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小太郎の左腕
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小太郎の左腕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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ストーリー自体は非常に面白く、 文章も読みやすいので軽快にページをめくれます。 が、ハッピーエンド希望の甘ったれなので 個人的には結末でテンション下がりました。 | ||||
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活き活きと登場人物が走る「のぼうの城」や「忍びの国」に対して、 この作品はどこか拍子抜けしてしまった。 著者の作品に共通する(と私が感ずる)、弱者(間抜けや変わり者)に対する 世間の冷笑、蔑みを痛快に批判するというテーマは変わらないが、 のぼうの城で見せた心が震えるような場面はあまりなかった。 | ||||
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和田さんの作品はどれも 終わった後に切なさが残ります。 とくに この作品は 切ない!切なすぎる。 不器用なまでの男の気持ちの伝え方。 | ||||
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「のぼうの城」「忍びの国」に次ぐ、和田竜作品3作目(小学館としては2作目) 「小太郎の左腕」とのタイトルから、当然主人公は小太郎かと思いきや、 果たして小太郎は脇役であった。主役は、戸沢家の武功者・林半右衛門である。 また、半右衛門のライバル・児玉家の花房喜兵衛の存在も大きい。 織田信長も台頭していない(本文中には信長23歳とある)1556年の西国が舞台。 (備後だから、尼子領あたりでしょうか?まぁそれはどうでも良い事で) とある田舎の勢力争い中に、スポットライトを浴びることになってしまった、 心優しい…優しすぎる少年・小太郎。 種子島(火縄銃)の腕前が超人的であったため、小太郎はこの戦国時代の勢力争いに 関わることになってしまった。 その腕前は、ゴルゴ13を凌ぐ凄さから、いかにもエンターテインメント的と言える。 まさに”神”である。 時代小説がお好きな貴兄には、かなりの軽いタッチに感じられるだろうが、 単純に読みやすい小説と言えば、悪くない。 のぼうの城と比べれば、物足りなさは感じるが、歴史+エンタメと割り切って、 一読されるのも良いでしょう。 | ||||
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物語の中で繰り返し作者は、こう述べる。 「この時代の男たちは皆そうだった」。 「この時代」とは16世紀後半、日本の戦国時代である。 鉄砲がまだ「種子島」と呼ばれる火縄銃だった時代。 侍の大将同士が正々堂々と馬を駆って一騎打ちしていた時代。 無論「古き良き時代は素晴らしかった」ということはない。 戦争は常に悲惨なものであるし、卑怯者も、無慈悲な殿様も、一方的な虐殺もあったに違いない。 それでも作者は、この時代の男たちが精一杯に生きる姿をロマンを持って描ききる。 このファンタジーはしかし、解説によれば「最新の歴史考証」に基づいた作品なのだそうだ。 (ちなみに、決して先に解説を読まないよ〜に) ああ、小説の内容について書くの忘れた! ネタバレないように2つだけ書いておくと……。 ・小太郎は「ニュータイプ」。 ・デビュー作『のぼうの城』の爽快感はないが、それを上回る圧倒的な迫力。 読者の予想(期待)を裏切る、しかしこの結末しかありえない、見事な小説。 この物語の魅力を、ある作品のラストから借りてレビューを終えたい。 「なんと気持ちのいい連中だろう」 | ||||
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一気に読んでしまいました。それだけ面白かったということですが、読みやすくわかりやすい文章であったということでしょう。いいかえればマンガチックのエンターテインメント、歴史小説というより時代劇娯楽小説というべき作品という印象です。マンガ原作の映画やドラマは、その展開やセリフからすぐに「マンガ」が感じられるのですが、この作品は原作ながら「マンガ」が強く感じられます。でも、そのことがこの作品のウリともいえるもので、私は好きです。何と言っても「半右衛門」のキャラが魅力あるもので、メインは「半右衛門」でしょう。「小太郎」の人物描写をおさえたことで「半右衛門」の戦国武士としての男気への共感度が高まっています。「坊、坊」、「坊って呼ぶな」、いいですね。 | ||||
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読みづらい。読みづらいがおもしろくて、すいすい読めないが、まあおもしろくて、 | ||||
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登場人物がわかりやすく、文章も読みやすい。 世間からずれてるが射撃の腕は天才的な少年が、大人の都合で 世に出て翻弄されるというストーリーも単純明快。 どこかでこんな展開みたことあるなと思いつつ、その期待を裏切らないので 読んでいてストレスはありません。 一日あれば十分読みきれるので気分転換に最適です。 | ||||
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本作の主要登場人物の設定はブリーチにいてもおかしくないくらいに濃い。 当時の人物像に脚色を加えた印象をうけてしまい、その結果少しくどいかなと感じた。 しかしその極端なまでの人物設定によって話に躍動感があって楽しめた。半衛門と喜兵衛のやり取りなどは戦国無双のワンシーンのようだった。 一つ不満としては半衛門の葛藤、諦念が一瞬でふっきれたかのような描写が単純すぎる印象をうけた。少なくとも小太郎の言葉で気付き、多少なりとも悩んでいただかないと。人の心はそんなシンプルに変わらないと思うので。 | ||||
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読み進むにつれてどんどん粗い描写になりそのくせ、物語にスピードが出て行きます。 半右衛門の性格が余りにも武者すぎることと、小太郎の余りの感性の鈍さ。 ここまで設定を両極端にしなくても良かったのでは? | ||||
