し嬉しい限りです。 中古ですが、読む分には全く問題ありません。 | ||||
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面白かったです。最高 | ||||
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『のぼうの城』がとても良かった和田 竜さんの戦国ものの作品なのでとても期待を込めて読みました。 戦国時代の真っ只中、あまりにもまっすぐ過ぎる武将である林半右衛門とお互い敵国ながら信頼して解り合えている武将花房喜兵衛との戦の中に、子供ながら銃の名手である小太郎を半右衛門が巻き込んでしまいます。 圧倒的な兵力を持つ喜兵衛の軍勢に、追い込まれた半右衛門がとった最後の一手が小太郎でしたが、小太郎に共に戦うようにし向けるために取った自分の行動が最後まで自分自身が許せないようです。 そして巻き込んでしまったことを悔い続ける半右衛門ですが、最後にその半右衛門の気持ちを汲んだ喜兵衛が応えた行動に、ぐっとくるところがありました。 騙し騙されるような戦国時代のなかであまりにも一本気な半右衛門ですが、もう少し優柔不断になってもいいのではないかと思いました。 | ||||
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実に素晴らしい作品でした。この一言に尽きます。 | ||||
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本作家シリーズ、常に?の腑に落ちなさを抱かせながら、最後の最後でビシッと決める。大した器量である。 | ||||
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雑賀鉄砲衆をテーマにした物語は少なく、この本はフィクションですが、フィクションなりに謎多き雑賀衆を表した素晴らしい本でした。 ただ、最後の解説者の書評が最悪でした。 現代のテロだの大量破壊兵器だの、持論を展開しすぎてがっかり。 せっかくの良本をしらけさせるような解説はしないでほしいと思いました。 | ||||
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戦国時代や幕末など、男の生きざまを描いた作品が大好きですが、なかなかいい本に巡り合えないのが悩みでした。作者の本は私にとって2作目ですが、この本も本当によかったです。参考文献などが作中に一切書かれていなかったので、フィクションなのかな。だとしたらかなり上手ですね。登場人物、不器用というか、わざわざそんなことしなくてもと思うのですが、そのまっすぐさが好きです。でも、好きな人と理解できないって人に分かれる気はします。私は好きですが。戦国時代の本を数を結構読んでいる人にはおすすめだけど、これが初めてって人は少し時代背景やこの時代の価値観が理解しづらいかもしれない。 | ||||
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この作品には他の作品と比べ爽快感や納得させられるものがないかもしれない。一冊に収めるという制約の中で心理描写や現実性が失われているかもしれない。 だが、この本には和田竜の考える戦の世界に生きる人間の哲学がこれでもかというほど詰め込まれている。 半右衛門の非情な決断、土壇場での覚醒、小太郎の決心。 この作品を読んでから他の作品を是非読んでみてほしい。脇役にも思いをめぐらすことが出来るはずだ。 | ||||
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和田竜さん最高ですよ。すっかりはまってしまいました。村上水軍の娘を読み終えて次を読みたくて直ぐに購入しました。ただ、ページが二枚程度接着されていて、ページをめくりにくかったですね。 | ||||
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『のぼうの城(上)(下)』〔小学館文庫〕以来の和田竜作品。 またしても和田竜ワールド的歴史エンターテインメントを存分に満喫させていただきました。 和田竜作品は兎にも角にもキャラがいいですね。 何はともあれ、林半右衛門の漢(おとこ)っぷり、武者っぷりが気持ち良すぎるくらい気持ちよい。 これに対する花房喜兵衛もなかなか。 ヒール役の戸沢図書の半右衛門との対照性。 三十郎の引き立てっぷり。 玄太の親孝行と友情。 そして、要蔵の孫への愛情と小太郎の真っすぐさ。 すべてのキャラがそれぞれのポジションで生き生きと活躍し、葛藤し、成長する。 すべてのキャラが輝いています。 背景描写も良いですね。 『のぼうの城』もそうでしたが、戦国時代の社会的環境や当時の人々(武士に限らず)の生活感など、読んでいるうちにその時代に溶け込めるような臨場感・VR感が心地よい。 時代小説、特に戦国時代のものは、ともすれば合戦や名だたる武将たちに焦点が当てられがちです。 ただ、名だたる戦国武将は目立つ一方で、実際に鉄砲を撃ち、弓を弾き、槍をぶつけ合った主体は足軽などの一兵卒たち。その姿が何千・何万と折り重なることで大きな合戦が構成されている。 普段は農業等に精を出し、いざ戦となれば武具を纏って戦場にはせ参じる。 それぞれに家族や日常生活もあったことでしょう。 そんな姿が見える歴史小説は、とてもとても臨場感があって大好きです。 本作では、当時の鉄砲(種子島)の構造や使用法、槍や弓での戦法など、詳細に描写されています。 これらも、臨場感を増してくれる、とっても有難い描写です。 時間を忘れて一気に読了した本作。 その勢いに乗じて、まだ読んでいない『忍びの国』と『村上海賊の娘』をすぐさま購入し、我が書棚の一員となりました。 楽しい楽しい和田竜ワールドの作品たち。 ごく近い将来の、自分へのご褒美に「とっておき」です。 | ||||