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の文庫化.なお,巻末情報によると,加筆・改稿が行われているとのことです. 序盤は,タイトルやカバーに映る小太郎少年と,その左腕の存在をチラチラと匂わせる程度で, 僅かながらにのぞき見えた少年の素性,そしてここからの成長への期待が先への期待を煽ります. ところが,以降も登場はおろか,話題に挙がることすら少なく,大半は一人の武将とその好敵手, そして彼らを取り巻く戦国時代の戦の話ばかりが続き,ようやく少年が『目覚めた』かと思いきや, またすぐに引っ込んでしまうという,何ともスッキリしない流れを繰り返して物語は進んでいきます. 結局,最後までこの様子が変わることはなく,中盤以降になるともう少し登場も増えはするものの, 直接的に物語や時代に関わるというのではなく,存在が周りに影響を与えるという立ち位置のようで, このあたりは,冒頭からの気の持たせぶりや,タイトルなどからすると,少しばかり期待外れの感も…. とはいえ,好まざるままにこのような役割を与えられ,周りに翻弄されながら生きる様子は痛々しく, 『望んだもの』は手に入れたものの,失った数々を思えばこれまた何とも言いがたい切なさが残ります. また,武将二人の敵味方を超えた関係は気持ちがよく,そのやり取りには胸がアツくなるものがあります. 小太郎少年の扱いは気になりますが,それ以外はテンポもよく,まずまず楽しめるのではないでしょうか. | ||||
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和田竜さんの作品、「のぼうの城」「忍びの国」の次に読みました。 率直な感想はおもしろいけど、前2作に比べると落ちるかな。 小太郎の人物設定にあまり必然性を感じませんでした。 年齢、身長、おつむが足りないところ、左利き、別にあえてそうじゃなくてもって思う設定でした。 小太郎がだまされ、傷つき、悩むところを描いて、小太郎にもっと魅力を与えても良かったかなと思います。 | ||||
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自分の中のルールを守ることに、命をかける男の話。 熱い。 | ||||
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「のぼうの城」、「忍びの国」に次ぐ作品で、同じようにスラスラと読めて 面白い。 時代小説で左腕というタイトルがついているので、左利きの刀術に優れた者 の話かと思ったが、そうではないところが、個人的には意外性があった。 時代小説によくある武士の美学などが好きな人は、読んでみると良いと思う。 漫画チックに読めてしまう一冊です。 | ||||
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火縄銃の射程距離が4〜50m。 それが、500m以上離れた位置から100発100中というのは ゴルゴを優に超えており、いくら小説とはいえ興をそがれます。 しかし、それ以上に「小太郎」および主要な人物の描写や変化していく 心情の過程が粗雑で物語に入れませんでした。 前半部分は「面白いかな」と思ったのですが・・・。 | ||||
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「小太郎」に関する細かい設定のほとんどに、必然性が全く感じられません。 年齢、体格、人格、才能、言動、人間関係といった、「小太郎」を形作る要素のどこを見ても、「この物語の中で、彼がこういう人間として描かれなければならない」理由が見当たらないですし、あったとしてもそこには説得力が伴わない。 ゆえに、彼の人物像が「中途半端に面白そうな設定を組み合わせているだけ」の薄っぺらいものにしか思えず、そしてそれは、彼をキーパーソンとする物語全体をも同じ状態に貶めているのではないか、とさえ思えてしまうのです。 一方で、戦国の世の戦のあり方を一変させかねないほどの天才的な「狙撃手」、というアイデアはとても興味深かったですし、銃の扱い方や狙撃シーンなどの描き方も面白かった。 相変わらず読みやすい文章であることも好感です。 以上をふまえて、私からの評価は☆3つ。 | ||||
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もうちょっと長いハナシにする予定だったのかな?と。 個人的には、図書がもうちょっと絡んで欲しかったかなぁ・・・。 最初の方、三十との描写は結構書き込んであったのにね。 あと、要蔵がなんでそこまで小太郎を隠さなきゃいけなかったのか、とか。 細かいところもスッキリ!な感じは、前作・前々作のがよいかもですが、 魅力的なキャラクターや、人の心の動きに沿ったストーリー展開は、前作同様 一気に楽しめました。 面白かったです。 | ||||
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戦闘シーンの中の無垢の天才射撃少年。武者たちの価値観に振り回されながらも、たくましく生き抜いていく。 権謀術数、激しい格闘、見どころはたくさんあるが、主人公の価値観が少し現実離れており、また、少年の性格が当時ととしては異質のためあまり感情移入できなかった。 # でも、水準が超えてはいると思います。前2作と比べての少し辛口の評価でした。 | ||||
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う〜ん、ネタばれするので書けないけど アレがアレするかなぁ? って所が、疑問点。 それを払拭しようと、ストーリーを画策するのだけど その辺りから興醒めしてしまった。 | ||||
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のぼうの城は題材が良かったんだと思いました (私は同じ題材の水の城の方が好きでした) 忍びの国もそうでしたが 折角その時代の人物の生き様を描いているのに ここぞという端々で超人的な力に頼った話は エンターテインメントにしても ハリーポッターの様に底が浅く 共感できませんでした うーん 普通に考えても並以下の出来でしょう 是非次は良い題材を見つけて欲しいものです | ||||
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