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物語の視点がいいですね。とても読みやすいし、いい買い物をしました。 | ||||
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和田竜作品の面白いところは、とにかく圧倒的なスピード感だと思う。 従来の歴史小説がじっくりと時代背景や状況設定について書き込んでくるところを、とても映像的な描写で、さくさくと読ませてくれる。 既存の歴史小説ファンには眉唾ものかもしれないが、エンタテインメント小説としては、むしろファン層は広いだろう。 忍者ものだから暗く重い世界ではあるのだが、とにかく一気に読ませてもらった。 | ||||
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和田さんの作品に、最近めぐり合い、はまっています。 この作品は、どれにも共通する『ワクワク』があり、殺伐としたものばかりではない戦国時代を描いてくれており 楽しませてくれます。 | ||||
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和田さんの作品はどれも 終わった後に切なさが残ります。 とくに この作品は 切ない!切なすぎる。 不器用なまでの男の気持ちの伝え方。 | ||||
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「のぼうの城」「忍びの国」に次ぐ、和田竜作品3作目(小学館としては2作目) 「小太郎の左腕」とのタイトルから、当然主人公は小太郎かと思いきや、 果たして小太郎は脇役であった。主役は、戸沢家の武功者・林半右衛門である。 また、半右衛門のライバル・児玉家の花房喜兵衛の存在も大きい。 織田信長も台頭していない(本文中には信長23歳とある)1556年の西国が舞台。 (備後だから、尼子領あたりでしょうか?まぁそれはどうでも良い事で) とある田舎の勢力争い中に、スポットライトを浴びることになってしまった、 心優しい…優しすぎる少年・小太郎。 種子島(火縄銃)の腕前が超人的であったため、小太郎はこの戦国時代の勢力争いに 関わることになってしまった。 その腕前は、ゴルゴ13を凌ぐ凄さから、いかにもエンターテインメント的と言える。 まさに”神”である。 時代小説がお好きな貴兄には、かなりの軽いタッチに感じられるだろうが、 単純に読みやすい小説と言えば、悪くない。 のぼうの城と比べれば、物足りなさは感じるが、歴史+エンタメと割り切って、 一読されるのも良いでしょう。 | ||||
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物語の中で繰り返し作者は、こう述べる。 「この時代の男たちは皆そうだった」。 「この時代」とは16世紀後半、日本の戦国時代である。 鉄砲がまだ「種子島」と呼ばれる火縄銃だった時代。 侍の大将同士が正々堂々と馬を駆って一騎打ちしていた時代。 無論「古き良き時代は素晴らしかった」ということはない。 戦争は常に悲惨なものであるし、卑怯者も、無慈悲な殿様も、一方的な虐殺もあったに違いない。 それでも作者は、この時代の男たちが精一杯に生きる姿をロマンを持って描ききる。 このファンタジーはしかし、解説によれば「最新の歴史考証」に基づいた作品なのだそうだ。 (ちなみに、決して先に解説を読まないよ〜に) ああ、小説の内容について書くの忘れた! ネタバレないように2つだけ書いておくと……。 ・小太郎は「ニュータイプ」。 ・デビュー作『のぼうの城』の爽快感はないが、それを上回る圧倒的な迫力。 読者の予想(期待)を裏切る、しかしこの結末しかありえない、見事な小説。 この物語の魅力を、ある作品のラストから借りてレビューを終えたい。 「なんと気持ちのいい連中だろう」 | ||||
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一気に読んでしまいました。それだけ面白かったということですが、読みやすくわかりやすい文章であったということでしょう。いいかえればマンガチックのエンターテインメント、歴史小説というより時代劇娯楽小説というべき作品という印象です。マンガ原作の映画やドラマは、その展開やセリフからすぐに「マンガ」が感じられるのですが、この作品は原作ながら「マンガ」が強く感じられます。でも、そのことがこの作品のウリともいえるもので、私は好きです。何と言っても「半右衛門」のキャラが魅力あるもので、メインは「半右衛門」でしょう。「小太郎」の人物描写をおさえたことで「半右衛門」の戦国武士としての男気への共感度が高まっています。「坊、坊」、「坊って呼ぶな」、いいですね。 | ||||
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読みづらい。読みづらいがおもしろくて、すいすい読めないが、まあおもしろくて、 | ||||
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自分の中のルールを守ることに、命をかける男の話。 熱い。 | ||||
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